(歴史)

【日本史11-2】桓武天皇の政治について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説

【日本史】桓武天皇の政治について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説「桓武天皇がしたことについて勉強したい」

このブログ記事は、そんなあなたに向けた記事です。

 

こんにちは。もちおです。

 

本記事では、

桓武天皇の政治

について説明をします。

 

この記事を読むと

  • 桓武天皇の政治についてわかる

 

この記事の信頼性

僕(もちお)は、元社会科教員。

  • 日本史についてそれなりにくわしい。

僕(もちお)は、東大入試で日本史を選択。

  • 日本史についてそれなりにくわしい。

 

※わかりやすくするために、ちょっと崩した表現をすることがあります。(すみません)

 

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桓武天皇の政治

桓武天皇がしたことを、3つ紹介します。

  • 国司の仕事をチェックする制度を作った
  • 調庸を確保するために、それ以外の負担を軽くした
  • 坂上田村麻呂を征夷大将軍に任命した

 

なぜこのような政治を行なったのか?について、説明します。

 

 

律令制度を実行するのは大変だった

クリックすると、このあと説明するところから再生されます。

 

【日本史】桓武天皇の政治について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説

律令国家の支配には、どこにどれだけの人々が住んでいるか?を正確に把握することが必要でしたが、それがむちゃくちゃ大変でした。

 

むちゃくちゃ大変だった理由は、2つおさえておけばOKです。

 

【日本史】桓武天皇の政治について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説

1つ目は、人々が戸籍・計帳に登録された場所から離れちゃったから。

別の良い場所見つけて、そこに住みつくようになったり、負担から逃れるために行方をくらませたりしたんです。

 

特に「負担から逃れるために行方をくらませた」っていうのが大事です。

 

【日本史】桓武天皇の政治について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説
もちお
もちお
負担が結構重かったんですよね。

 

運脚とか最悪だし、兵役は単純にイヤですよね。

それで、逃げ出しちゃう人がいたんです。

 

【日本史】桓武天皇の政治について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説

この、登録された地域(本籍地)から離れることを浮浪・逃亡と言います。

浮浪っていうのは、本籍地とは別の場所で調庸を納めているからまだ良かったんですけど、逃亡っていうのは本当に行方不明になっちゃって調庸を納めてすらないっていう状態だったので、大問題でした。

 

【日本史】桓武天皇の政治について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説

2つ目は、戸籍や計帳の内容が不正確になったから。

 

【日本史】桓武天皇の政治について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説

律令国家では、租は6歳以上の男女が負担しましたが、それ以外の調や庸や兵役などは男性が負担したんですよね。

しかも、年齢によって負担する量に差もあった

 

だから、うまくやれば負担を少なくすることができるわけです。

 

【日本史】桓武天皇の政治について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説

税を集めるための名簿である計帳は、実は、毎年グループのボスである戸主が提出する自己申告書に基づいて作成されていたんです。

 

となると、自分が戸主だったら何を考えますか?

 

もちお
もちお
「どうやったら負担を少しでも少なくできるだろう?」って考えちゃいますよね。

 

で、この時期の名簿を見てみると、不自然に女性の人数が多かったりしたんですw

 

もちお
もちお
どう考えても、負担を逃れるためにわざと女性を多くしているわけですよw

 

【日本史】桓武天皇の政治について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説

こんな感じで、戸籍や計帳を偽ることを偽籍と言います。

 

この偽籍が、だんだんと増えていきました。

うまいことやって、人々は負担を少なくしようとしたわけですね。

 

ちなみに、この偽籍は、戸籍作成の責任者である国司がわざと行うこともあったらしいです。

自分のミス(税を取る量をミスった、とか)を隠したり、税を自分の懐に入れたりするために、名簿をわざとイジったりもしたみたいなんです。

 

もちお
もちお
すごい世界ですよね。

 

 

【日本史】桓武天皇の政治について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説

とにかく、「どこにどれだけの人々が住んでいるか?を正確に把握する」っていう律令国家の支配の大前提が崩れてしまったんです。

国家が土地と人々を支配する「公地公民」の原則の、公民もうまくいかなくなった。

 

 

で、律令国家は対策をしました。

 

【日本史】桓武天皇の政治について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説
  • 国司の仕事をチェックする制度を作った(by桓武天皇)
  • 調庸を確保するために、それ以外の負担を軽くした(by桓武天皇)

 

この2つ目が特に大事です。

 

 

【日本史】桓武天皇の政治について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説

いろいろと負担を軽くしたんですけど、その軽くなった負担の中には、兵役もありました。

なんと、一部の地域をのぞいて兵役をやめちゃったんですよね。

それまでは全国各地に軍団っていう軍隊が置かれていたんですけど、それをやめて、戦いが上手い人を選抜して少数精鋭部隊を作ることにしたみたいです。

 

 

 

 

桓武天皇が対策をしたけど、、

こうやって律令国家は対策をしたんですけど、それでも状況はあまり良くはならず。

 

【日本史】桓武天皇の政治について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説

むしろ、国司が税を集めようとした時に、そこから実力で逃れようとする人々が現れたりもしました。

 

この実力での税逃れは2パターンです。

 

1つ目は、「この土地は皇族や貴族の土地だぞ」っていう方法。

 

国司は皇族や貴族とズブズブの関係になっていたりしたので、「この土地は皇族や貴族の土地だぞ」って言われると、「マジかよ、それじゃ税は取れないわ…」って思っちゃうんです。

 

2つ目は、集団で武装するっていう方法。

 

班田収授法と墾田永年私財法の記事で、うまくいって勢力を拡大していった農民と、そこに取り込まれていった農民がいたっていう話をしました。

この農民たちがみんなで武装して、武力でもって税から逃れようとしたりもしたんです。

 

 

中国のマネをして、あれだけシステムが整えられた律令国家も、だんだんと無法地帯のようになっていくのです。

 

で、律令国家はさらに対策をしました。

 

【日本史】桓武天皇の政治について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説

国司の中のトップの人(受領)に権限を集中させて、「税さえ納めてくれれば、地方をどう支配してもいいよ」とした

 

このように、律令国家は「どこにどれだけの人々が住んでいるか?を正確に把握する」のを諦めて税を集められればそれでOKという方式に転換したんです。

 

 

日本列島全体を支配していたわけではなかった

クリックすると、このあと説明するところから再生されます。

 

【日本史】桓武天皇の政治について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説

当時の律令国家は、まだ日本列島全部を支配しているわけじゃありませんでした。

 

東北地方はまだ律令国家の支配にしたがっていたわけじゃなかったんです。

 

 

【日本史】桓武天皇の政治について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説

東北地方に住んでいて、律令国家の支配に従わなかった人々を、蝦夷(えみし)と言います。

 

この蝦夷を、律令国家はなんとか従わせようとします。

 

でも蝦夷からしたら「なんでオマエらにしたがわなきゃいけないんだよ」って感じだから、抵抗していました。

つまり、東北地方ではバトルが結構起きたんです。

 

 

【日本史】桓武天皇の政治について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説

で、律令国家は、なかなかこの「東北地方を従わせるプロジェクト」を成功させることができていませんでした。

で、律令国家は対策をしました。

 

 

【日本史】桓武天皇の政治について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説

桓武天皇は、797年に坂上田村麻呂っていう人を征夷大将軍っていうのに任命して、大軍を派遣したんです。

(征夷大将軍は、蝦夷を征伐するためのバトルの指揮をとる人っていうことです)

 

 

【日本史】桓武天皇の政治について東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説

で、坂上田村麻呂は当時激しく抵抗していた蝦夷の指導者であるアテルイっていう人を降伏させることに成功。

 

律令国家の支配を北の方へと拡大することができました。

 

 

 

 

まとめ

以上、

桓武天皇の政治

について解説をしました。

 

まとめると、

  • 国司の仕事をチェックする制度を作った
  • 調庸を確保するために、それ以外の負担を軽くした
  • 坂上田村麻呂を征夷大将軍に任命した

となります。

 

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もちおでした。

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