(歴史)

【日本史6】ヤマト政権とは?東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説

【日本史6】ヤマト政権とは?東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説「ヤマト政権って何なの?」

このブログ記事は、そんなあなたに向けた記事です。

 

こんにちは。もちおです。

 

本記事では、

ヤマト政権(大和政権)

について説明をします。

 

この記事を読むと

  • ヤマト政権とは何なのか?についてわかる

 

この記事の信頼性

僕(もちお)は、元社会科教員。

  • 日本史についてそれなりにくわしい。

僕(もちお)は、東大入試で日本史を選択。

  • 日本史についてそれなりにくわしい。

 

※わかりやすくするために、ちょっと崩した表現をすることがあります。(すみません)

 

 

ヤマト政権とは

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ヤマト政権とは?というテーマで話をします。

 

 

ヤマト政権とは?

【日本史6】ヤマト政権とは?東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説

ヤマト政権っていうのは「各地の豪族が結びついて成立した連合体」なんですけど、これだけだとわかりづらいんですよね。

 

もちお
もちお
すごくイメージがしづらい。

 

っていうことで、ヤマト政権のイメージがつかめるようにがんばって説明します。

 

 

まず、人々の生活の様子から考えます。

 

 

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日本に稲作が伝わると、人々が大きな集団で生活するようになって、日本のいろんなところで村ができました。

 

 

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集団で生活をすると、やっぱりリーダーっていうものが必要になりますよね。

で、そのリーダーを中心に、人々は共同作業をしたり意見をまとめたりして生活をしていたわけです。

 

 

その集団(村)は、だんだんと大きくなっていきました。

集団同士で争いが起きて、ある集団が別の集団を吸収したり、集団同士で同盟を結んだり、っていうのを通して、だんだんと集団が大きくなっていくんです。

 

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で、それはやがて、広い地域を支配する国みたいなものになりました。

 

 

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そういう広い地域、国を支配するリーダーのことを豪族って言います。

 

つまり、人々は豪族がリーダーシップをとる集団(国)の中で、農業をしたりしながら生活をしていたっていうことです。

 

そういう国が、日本のあちこちで誕生したんです。

 

 

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で、その国の中で一際強かった国が、近畿地方、今でいう奈良県のヤマト地方(大和地方)にありました。

 

 

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そして、ヤマト地方にあった国のリーダーは、日本のあちこちにある国のリーダー達のボスみたいな存在になったんです。

日本のあちこちに国があるんだけど、その国はヤマト地方の国と手をつなぎあったので、全体として見ると、ヤマト地方の国が日本全体を支配しているように見えた

 

 

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ヤマト地方のリーダーのお墓の形前方後円墳を、各地の豪族(リーダー)がマネするくらい、「オレたちは仲間だぜ」っていう感覚を持っていたっぽいんですね。

 

 

この、ヤマト地方を中心に、各地の豪族が結びついて成立した連合体のことをヤマト政権って呼ぶことにしたんです。

 

人々からすると、「自分は○○国のリーダーのもとで生活をしているんだ」っていう感覚しかなかった気がしますが、そのリーダーは「ヤマト政権の一員だ」って思っていたっていうことです。

 

 

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で、このヤマト政権をまとめているボスのことを、王と言います。

王は5世紀になると大王って呼ばれるようになります。

 

 

まだよくイメージが掴めない、っていう人向けに、例を出します。

 

AKB48っていうグループがありますよね。

今は勢いを失っている感じですごく残念なんですけど、ヤマト政権のイメージをつかむうえで結構役に立ちます。

 

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48グループって、

  • 東京を拠点にするAKB48、
  • 名古屋を拠点にするSKE48、
  • 大阪を拠点にするNMB48、
  • 博多を拠点にするHKT48とか、

いろいろあるわけじゃないですか。

 

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これが国ですよ。

 

で、このグループにはそれぞれリーダーがいるわけです。

 

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昔の話で伝わりづらいかもしれないんですけど、AKB48だったら高橋みなみ、SKE48だったら、、誰だろう。まあ松井珠理奈にしておきます。

NMB48だったら山本彩

HKT48だったら、、これもわからないんでとりあえず指原莉乃にしておきます。

 

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こうやって国が日本のあちこちにあるわけですが、その中で一番強い国がAKB48だった。

ヤマト政権で言うなら、ヤマト地方の国のことですね。

 

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で、AKB48のリーダーである高橋みなみが、この48グループをまとめる総監督、つまり大王になったわけです。

 

それぞれの国、例えばNMB48は、大阪にある1つの国でありながら、48グループの一員でもあるわけです。

 

これがヤマト政権のイメージです。

 

 

 

 

ヤマト政権って何がしたかったの?

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じゃあヤマト政権ってどんなことをしたの?っていう話をしていきます。

ポイントは2つです。

 

【日本史6】ヤマト政権とは?東大卒の元社会科教員がわかりやすく解説
  1. 鉄を入手するために朝鮮半島(伽耶地域)と密接な関係を築こうとした
  2. 渡来人が持っていた高度な技術を取り入れて、国を発展させようとした

 

1つずつ説明します。

 

まず、ヤマト政権は、鉄を手に入れようとしました。

 

朝鮮半島から稲作と金属器が伝わったことで、弥生時代がスタートしたっていう話を前にしました。

 

 

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で、その金属、特に鉄は武器や農具や工具の材料としてすごく便利だった。

 

なので、鉄をたくさん持っているかどうか、っていうのが自分の国の発展に大きく影響するわけです。

 

だから鉄がほしい。

 

ですが、鉄は日本列島内で生産することはできず、主に朝鮮半島から入手するしかなかったんです。

 

 

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というわけで、ヤマト政権は鉄を入手するために朝鮮半島と密接な関係を築こうとしました。

 

ここまでをまとめます。

 

 

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ヤマト政権にとっての課題は「国が崩壊しないようにしたい」っていうことです。

で、国が崩壊しないようにするために、もっと言うと、国を発展させるために、「鉄を入手する」っていう目標を達成したい。

そこでヤマト政権は、「朝鮮半島と密接な関係を築く」っていう方法をとった、っていうことです。

 

 

次に、2つ目の話です。

 

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この頃、4世紀ごろの中国は国が南北に分裂していて、すごく混乱していました(南北朝時代って言います)

で、これも前に話をしましたが、中国はすごく影響力のある国だったんですよ。

 

 

中国皇帝に「国王」として認めてもらうことで自分の国の支配を安定させるために、周辺の国の王はわざわざ中国に使いを送っていたぐらいです。

 

 

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ですが、その中国が南北に分裂して混乱していた。

っていうことで、周辺の地域への影響力が弱まったんですよね。

 

 

で、その影響で、朝鮮半島では次々と国が生まれました。

 

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4世紀の朝鮮半島の状況はこんな感じです。

高句麗、百済、新羅っていう国と、南の方ではたくさんの小さな国が集まる伽耶地域がありました。

 

で、ヤマト政権はこの中の伽耶地域と密接な関係を築いて、鉄を入手しようとしたんです。

日本列島から近いですし、朝鮮半島の南部でちょうど鉄がとれたからです。

 

 

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ですが、北の方にある高句麗っていう国が南へ南へと勢力を拡大しようとしてきたんですよ。

そうすると、朝鮮半島は大混乱。

つまり、中国も朝鮮半島も争いが起きて大混乱した。

 

 

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中国や朝鮮半島の人々は、「死ぬかもしれない」っていうトラブルに直面したっていうことです。

当然、彼らとしては「生きたい」ですよね。

そこで、中国や朝鮮半島の人々は、争いを避けるために日本列島に移住することにしたんです。

 

もちろん全員じゃなく、一部の人です。

 

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が、それなりの人数が日本列島にやってきたらしく、この人々を渡来人って呼んでいます。

 

この渡来人は、いろんな技術を日本列島に伝えてくれました。

 

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須恵器っていうかたい土器や鉄製の農具、漢字(文字)、儒学っていう学問などが日本に伝わったんです。

 

あと、6世紀には仏教も伝わりました。(仏教に関する話はまた今度します。)

 

 

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とにかく、ヤマト政権は、渡来人が持っていた高度な技術を取り入れて、国をますます発展させていったんです。

 

 

いったんここまでをまとめます。

ヤマト政権は、

  1. 鉄を入手するために朝鮮半島(伽耶地域)と密接な関係を築こうとした
  2. 渡来人が持っていた高度な技術を取り入れて、国を発展させようとした

 

 

 

少し話を戻します。

 

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朝鮮半島の北の方にある高句麗っていう国が南へ南へと勢力を拡大しようとしてきたっていう話をしました。

 

そうすると、ヤマト政権としては焦るわけです。

 

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だって、鉄を入手できる伽耶地域が高句麗っていう国に奪われてしまう危機なので。

 

というわけで、ヤマト政権は高句麗のことを快く思わなかった。

 

 

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で、朝鮮半島南部でのヤマト政権を立場を確保しようとしたんです。

421年から478年にかけて、ヤマト政権の王が、中国に使いを送りました。

そうやって使いを送った王が5人いたので、この5人の王を「倭の五王」って呼びます。

 

 

で、倭の五王の中の1人が、こんな手紙を中国皇帝に送ったらしいです。

「私はすごいんです!で、そんな私を高句麗が邪魔をします!私に高い地位を与えてください!」

 

すごいざっくり言っているので、専門家の人が見たら怒りそうですけど、まあこんな感じのことを言ったんです。

つまり、高句麗が危機をもたらすなかで鉄をこれからも安定して入手するために、

ヤマト政権の王は中国に使いを送って、朝鮮半島南部での立場を認めてもらおうとしたっていうことです。

 

 

まとめると、こんな感じ。

 

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ヤマト政権の王が直面した課題は「高句麗の南下によって、鉄が入手できなくなるかもしれない」っていうこと。

達成したい目標は「鉄を安定して入手する」こと。

その目標を達成するために、ヤマト政権の王は「中国に使いを送って、朝鮮半島南部での立場を認めてもらおうとした」。

 

 

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そんなヤマト政権の王は、5世紀にはなんと九州地方から関東・東北地方に至る各地の豪族をしたがわせて、大王って呼ばれるようになっていました。

 

 

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なんでこんなことがわかるかっていうと、埼玉県の土の中から出てきた鉄剣と熊本県の土の中から出てきた鉄刀の両方に「ワカタケル大王」っていう文字が刻まれていたからです。

少なくとも埼玉あたりから九州あたりまで、ヤマト政権の支配が広がったっていうことの現れですよね。

 

 

 

 

まとめ

以上、

ヤマト政権

について解説をしました。

 

まとめると、

  • ヤマト政権は「各地の豪族が結びついて成立した連合体」
  • ヤマト政権は、鉄を入手するために朝鮮半島(伽耶地域)と密接な関係を築こうとした
  • ヤマト政権は、渡来人が持っていた高度な技術を取り入れて、国を発展させようとした

となります。

 

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もちおでした。

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