//もちおのソフトテニスノート
//2021年2月16日(火) 第398号
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後衛サーブ後衛レシーブで自分の後衛がレシーブをする時に、ファーストサーブの時もセカンドサーブの時もフォローポジションが変えない人がいるんだけど、それって変じゃない?って思っています。
前衛のフォローポジションはどこに取るべきなのか?
相手前衛のボレー・スマッシュをフォローできる確率を上げるためには相手前衛から離れる(ネットから離れる)ことが大事なので、「フォロー」と「ネットにつく」ことはトレードオフの関係。
つまり、

- フォローを優先すると、ネットにつきにくくなる(→守備力は上がるけど、攻撃力は下がる)
- ネットにつくことを優先すると、フォローしにくくなる(→攻撃力は上がるけど、守備力は下がる)
ということ。極端に考えると、なにがなんでもフォローをしたいのであれば(フォローに全振りするのであれば)サービスラインとベースラインの間あたりにフォローポジションを取るのがいいよね、っていうことです。
このトレードオフの関係を踏まえて考えると、フォローポジションは状況によって変わるはずだし、変えるべきだということがわかります。
フォローポジションは状況によって変わる
わかりやすいのがファーストサーブのレシーブの時とセカンドサーブのレシーブの時。
自分の後衛がファーストサーブのレシーブをする場面では、(選手の力量によるとはいえ、)レシーブのコースが甘くなって相手前衛にボレーされる確率が高いので、フォローを優先した方が良さそうです。

なので、サービスラインあたりにフォローポジションを取る。

(おそらくボレーのコースを想定して、)外側にフォローポジションを取る前衛もいますが、この場合はネットにつくまでの距離が少し長くなるので、守備力が上がる反面、ネットにつくのが少し大変になります(横移動がふくまれる分、結果的にネットにつくのが遅れてストレートを抜かれやすくなりがち)。
一方、自分の後衛がセカンドサーブのレシーブをする場面では、(選手の力量によるとはいえ、)レシーブのコースが甘くなって相手前衛にボレーされる確率は低い。なので、フォローを優先する必要はそんなになさそう。むしろ、ネットに近づいて、自分の後衛のセカンドレシーブに合わせて攻撃的なポジションを取った方が良さそうです。

なので、サービスボックスの真ん中あたりにフォローポジションを(一応)取って、ネットに素早くつけるようにする。

この時、なるべく素早くネットにつけるようにするために、最短距離で移動できるところにフォローポジションを取るべき!って僕は思っています。
以上です!じゃ、またねー。

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