
裏Step(ソフトテニス競技者育成”裏”プログラム)というオンラインチームを運営しているのですが、
その中の内容が全くわからないのもあれだと思うので、
裏Step内に投稿している記事をたまにブログにアップしています。

ということで、今回は裏Step内に投稿した
ポーチボレーでポイントを取ったのに「ポーチボレーに行くなよ」って言われた理由
です。
▶️【69ページ目:もちおのソフトテニスノート】トップ打ちの打点を使い分ける
https://twitter.com/softenisuke/status/1281942021037371394
//もちおのソフトテニスノート
//2020年3月24日(火) 第69号
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こんにちは。もちおです。
船水雄太選手がプロ宣言しましたね。
2人目のプロはキミしかいない!っていう感じだったので、うれしい気持ちとともに安心する気持ちもありました(オマエダレダヨ)。
さて、今回はトップ打ちについてです。
トップ打ちの打点(の高さ)について

トップ打ちの打点の高さって、いろんな考え方がありますよね。
聞いたことがある話だと、「肩よりも高い打点で打とうとすると力が入らないしケガをする恐れがあるから、肩よりも高い打点で打とうとしなくていい」っていうのがあります。
トップレベルの選手の実際のプレーを見てみると、肩よりも高い打点でガンガン打ち込んでいたりします。
が、中高生の場合は体がまだできていなくてケガをする可能性が高いので、そんなに高い打点じゃなくていいよ、という話でした。
僕自身、初心者の選手を指導する時は肩よりも高い打点で打たせようとはあんまりしないです。
ケガをするっていうのもそうなんですけど、それよりも「肩より高い打点で打とうとすると、初心者の選手は上から下に振りすぎてネットに突き刺すボールを打ってしまう」っていう理由の方が大きいです。
「トップ打ち」「高い打点で打つ」っていう意識が、そうさせてしまうんですよね。
トップレベルの選手の場合はそういう意識で打ったとしてもネットしないようにできるわけですが、初心者の場合はそのテクニックがあんまりないので、派手なミスをしがち。
というわけで、僕自身は「トップ打ちは胸の高さで打とう」っていうような表現をしたりします。(本当はもっと高いところで打ってほしいんだけど)
トップ打ちの打点を使い分ける
で、大事なのはここからで。
胸の高さの打点って、2回あるんですよね。

- (1)ボールがバウンドして上がってくるところ
- (2)ボールがバウンドの頂点から落ちてくるところ
(2)の方が簡単なので、ほとんどの選手は(2)で打つわけです。
が、僕は「(1)と(2)を使い分けたらいいのに」って思うんですよ。
(1)に合わせてトップ打ちをするっていうことは、早いタイミングで打つっていうこと。
早いタイミングで打てば相手前衛はやっぱり怖いです。

それに、(1)も使えれば、(1)のタイミングと(2)のタイミングのどっちで打ってくるのか?っていうのを見極めなきゃいけなくなります。
相手前衛からしたら、2つのタイミングに合わせて動きを変えなきゃいけないので、やりづらくなりますよね。
(1)のタイミングで相手前衛が守りの動きをしてくれたら(早く動いてくれたら)、わざと遅らせて(2)のタイミングでセンターを打つ…っていうこともできるわけです。
このように、(1)のトップ打ちも使えるようにして、打点を使い分けられるようになると良いんじゃないのかなって思います。
ただ、(1)のタイミングで打つのは結構難しいので、打点に入るのを早くしたりテイクバックを早くしたり…っていう意識がより必要になります。
がんばりましょう。
ではでは。
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