【教員】

生徒のトラブル対応のやり方と意識するべきこと【学校教育】

生徒のトラブル対応のやり方と意識するべきこと【学校教育】教員なら避けて通れないのが、生徒のトラブル対応。余計な失敗をしてしまうと、どんどん泥沼化していって時間だけがひたすら奪われていくことになりがち。

んで、僕自身、教員1年目の時は生徒のトラブル対応のやり方が全然わかっていなかったんですけど、経験を重ねるにつれ、「生徒指導うまいなあ…」って思う教員のやり方の共通項が見えてきたような気がします。

 

ってことで、このブログ記事では、生徒のトラブル対応について書きます。いろんなやり方やもっと良いやり方があると思うので、あくまで参考までに。

 

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生徒のトラブル対応

教室の画像

トラブルは起きて当たり前

まず大前提として、「トラブルは起きて当たり前」という認識でいるべきだと思います。

僕自身、毎日毎日トラブルが起きて「もうなんなの!」ってイライラしたこともあったんですけど、そもそも多種多様な人が大人数で毎日共同生活をしているんだから、トラブルが起きるのは当たり前なんですよね。

 

人間社会は「問題発生→問題解決」の連続。

 

だから、生徒同士のトラブルが起きた時は「またトラブルが起きちゃった…」って落ち込んだり「またトラブルを起こしやがって!」ってイライラしたりするんじゃなくて、「あー、また起きたか」くらいの感覚でいるべきだと思います。

※人の生死や尊厳に関わる重大なトラブルは起きない方が良いと思うけど。トラブルを未然に防ぐ方法については記事の最後で。

 

 

鮮明にイメージできるくらい詳しく聞き取る

トラブルが起きた後に生徒から聞き取りをする際は、トラブルが起きた時の状況が鮮明にイメージできるくらい細かく・詳しく聞き取りをします。

 

例えば、誰かを殴ってしまった場合は、

  • どういう流れで殴ることになったのか?(会話など)
  • 殴った回数
  • 右と左のどちらで殴ったのか?
  • 殴り方(グー?パー?など)
  • どれくらいの強さで殴ったのか?
  • 殴った箇所

などなど、細部まで詳しく。聞き取りをしている場で、教員を相手に最初から最後まで再現してもらうのも良いと思います。第三者が聞いても鮮明にイメージできるくらいまで突き詰める。

 

なんで鮮明にイメージできるくらい細かく・詳しく聞き取りをするのかというと、当事者の主張が細部で食い違うことがあって、そのことがトラブル解決を困難にすることがあるからです。(「思いきり殴られた」vs「軽く殴った」など)

 

あと、鮮明にイメージできれば、当事者の気持ちに共感することもできますよね。暴力を振るってしまったことへの指導をする時に、「暴力に頼りたくなるくらいの気持ちだった」ということに共感できれば、生徒にかける言葉も変わるはずです。

 

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生徒自身がどうしたいのか?を聞く

状況がイメージできたら、このトラブルに対して生徒自身がどうしたいのか?を聞きます。

 

  • 「相手に謝罪をしてほしい」(「謝罪をしたい」)
  • 「謝罪はいらない、もう関わりたくない」
  • 「今後も仲良くしたい」

などなど、生徒自身がどうしたいのか?を(両者に)確認。

この確認をせず、教員の一方的・独善的な正義感で「こうあるべき!」って突き進むと、厄介なことになりがちです。

※「今回悪かったこと」の確認・整理もします。

 

 

問題解決能力を子供達に身につけさせる

あと、トラブル対応の時にやりがちなのが「教員の私が全部解決するんだ!」って思って頑張りすぎちゃうやつ。

その善意の気持ちは理解できるのですが、大人が全部解決してあげてチャンチャン!って終わらせるのは「教育活動」ではない。問題の解決を目指す中で、「問題解決能力を子供達に身につけさせよう」「このトラブルを、子供達の成長につなげよう」っていうスタンスでいることが大事だと思います。

 

大人になったら自分で解決しなきゃいけないですからね。

 

とはいえ、まだ成長途中の子供じゃできないこともあるのは事実です。なので、その足りない部分を大人がサポートする…というスタンスをとる。

教員が先回りして手を差し伸べすぎないようにします。献身的な先生ほど頑張りすぎちゃうので要注意。大人がやりすぎると、次同じような問題が起こった時に「また先生が解決してくれる」って子供は思っちゃいます。

もちろん、そんな悠長なことを言ってられない重大なトラブルの場合もあるので、状況によりけりですが。

 

 

謝罪の場での対応・進行

当事者が会って謝罪する場が設けられた場合は、こんな感じの流れで進行していました。

事実・状況の確認【by教員】

認識の相違を確認(「思いきり殴られた」vs「軽く殴った」など)【by教員】

「これで合ってる?」と確認【by教員】

(1)今回悪かったこと・反省すべきこと

(2)謝罪

(3)これからどうするか

【by生徒】

「何か言い残したことはある?」と確認【by教員】

「ないなら、これ以降、この件に関してまた何か言うのはなしだよ?」的な念押し【by教員】

「今回のことは親にも報告させてもらいます。ただ、家に帰ったら自分の口からもちゃんと親に説明してください。」【by教員】

ざっくりとこんな流れ。

 

 

生徒のトラブル対応のやり方

状況によりけりですが、座り方はこんな感じ。

 

 

周りで動いてくれた人がいることに気づかせる

トラブルが起きた時は、周りで動いてくれた大人(保護者・担任など)や生徒がいるはずなので、当事者がそのことに気づいていないようであれば、「あなた達のためにいろいろ動いてくれた人がいるんだよ」ってことを伝えることも必要だと思います。

 

「子供には見えていないもの」を伝えて視野を広くするのが大人の役目だと思うので。

 

 

人間は簡単には変わらない

ただ、悲しい現実として、人間はなかなか変わりません。簡単には変わりません。

そういうスタンスでいるべきだと思います。

 

そうじゃないと、「この前言ったのに!」「この前反省してたのに!」ってイライラすることになります。

人間は簡単には変わりません。トラブルがきっかけで良い方向に変容したら、むしろ「ありがとうございます!!!すごい!!!!」くらいの感覚の方が良いと思います。

 

 

生徒のトラブル対応を未然に防ぐために

時計の画像

最初に言った通り、学校は多種多様な人が大人数で毎日共同生活をしている場なので、トラブルが起きるのは当たり前。

とはいえ、いじめなどの重大なトラブルは未然に防ぎたいし防ぐべき。

 

そこで、年度始めに学級編成をした段階で、

名簿を見て「あー、ここでいじめが起きるかもな…」「この人とこの人の間でトラブルが起きるかも」「トラブルが起きるならこのタイミングかな…」ってある程度想定しておく

ことが大事だと思います。

 

もちろん事前に見当をつけたからといってすべて未然に防げるわけではないと思いますが、想定しておけば教員も目を光らせることができるので、未然に防げる確率は上がると思います。

 

 

まとめ

  • トラブルは起きて当たり前
  • 鮮明にイメージできるくらい詳しく聞き取る
  • 生徒自身がどうしたいのか?を聞く
  • 問題解決能力を子供達に身につけさせる

 

じゃ、またねー!

 

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