//もちおのソフトテニスノート
//2021年7月22日(木) 第541号
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こんにちは。昨日は「船水颯人選手の強さを支えているのはロブで動かされた後のバックハンドでのロブだ!」っていう話をしました。今日は昨日の続きです!
船水颯人選手の強さを支えている技術part.2
深いボールを打たれた後の後衛前ロブです。ぜひ動画を見てください。
このように、深いボールを打たれた後にロブを打って時間を作り、体勢を立て直しています。
次の動画は、横に動かされた後の後衛前ロブです。
船水颯人選手、リスク管理がとってもうまいですよね。
深いボールを打たれて後ろに下げられた後は、
- その場でor前に動きながら打つ場合に比べて相手前衛の姿を確認しにくくなる(←相手前衛が死角に入りやすくなる)
- 打点と相手前衛までの物理的な距離も長くなるので、相手前衛からしたら時間的余裕ができてボレー・スマッシュをしやすくなる
という意味で相手前衛につかまるリスクが高い場面ですが、
船水颯人選手は、このようなリスクが高い状況でシュートボールを打つのはなく、ロブを打つことで(しかも相手前衛の頭を越すロブではなく相手後衛の方に預けるロブを打つことで)、相手前衛にボレー・スマッシュされるリスクを下げています。
また、ロブで時間を作っているので、後衛前ロブを打って相手後衛が打ち返してくる頃には万全の体勢を作ることができています。相手からしたら「どうやって攻めればいいんだ…」ってことになって、負荷がかかるわけです。
もちろん相手に攻撃されても対処できる技術力があるからこそ後衛前ロブでディフェンスできる、っていうことは忘れてはいけませんが、船水颯人選手のリスク管理・ディフェンスの技術は、東日本選手権に出場していた他の後衛と比べて頭ひとつ抜けていたと思います(兄の船水雄太選手と比べるとよくわかるはず)。
んで、僕の考えだと、船水颯人選手の鉄壁のディフェンスにうまく対応していたのは内本隆文選手です。後衛前ロブに内本選手はうまく対応していました。くわしくは過去記事で。
今日は以上です!んじゃ
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