
こういった疑問に答えます。
今回は、
ソフトテニス関係の本
についてまとめます。
大学では体育会(サークルじゃなくて部活)に所属して、大学まで真剣にソフトテニスと向き合い、その後も指導者としてソフトテニスと関わってきた僕が、実際に買って使った本を紹介します。
何を求めているかによって、読むべき本も変わりますので、
求めているもので分けて紹介します。
目次
最新の大会結果や現役選手のプレー写真・プレー解説を求めている人におすすめなソフトテニスの本
『ソフトテニスマガジン』
ソフトテニス関係者なら必ず目にしたことがあるはずの雑誌です。(もしソフトテニス関係者なのに見たことがなかったら、一度読んでみるべきです)
全小・全中・インターハイ・インカレ・天皇杯・皇后杯などの主要大会はもちろん、地域の大会結果も特集されています。
また、
現役選手のプレーの連続写真とその解説
も毎号必ず載っています。
ただ、雑誌の中の数ページしかありませんので、一つ一つのプレーのコツなどをくわしく知りたい人は、ソフトテニスマガジンよりも下記で紹介する別の本を買った方が良いと思います。
とはいえ、最新の大会結果やプレー写真・プレー解説だけでなく、
- ある選手(チーム)の戦術解説
- トレーニングに関するコラム
- 栄養に関するコラム
など、ソフトテニスに関わる様々な内容が載っている雑誌ですので、総合力が最も高いソフトテニス関係の本だと思います。
部活での練習・指導のヒントを求めている人におすすめなソフトテニスの本
『熱中!ソフトテニス部』
約半年に1回のペースで出版されている、中学生と指導者向けの雑誌です。
ソフトテニスマガジンの内容を、より部活向けに凝縮したもの、といった感じです。
トップレベルの選手の中学時代の経験が書かれていたり、中学生向けの身体づくりについて書かれていたり、と中学生にとってありがたい内容もたくさん盛り込まれています。
※2019年9月30日に、新刊が発売されました!
前衛や後衛の基礎技術のコツの解説を求めている人におすすめなソフトテニスの本
『DVDうまくなる!勝てる!ソフトテニス』
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引用:Amazon
全日本メンバーをたくさん輩出し、大学のソフトテニス界のトップを走る早稲田大学軟式庭球部。
その監督の小野寺剛さんが、早稲田大学の選手のプレーを元にして書いた本です。
本に付いているDVDにものすごく価値があります。
特に当時、早稲田大学軟式庭球部の1番手として活躍し、敵なしとも言える状況だった
- 鹿島鉄平選手(後衛)
- 中本圭哉選手(前衛)
のプレー動画は必見です。
アンダーストローク、サイドストローク、トップストローク(トップ打ち)、ボレー、アタック止め、ローボレー、スマッシュ、サービス、カットサービスなど、基本的な技術は全て網羅されています。
鹿島選手も中本選手も、クセのない基本に忠実なプレーをしますし、スローモーションも録画されていますので、かなり参考になります。
トップ選手のフォームを見られるDVDが付いた本がこんなに安く手に入るのは本当にお得です。
身体の使い方を改善して効率的な動き・素早い動きができるようにしたい人におすすめなソフトテニスの本
『ソフトテニスボディ革命 より速く、力強く、正確なプレーを手に入れる』
ナショナルチームのトレーナーを務めた川上晃司さんが書いた本です。
トレーナーという立場から、
- ソフトテニスに特化した身体機能の理解
- ソフトテニスで必要な身体の使い方
について解説してくれる、他には見られない本です。
この本を読むことで、効率的な動き・素早い動きをするためのコツを知ることができるので、上達はもちろん、ケガ防止のヒントを得ることができます。
他のチームの選手よりも頭一つ抜けたい人におすすめなソフトテニスの本
『ソフトテニス オールラウンド力を高める』
独特な戦法で多数のチャンピオンを輩出した中本裕二さんが書いた本です。
中本裕二さんは先ほど書いた中本圭哉選手のお父さんです。
NTT西日本広島女子監督として多くのトップ選手を育て、現在はどんぐり北広島というクラブチームの監督として活躍しています。
この本を読むことで、前衛・後衛という固定観念を壊すことができます。
現代のソフトテニスではダブルフォワード(ダブル前衛)という陣形が流行していて、トップレベルになると、変幻自在な戦い方をすることが求められるようになっています。
そのような戦い方をするための、ヒントをたくさん学ぶことができる本が、『ソフトテニス オールラウンド力を高める』です。
現代では、
- 小学生 ダブル後衛中心
- 中学生 雁行陣中心
- 高校生 雁行陣中心
となっていますが、この状況で頭一つ抜けるために、『ソフトテニス オールラウンド力を高める』を読んで
- オールラウンドなプレー
- ダブルフォワードの戦術
を実行していくのも面白いと思います。
『ソフトテニス 裕ちゃんの戦略の考え方〈Part2〉』
先ほどの『ソフトテニス オールラウンド力を高める』は技術解説がメインですが、この『ソフトテニス 裕ちゃんの戦略の考え方〈Part2〉』はより戦術(戦略)に特化した本です。
同じく中本裕二さんが書いた本です。
また、中本裕二さんの指導論(考え方)が書かれていて、それがとても面白くタメになるので、ソフトテニス関係者は一度読んでみることをおすすめします。
『ソフトテニス ダブルフォワード【技術編】』『ソフトテニス ダブルフォワード【戦術編】』
日本でダブルフォワードを開拓した篠原・小林ペア(”シノコバ”)。
その篠原秀典さんが書いた本です。
2019年に書かれた本で、最新のテクニック・戦略が詰め込まれています。
ダブルフォワードは「見ていてつまらない」という意見が多いですが、ダブルフォワードにも駆け引きやセオリーがあるということが書かれていて、かなり勉強になります。
現代のソフトテニスでは、シングルスに力が入れられているので、どんな選手でもネットプレーは必須です。
また、ダブルスだとしても、後衛の選手にも前に出てローボレーやスマッシュをすることが求められてきています。
これからもソフトテニスに関わっていこうと思っている人に心からおすすめします。
「技術編」では、ダブルフォワードに必要なショット
- ストローク編
- ボレー / スマッシュ編
- サービス / レジーブ編
の解説や、トレーニング・導入練習の解説が載っています。
「戦術編」では、ダブルフォワードの戦い方(戦略)やフォーメーションに関する解説が載っています。
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