【ソフトテニス】

【勝つコツ】ソフトテニスの戦略の考え方【『孫子』がポイント】

【勝つコツ】ソフトテニスの戦略の考え方【『孫子』がポイント】負けて悔しがる女性の画像
ソフトテニスプレーヤー・顧問の先生・指導者 「ソフトテニスの戦略の考え方、立て方がわかりません。」

 

こういった疑問に答えます。

 

こんにちは。もっちです。

ソフトテニスをやっていると(指導していると)、ソフトテニスの戦略の考え方がわからなくて試合中にどうしたらいいかわからなくなることってありますよね。

僕がみてきた選手も、試合中に何をしたらいいか迷って、びびりながらプレーをして負けてしまうことがありました。

 

そこで、今回は試合中の戦略の考え方について説明します。

結論を言うと、

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」

ということわざが、ソフトテニスの戦略の考え方そのものです。

このことわざは、古代中国の軍事戦略の本『孫子』の中の言葉です。

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
(かれをしり おのれをしれば ひゃくせんあやうからず)

意味「敵についても味方についても情勢をしっかり把握していれば、幾度戦っても敗れることはないということ。」

引用:故事ことわざ辞典

本記事では、このことわざに即して

  • 試合前の戦略の考え方
  • 試合中の戦略の考え方

について書きます。

この考え方を使って試合をした結果、明らかに優勝する実力がなかった選手が、地区のトーナメントで優勝することができました。

試合前の戦略の考え方

船水颯人選手

ポイントを取りやすい(取られにくい)戦い方を、できるだけ多く練習しておく

 → 自分たちができるプレーを把握する(己を知る)

これが、試合前の戦略の考え方です。

まずポイントの取りやすい戦い方を考えることになるわけですが、それを考えるうえで超重要な大原則があります。

それは

打点によって、打ちやすいコースは変わる

相手の打点 打ちやすいコース
引っ張り
後ろ 流し
体に近い 引っ張り
体から遠い 流し

という原則です。

※引っ張り = 打点を前にして、右利きフォアなら左方向(左利きフォアなら右方向)に角度をつける
※流し = 打点を後ろにして、右利きフォアなら右方向(左利きフォアなら左方向)に角度をつける

※「引っ張り」と「流し」については、別記事でくわしく書きます。

この原則にもとづいて、

  • 打ちにくいコースに打たせてミスをさせたり、
  • 打ちやすいコースに前衛がボレーしにいったり

して、ポイントを取りにいきます。(「2人で1本」っていいますね)

例えば、相手を回り込ませて打点が近くなるようにさせて、引っ張りを打ってくるところを前衛がボレーをしにいく、ような得点パターンです。

(具体的な得点パターン=戦略は、別記事で書きます)

 

このような得点パターンをできるだけ多く練習して、試合でできる成功率の高いプレーを把握する(己を知る)のが、試合前の戦略の考え方です。

 

成功率が高いかどうか、つまり「そのプレーができるか?」を考えることがとても大切です。

己を知らぬまま、成功率の低いプレー(できないプレー)をするのは挑戦ではなく、ただ無謀なだけです。

試合中の戦略の考え方

林田・島津ペアの画像

相手の失点パターンを見抜く(彼を知る)

 → その失点パターンと同じ状況を作る

相手のクセを見抜く(彼を知る)

 → 前衛がボレーやスマッシュをしにいく

自分たちの失点パターンを見抜く(己を知る)

 → その失点パターンと同じ状況を作らないようにする

これが、試合中の戦略の考え方です。

相手の失点パターンを見抜く

試合の中盤くらいになると、相手がミスしがちな場面がわかってきます。

例えば、

  • 相手はバックハンドで必ずミスをする
  • 相手前衛はバックボレーでミスが多い

などです。

そのような場面を作るようにプレーをしようとするのが、試合中の戦略の考え方の一つ目です。

相手のクセを見抜く

試合の中盤くらいになると、相手が打つコースや相手の前衛の動きにクセがあるのがわかってきます。

例えば、

  • ロブで走らせたらロブが返ってく
  • やたら正クロスボレーを取りにくる

などです。

このような相手のクセを見抜いて、意図的に同じ場面を作って、前衛が取りにいきます。

このようにプレーをしようとするのが、試合中の戦略の考え方の二つ目です。

自分たちの失点パターンを見抜く

試合の中盤くらいになると、自分たちがミスしがちな場面がわかってきます。

例えば、

  • 正クロスボレーを取りにいってもラケットが届かない
  • 右ストレート展開になると先にラリーをミスしてしまう

などです。

このような自分たちの失点パターンを見抜けたら、正クロスボレーは取りにいかないようにしたり、右ストレート展開ができたらすぐに正クロスロブを打って展開を変えたりして、失点しないようにします。

このように失点パターンを作らないようにプレーをしようとするのが、試合中の戦略の考え方の三つ目です。

たしかにむずかしいですが、とても大切です

内本・内田ペアの画像ここまで書いて「うわあ難しい。大変だな。」と思ったと思います。

たしかに難しいし、大変です。

一つ一つのプレーをデータとして積み重ねて、それらのデータから、効果の高いプレーを発見する、といった感じです。

もちろん相手は人間なので予想外のプレーをしてくることはありますが、このような考え方で得点確率の高いプレーを行うのが、勝ちやすい戦い方です。

 

無意識なのか意識してなのかはわかりませんが、勝てる選手はテニスコートの上で戦略を立ててプレーしていますし、勝てるチームの監督は、このように戦略を考えてアドバイスをしています。

めんどくさいな、自分には無理だ

と思って

よしっ。自分のテニスをしよう

自分中心に戦うと、負ける確率がぐんと上がります

確かに、「自分のテニス」が相手にとって嫌なテニスであれば勝てるかもしれませんが、

「自分のテニス」が相手にとってつらくもなんともないテニスだったら、勝つのは難しいですよね。

大切なことはたいてい面倒くさいことなので、頑張って戦略を考えましょう。

まとめ

  • 「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」

(敵についても味方についても情勢をしっかり把握していれば、幾度戦っても敗れることはないということ。)

  • 勝ちたければ、相手の特徴やクセを見抜くべし!

おしまい!

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