【教員】

給特法も教員の多忙の理由だけど、自分で首をしめてるってのもあるぞ

給特法も教員の多忙の原因だけど、自分で首をしめてるってのもあるぞ

 

過労の女性のイラスト
忙しくてつらい学校の先生 「多忙で残業が多くてしんどいです。何か解決策はないですか。」

 

こういった疑問に答えます。

 

こんにちは。もっちです。

教員をやっていると、残業ばかりで忙しすぎてつらいですよね。

僕も、月に100時間残業してしまうことが何度もありました。

そもそも仕事量多すぎて勤務時間内に全部終わんなくね?

って思ってました。

たぶんこの感覚は僕だけじゃないと思います。

実際、SNSやニュースを通して、学校の「ブラックな」労働環境のことが世間のみなさんに知れ渡るようになったと思います。

その結果、なのかは分かりませんが、

若者の教員志望者が減少し、教員採用試験の倍率低下がヤバいことになっているようですね。

5年前くらいは「教員の資質」という報道が多く、教員の方々には逆風が吹いていましたが、今はちがいます。

 

で、そんな多忙な労働環境の中にいる先生方。やっぱり忙しくてつらいですよね。

時間外勤務、休日は部活動顧問の仕事…で、自分や家族との時間がとれず、精神が病みそうになった経験があるかもしれません。

 

そこで、本記事では、

①教員の多忙の根本原因と、その解決策

ついて書きます。

多忙の理由はいろいろあるけど、そもそもの根本原因がある

考える女性の画像僕は、教員が多忙になる根本原因は、以下の3つだと思っています。

  • 「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法」(いわゆる給特法)
  • 教育の成果がわかりにくい
  • 「子供のため」の暴走

給特法は、

教員の勤務態様の特殊性をふまえて、公立学校の教員について、時間外勤務手当や休日勤務手当を支給しない代わりに、給料月額の4パーセントに相当する教職調整額を支給することを定めた法律。

出典:コトバンク

です。これについては、本記事では説明を省略しますが、

この法律のせいで、教員の残業に歯止めが効かなくなっています。

 

さらに、教育活動は、その性質上、成果がわかりにくいです。

売上(企業が商品やサービスによってどれだけの収益を上げたか)のように、成果が数値ではっきりとわかればいいのですが…

教育の目標は、成果を可視化しにくいです。

その結果、

「どの教育活動が、どれだけの成果をあげたか」に関する反省が、なかなか行われず、
コストパフォーマンスへの意識が弱くなってしまいがちです。

 

そして、「子供のため」という信念が暴走してしまいます

学校で行われる教育活動は、ほとんど「子供のため」になりますので、コストパフォーマンスの視点を持たない限り、全部実行されてしまう(精選されない)ことになります。

ほとんどの教育活動は、やらないより、やった方がいいに決まっているんです。

 

こうやって、「子供のため」だからできる限りのことをしよう!と思ってしまい、多忙になります。

多忙で残業が増えても、残業代が支払われることはありませんので、コストパフォーマンスの面から、管理職や任命権者がこの動きを抑制することはありません…。

 

以上のように、

  • 給特法
  • 教育の成果がわかりにくい
  • 「子供のため」の暴走

が三位一体となって、教員の多忙を生み出していると僕は思います。

ちなみに、本当は「子供のため」じゃなくて「子供の将来のため」であるべき

親子の画像先ほどの補足です。

僕は、「子供のため」という言葉を教育現場では使わない方がいいのではないかと思います。

「子供のため」ではなく「子供の将来のため」

「子供のため」だと、大人(教員)の介入が多くなって、子供が成長しないかもしれないからです。

 

例えば、子供同士のケンカの場合。「子供のため」を思うのであれば、大人である教師が全て解決してあげる方がいいって言えてしまうかもしれません。

その結果、どんなに小さなケンカでも、教員が介入して仲直りをさせる…。

そして、子供は「先生はトラブルをなんでも解決してくれるんだ」と勘違いしてしまうかもしれません。

これ、ちがいますよね。

 

「子供の将来のため」を思うのであれば、

子供が自分たちでトラブルを解決する力を身につけるようにサポートすることが重要です。

今後の人生で第三者、特に大人が全てのトラブルを解決してあげることはできないからです。

なので、

子供同士のケンカに対して、まずは自分たちの力で乗り越えさせる。

→ 子供が自分たちで解決したら万歳!

  もし解決できなかったら、大人がサポートしてあげる。

こうすれば、子供は「トラブルがあっても、自分たちで解決できるようにしよう」と思うようになっていくはず。

これが成長ですよね。

「子供のため」ではなく「子供の将来のため」という言葉を使うことによって、子供の成長がうながされるだけでなく、教員の多忙の解消にもつながります。

※「全てのトラブルを、自分たちで解決させるべきだ!」と主張してるわけじゃないですよ!大人が最初から出ていかなければいけない場面もあります。

多忙の根本原因の解決策

話がややそれましたが…話を戻して、多忙の根本原因

  • 給特法
  • 教育の成果がわかりにくい
  • 「子供のため」の暴走

の解決策です。

なかなか難しいですが…

  • 給特法の廃止、もしくは改正
  • 教員自身が教育のコストパフォーマンスの視点をもつ

しかないかな、と。

給特法の廃止・改正にむけては、今、教育界が動き出しているので、

がんばってー!

って思ってます。(あ、僕もこういう記事執筆によって貢献したいと思ってます)

 

教員自身が教育のコストパフォーマンスの視点をもつ

に関しては、もう一人一人の意識の問題なので、非常にむずかしいな、と。

でも、多忙でしんどいと思っているんだったら、まずコストパフォーマンスの意識もとうぜ、って思います。

パフォーマンスを可視化するのは難しいですが…

コストの方は、一つの業務にかかった時間をタイマーで計測するのでもいいですよね。

まとめ

多忙の根本的な理由

  • 給特法
  • 教育の成果がわかりにくい
  • 「子供のため」の暴走

「子供のため」ではなく「子供の将来のため」って考えよう!

根本原因だけで想像以上に長文になってしまったので、

「多忙の原因となっている個々の業務と、その解決策」については、別記事に書きます。

 

おしまい!

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