「光回線の工事費って高いよなあ…なんでそんなに高いの?」
って思っていたんですけど、光回線の工事の様子を実際に見て(手伝って)、「あー、そりゃ高いわ」って納得。
本記事では、「光回線の工事費って高いなあ」って思っている人に向けて
光回線の工事はどんな内容なのか?
について説明をします。
この記事を読むと
- どんな工事が行われるのか?がわかる(僕の経験談)
ソフトバンク光の工事費は24,000円

僕が加入したのはソフトバンク光。
「新規加入で36,000円キャッシュバック」というキャンペーン(しかも条件がゆるい)をやっているエフプレインという会社から申し込みをしました。(他社と比較した感じ、僕にとってここが一番良かった)

で、本題の工事費なんだけど、光回線を使っていない家(部屋)でソフトバンク光を新たに契約する場合、24,000円も工事費ががかかってしまいます。
たけーよ。
「36,000円キャッシュバックされるし、まあ仕方ないかあ…」と思いつつ、「なんでこんな高いの?」と疑問。
ただ、注意書きでこんな文言が。
屋外工事なし、宅内工事のみの場合9,600円
※宅内の配線設備を再利用する場合、またはひかり配線方式(光コンセントあり)の場合、またはLAN配線方式の場合。
これを見て、僕は
もしかしてだけど、もしかしてだけど、僕の場合はこのパターンで安くなるんじゃないの〜?
って期待したのです。(#どぶろっく)
事前に「光回線をつなぐための配管がある」って聞いていた

なんで期待したのかというと、事前に「このマンションは光回線をつなぐための配管が用意されています」と聞いていたから。
光回線について全くの無知だった僕は、正直この言葉の意味が全くわからなかったんだけど、契約するにあたって猛勉強して、意味を(半分)理解。
光回線っていうのは、光ファイバーを使った通信回線のことです。

これが光ファイバー。(余ったやつを工事の人からもらったw)
中の青色のやつを伝って、情報通信を行います。
この光ファイバーは電柱を伝って全国各地に張り巡らされています。

で、僕たちが光回線を使う時には、電柱から光ファイバーを引き込む(接続する)必要があるのです。
それで「このマンションは光回線をつなぐための配管が用意されています」っていうのがどういう意味なのかというと、
僕のマンションでは、

- すでに電柱から管理人室(集合装置)までは光ファイバーが引き込まれていて(接続されていて)
- 管理人室(集合装置)から各部屋まで光回線を引き込む(接続する)配管が備わっているよ
ということ。
事前にこのことを聞いていたので、
- クレーンを使ったり壁に穴を開けたりする屋外工事をするわけじゃないし
- すでに宅内の配線設備がある
のだから、安くなるんじゃないの〜?(そういうことだろ!)って期待=勘違いしていたのです。
マンションタイプ・戸建てタイプの理解が浅かった
んで、僕がなぜ勘違いをしたのか?というと、理解が浅かったから。
光回線のプランは大きく分けて
- マンションタイプ
- 戸建てタイプ(ファミリータイプ)
の2種類あるんだけど、この違いをよくわかっていなかったのです。

マンションタイプっていうのは、
- 電柱から1本の光ファイバーが集合装置に引き込まれていて、(その光ファイバーをみんなで共用する)
- さらに集合装置から各部屋に光ファイバーが接続されていて、
- 光回線を契約後、各部屋ですぐに光回線を利用できる状態になっている
時に適用されるプランのこと。

一方、戸建てタイプ(ファミリータイプ)っていうのは、
- 電柱から部屋(家)に直接「自分用の光ファイバー」を引き込む
時に適用されるプランのこと。
光回線の工事を実際に見た後の今でこそ、この2つのタイプの違いについてはっきりと理解できています。
んが、当時の僕は、はっきりとは理解していなかった。
僕の勘違いの内容
僕のマンションで光回線を利用する場合は、各自で戸建てタイプ(ファミリータイプ)に加入する必要があったのですが、
光回線の工事って言っても、管理人室(集合装置)でチャチャっと作業すれば終わりだと勘違いしていたのです。
というのも、

- すでに電柱から管理人室(集合装置)までは光ファイバーが引き込まれていて(接続されていて)
- 管理人室(集合装置)から各部屋まで光回線を引き込む(接続する)配管が備わっているよ
という情報を、変な解釈で理解してしまったから。

「配管」=光ファイバーがすでに通っている配管、だと思ってしまったのです。
なーんだ、ってことは管理人室でチャチャっと作業すれば終わりでしょ。だったら9,600円のパターンでしょ、と。(#ちがった)
工事をなめていた
NTTの工事の人がやって来て、工事スタート。
30分くらいで作業が終わると舐めていたし、僕自身、配管について勉強をしたかったので「作業の様子を見てもいいですか?」って聞きました。すると、
「いいですよ!っていうか、むしろいてくれると助かります。1人で作業するのキツイんですよ!手伝ってください!」
って工事の人に言われたので、この時点で「あ、これって工事費9,600円じゃなくて24,000円のパターンだわ」って悟りました。そして実際に、その値段に納得せざるを得ないくらい大変な作業でした。
光回線の工事の内容
ちゃんとわかっている人なら「いや、そらそうだろ」なんですけど、

部屋から管理人室までつながっている「配管」には光ファイバーは通っていません。(基本的には)
なので、この配管にずーーーっと光ファイバーの線を通していかないといけないのです。

この丸で囲ったやつが配管。廊下にある小さな扉を開けると見つけられます。(勝手に開けるのはNG)

この配管が、各部屋のコンセントとつながっています。(白い線が光ファイバーの線)

つまり、各部屋のコンセントから光ファイバーをずーーーーーーーーーーーーーっと伸ばして、管理人室まで到達させないといけません。(僕の場合、各階を経由して、僕の部屋から管理人室まで70メートルの光ファイバーを通した)
この作業がむっちゃくちゃ大変なのです。NTTの工事の人は汗びっしょり。
実際には、マンションの配管設備がどんなものなのか?によって大変さは変わるとのことですが、僕のマンションは割と難易度が高い配管らしく、作業終了までに1時間以上かかりました。
もちろん24,000円お支払いします、「もしかしてだけど〜」って期待しちゃってスンマセン。
退去の時は何もしなくてOK
光ファイバーを配管の中に通していく作業をしたので、「退去する時には光ファイバーを撤去しなきゃいけないの?」って思ったのですが、

「基本、撤去しなくてOK(っていうか、撤去しないで)」
とのことでした。
光ファイバーを一度通しておけば、この後はその光ファイバーを再利用することができるので、わざわざまたこんな大変な工事をしなくて済むからです。
これが、記事の最初の方でお話しした「注意書き」
屋外工事なし、宅内工事のみの場合9,600円
※宅内の配線設備を再利用する場合、またはひかり配線方式(光コンセントあり)の場合、またはLAN配線方式の場合。
の「宅内の配線設備を再利用する場合」の意味です。
つまり、僕の部屋は、光ファイバーを過去に通したことがなかった部屋だった、ということです。

もし前の住人が光ファイバーを通してくれていれば、僕はこの工事をする必要がなかったというわけです。残念!
配管がないマンションもある

ちなみに。
僕のマンションは光ファイバーのための配管がありましたが、配管がないマンションもあるようです。
配管がない場合、光ファイバーを屋外の電柱から部屋に直接引き込むことになります。

ただ、3階以上の部屋などではその工事がそもそもできないこともあるのだとか。その場合は、光回線はどうやったって利用できません。
光回線の契約の際には、自分の家に光回線を引き込めるかどうかの確認をしてくれます。その時に「無理」って言われたら光回線は諦めるしかありません。要注意。
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<目次>
- はじめに
- 第1章 長時間労働の理由
- 第2章 生産性を意識する
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- 第4章 スケジュール管理・タスク管理
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- 第6章 教室環境を整える
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- おわりに
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