//もちおのソフトテニスノート
//2021年2月15日(月) 第397号
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一昨日の高校生との試合で改めて思った、「前衛が抜かれるあるある」がこれ↓

後衛サーブ後衛レシーブで、レシーブを打った側のペアの前衛が

3本目でストレートを抜かれる。
一昨日の高校生との試合でわりと多発していたので、このプレーについて考えてみます。
3本目攻撃で抜かれる
「後衛サーブ後衛レシーブで、レシーブを打った側のペアの前衛が3本目でストレートを抜かれる」が起きやすいのは、おそらく「フォローポジションからネットにつめて、そのままポーチに行きがちな場面だから」。

レシーバー側の前衛は、自分の後衛がレシーブを打つ前に(相手前衛のボレーに備えて)フォローポジションにいて、

レシーブを打ったら、ネットにつくために前につめることが多いですよね。っていうかこの動きが基本だと思います。
ところが、相手後衛が打つ時に前衛がまだ前への移動をしている最中だと、
- 相手後衛は「ポーチボレーに来るのかな?」って思ってストレートを打ちたくなるし、
- 前衛は横への動きをしにくくなってストレートのボールに反応しづらくなる。
これが、「後衛サーブ後衛レシーブで、レシーブを打った側のペアの前衛が3本目でストレートを抜かれる」の背景だと僕は思っています。実際、一昨日の試合で抜かれていた前衛は、後衛が3本目のボールを打つ時に前(斜め前)への動きが残っていた気がします。
対策

この「前衛が抜かれるあるある」を防ぐためには、フォローポジションからネットにつめて、いったん「静止」するべきです。前への動き(エネルギー)をいったんゼロにする。そのうえで、相手後衛のことをよく観察してからポーチボレーに行くべき(ポーチボレーに行くなら、の話だけど)。
動画で見るとわかりやすいと思います↓
相手前衛を見て、相手前衛がボレーを取らないことを判断できたらすぐに前を向いて、「静止」していますよね。
この動画も参考になるはず↓
僕がこのメルマガで口酸っぱく言っている「静止」です。ってか僕が大学生の時にコーチに口酸っぱく言われた言葉。「オマエ動きすぎなんだよ!落ち着けよwww」ってむちゃくちゃ言われました。ほんと大事。勝てない前衛ほど一瞬の「静止」ができていない。
あと、そもそもフォローポジションの位置をどこにするか?についても、じっくり考える必要がありそう。この点に関しては明日書きます。
以上です!じゃ、またねー。

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