
本記事は、裏Step(ソフトテニス競技者育成”裏”プログラム)のメルマガの記事です。

横風への対処法
//もちおのソフトテニスノート
//2020年6月5日(金) 第142号
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こんにちは。もちおです。
また中学生と練習をしてきました。
昨日は横風が結構強い日でした。
最初に2対1のロブ乱打をやったのですが、「風をあやつる」というよりは「風にあやつられている」っていう感じで、なかなか残念な感じでした。(#伸びしろ)
ということで今回は、横風への対処について書きます。
ロブ乱打はこんな感じだった

2対1のロブ乱打を行いました。
2対1に分かれて、1人の方の選手が交互にクロスとストレートに打ち分けるロブ乱打です。
(クロスとストレートそれぞれ、2本線の中に6回ずつ入れたら交代)

で、こんな感じで横風が吹いていました。
ので、案の定、風に流されてコントロールがついていませんでした。
特にストレートに打ち分けるのが難しかったらしく、風に流れてミドルの方に飛んでしまうパターンがすごく多かったです。
横風への対処法
じゃあ、こういう横風に対してどうやって対処するのか?
というと。
風で曲がることを想定して打ちます。
そんなの当たり前だろ!って感じですが、これしかないですよね。
ただ、「想定しろ!」とだけ言っても、選手はその想定の仕方がわからなかったりするので(大学生の頃の僕)、僕が大学生の時にコーチ(日本一を獲った人!)に教えてもらった方法を説明します。

ラインを(頭の中で)横にズラすんです。
頭の中で、もう1つのテニスコートをイメージします。
で、イメージしたテニスコートで、コースを狙っていく。

例えばストレートはこんな感じで狙います。

そうすると、風で曲がって、「実際のテニスコート」でちょうどストレートに飛ぶ…といった具合です。
別にこういうイメージを持たなくても(感覚で)横風に対処できるなら、それで良いんですけどね。
ただ、「具体的にどうすれば良いのかわからない」っていう時は、テニスコートをズラすっていう考え方ををしてみると良いんじゃないのかなって思っています。(大学生の頃の僕)
思い切って違うことをする
あと、思い切って違うことをするのも大事かなと思います。
ストレートに打てずに風で流れてミドルの方に飛んでしまっていた選手は、ひったすらそのミドルのボールばっかり打っていました。(うまく調整できていない)
ストレートに打ちたかったら、逆にサイドアウトがあっても良さそうなんですけど、サイドアウトは圧倒的に少なかったんです。
想像するに、今ボールが飛んでしまっている角度から少しずつ右にズラそうとしているのかな?って感じ。

ただ、僕としては、それでうまくいかない時は思い切って極端に右に打って(たぶんサイドアウトする)、そこから左にズラしていくと良いと思っています。
クロスの引っ張りが打てず振り遅れ気味になってミドルに飛んでしまう選手に対しても、「サイドアウトを狙って打ってみて!」って言うと、引っ張りができるようになるんですよね。それと同じ。
ってことで、横風への対処は必須なので、何種類か対処法を持っておくと良いですよね。
今日は以上です!ではでは。
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