イギリスに行くなら読みたいおすすめ本
紅茶とアフタヌーンティー、ハリーポッターと大英博物館、エリザベス女王とロンドンの街並み。
気品があって、歴史の重みを感じるイギリス。
そんなイギリスを歩くなら、事前に少しだけでも歴史や社会のことを知っておくと、街の見え方がぐっと深まります。
おすすめの本を紹介します!
イギリスとは

ヨーロッパ北西部に位置する島国、イギリス。
かつては世界中に植民地を持つ「大英帝国」として、産業・政治・文化の面で世界をリードしましたが、20世紀に入って徐々にその影響力を縮小させていきました。
現在では、国際的な金融・教育・文化の中心地として、独自の存在感を保ち続けています。
- イギリスの経済は何が強み?
- なぜイギリスはEUを離脱した?
- 現在のイギリスが抱えている課題は?
イギリスに関するおすすめ本
【良い】イギリスの歴史が2時間でわかる本
イギリス史の「大きな流れ」を理解できる本。2015年に出版され、2023年に最新版が出ました。
高校世界史の教科書ではつかみにくかった流れがわかって、「あ、そういうことだったのね」という体験ができました。
ただ、「2時間でわかる」は流石に盛りすぎです。(←実際にはもっと時間がかかる)
【良い】ユニオンジャックの矢 大英帝国のネットワーク戦略
「大英帝国の支配=単なる植民地の拡大」ではなく、ネットワークづくりの戦略としてとらえ直す視点が新鮮でした。
読み終えて、「あー!だからイギリスって今でも経済大国なのね!(沈みつつあるけど…)」と納得できました。
イギリスを「歴史上の強国」ではなく、今にもつながる国際戦略のプレイヤーとして理解したい人におすすめ。
【微妙】池上彰の世界の見方 イギリスとEU
イギリスとEUの関係だけでなく、歴史・政治に関するテーマから雑学的なテーマまで、イギリスに関する様々な内容が書かれています。
各テーマごとに見出しが立てられ、1項目のページ数が少なめなので、とても読みやすいです。
ただし構成としては、バラバラなコラムを集めたような印象も強く、読み通してもイギリスの全体像はイマイチわからないかなー。。
ライトな読者や、「イギリスについて全然知らないな・・・」という人にはおすすめですが、本質的な理解を求める人には物足りないと思います。
【普通】「イギリス社会」入門 日本人に伝えたい本当の英国
イギリス社会のあれこれをコラム形式でやさしく紹介してくれる本です。
1テーマごとの文章が短く読みやすい。イギリスに初めて興味を持った人、旅行や留学前にざっくり知っておきたい人におすすめです。