ベトナムのおすすめ本リストと学習ルート【低賃金労働力で戦う国】
- ベトナムに関するおすすめコンテンツ(書籍・動画等)
- どんな順序でコンテンツを利用するとスムーズに勉強できるか?
を提案します。
ベトナムは低賃金労働力を武器に戦っている国
東南アジアに位置する社会主義国。ベトナム戦争やカンボジア侵攻により混乱が続いていたが、1986年に市場経済を導入するドイモイを実施して以降、急速に経済成長している。
真面目で質の高い低賃金労働力を求めた先進国企業や、中国に製造工場を置くことをリスクだと感じた先進国企業にとっての、製造工場移転先となっている。例えばサムスンのスマホ工場はベトナムにたくさん立地している。
ベトナムの学習ポイント
- なぜベトナムは急速に経済成長している?
- なぜベトナム人は日本に働きにくる?
- ベトナムは今後も経済成長し続けることができる?
このあたりが重要なテーマかと思います。
中学・高校の教科書は買わなくていい
ベトナムについて詳しく知るために、中学社会、もしくは高校地理・高校日本史・高校世界史の教科書を購入してみようと思うかもしれません。
が、ベトナムに関する理解だけ深めたいなら教科書を買う必要はないです。学校の教科書は、入手が困難な割に深圳に関する情報量は少なめでコスパが悪いからです。
一般書籍の購入またはYouTubeの動画コンテンツの視聴の方が圧倒的におすすめ。
ただ、教科書は様々な地域を満遍なくカバーしてはいるので、他の地域についても勉強してみようと思っている人は買っておくべき。
ベトナムがわかるおすすめ書籍
ベトナムのことがマンガで3時間でわかる本
ベトナムについて学ぶ際の1冊目に最適。
ベトナムでビジネスをしたい人向けに書かれた本ですが、ベトナムがどんな国なのかについて簡潔にまとまっていてわかりやすいので、ビジネスをするつもりがない人にもおすすめです。
※見開き右ページに文章、左ページにマンガという構成。「マンガでわかる」というよりは、「文章がメインだけど一応マンガも載せてみました」という感じ。ストーリー形式になっているわけではありません。
現代ベトナムを知るための63章【第3版】
ベトナムのあらゆるテーマについてまとまっている情報量多めの本。全部読み通そうとすると結構疲れるので、辞書みたいな感じで気になるテーマだけ拾い読みする、という使い方がおすすめです。
現状、この本よりもベトナムについて詳しく書かれた本はないと思います。細かい情報が多いので、ざっと概要をつかみたい人には不向きです。
外国人労働者・移民・難民ってだれのこと?
外国人労働者・移民・難民の違いがわからない時に真っ先に読むべき本。人の国際移動に関する基礎知識がわかりやすく解説されているのでおすすめです。
ベトナム人についてくわしく書かれているわけではないので、基礎知識が頭に入っている人はスキップしてOKです。
コンビニ外国人
- なぜベトナム人は日本に働きに来るのか?
- 来日したベトナム人は日本でどのような生活を送り、どのような困難を抱えているのか?
についてよくわかる本です。専門用語が多くて難解な本・・・っていうわけではないので、訪日ベトナム人について理解するためにサクッと読んでおくことをおすすめします。
ルポ 技能実習生
先の『コンビニ外国人』に加えてこの本も読んでおくと、日本に働きにくるベトナム人についての理解がより深まります。
ベトナム戦記
ベトナム戦争の戦場の様子を記録した本。
国家と移民 外国人労働者と日本の未来
日本の外国人労働者受け入れ政策の歴史がわかりやすくまとまっています。
ベトナムについてくわしく書かれているわけではないのでわざわざ読まなくても大丈夫ですが、一応紹介しておきます。
ベトナムがわかるおすすめ動画
腹ぺこフィルのグルメ旅(NETFLIX)
美食を求めて世界を旅する番組です。シーズン1にベトナムのサイゴン(ホーチミン・シティ)に関するエピソードがあります。
なにより映像が美しい。それだけでなく食の背景にある歴史や文化まで解説してくれるので、勉強にもなる良コンテンツです。
ベトナムに関する他のコンテンツ
日本人の知らないベトナムの真実
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物語ヴェトナムの歴史
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