【Z会 中学】難関校志望なら迷わずZ会。ハイレベルに勉強したい人向け。
Z会の主な特徴や、どんな人に向いているのか?に関する僕の意見を述べたいと思います。
Z会の主な特徴は次の5点!
- タブレット+タッチペンだけを使う
- 対象レベルが高め(だった)
- 教材のデザインがシンプルで大人っぽい
- 先取り学習できる範囲が広い
- 添削指導がウリ
Z会がおすすめなのはこんな人!
- シンプルで大人っぽいデザインの教材が好きな人
- どんどん先取り学習したい人
タブレットと紙テキストはどっちがいい?
- 2024年度で中学生テキストコースは終了し、2025年度からはタブレットコースのみになりました。
※「中学生タブレットコース」は「高校受験コース」にリニューアル
資料請求は無料!
※2025年度の中学生向けです。
Z会に対する率直な感想
Z会は(進研ゼミには劣るものの、)幅広いサービス・機能を提供する通信教育で、僕はかなりいい通信教育だな…!と思っています。
ただ、進研ゼミよりもハイレベルな人、大人びている人向けかなという印象。
コースのレベル選択が廃止されて現在は幅広い学力層をターゲットにしていますが、もともとハイレベルな人をターゲットにしていた通信教育ですし、それもあって教材のデザインが無機質で大人っぽいです。

勉強に苦手意識がある人、勉強の習慣がついていない人には、Z会は少しハードルが高いと思います。
勉強にそこまでの自信がない人は、進研ゼミかスマイルゼミにしておくのが無難です。どちらも幅広い学力層の人をターゲットにした通信教育です。
→進研ゼミ
逆に言うと、難関校を目指している人は迷わずZ会でOKです。
ハイレベルな人向けの通信教育として実績と定評がありますし、先取り学習できる範囲が広く、会社として添削指導に力を入れています。
どんどん学習を進めたい人、しっかりとした力をつけたい人にピッタリな通信教育です。
資料請求は無料!
以下、Z会中学講座の重要な点について、もう少し詳しく説明したいと思います。
2025〜 重要な変更点
タブレットと紙テキストはどっちがいい?
2024年度で中学生テキストコースは終了し、2025年度からはタブレットコースのみになりました。
※「中学生タブレットコース」は「高校受験コース」にリニューアル

ということで、Z会で紙テキストを使って勉強することはできなくなりました!
進研ゼミには「紙テキストを主に使うコース」が用意されています。紙とペンで勉強したい人は進研ゼミをご検討ください!(→進研ゼミ中学講座について)
リニューアルで何が変わった?
2024年度の「中学生タブレットコース」と内容は同じと考えてOKです!
ただし、いくつか重要な変更点があります↓
- 1教科ずつの受講ができなくなった(→5教科セット受講のみ)
この記事で伝えたいこと

いろんな通信教育がありますが、
みんなタブレット学習に集約されていって、違いが非常にわかりにくくなっている…ってのが近年の通信教育業界の傾向です。

正直、どれを選んでも大差ないでしょ、
大事なのは勉強のやり方でしょ!って思います
ですが、進研ゼミ、Z会、スマイルゼミ、スタディサプリそれぞれに細かな違い・コンセプトの違いがあるのは確か。
そこをわかりやすくお伝えするのが、このブログの役目であり読者の皆様が期待していることだと思うので、
Z会中学講座のサービスの全てを徹底的に紹介するのではなく、
「ここに注目するべし!」っていう点をピックアップしてお伝えさせていただきます!
※細か〜いサービス内容については、公式ページが一番詳しいです(当たり前だけど
Z会中学講座の主な特徴

Z会の主な特徴は次の5点!
- タブレット+タッチペンだけを使う
- 対象レベルが高め(だった)
- 教材のデザインがシンプルで大人っぽい
- 先取り学習できる範囲が広い
- 添削指導がウリ
①タブレット+タッチペンだけを使う

Z会は、タブレットonlyで学習するスタイルの通信教育です。
タブレットでZ会のアプリ(学習サイト)を開き、映像授業や確認問題、添削指導などを使って勉強します。
※紙テキストは使いません


タブレットはZ会専用タブレットかiPadを使います。
Z会は「iPadを使いたい」というニーズにも応えてくれています。進研ゼミとスマイルゼミは専用タブレットしか使えません。
専用タブレットにはタッチペンも付属しています。
iPad+Apple Pencilよりほんの少し反応が遅いので、Apple Pencilを使ったことがある人は慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
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②対象レベルは高め(だった)

Z会は伝統的に、
やや難しめというか、勉強がそんなに苦手ではない人をターゲットにした通信教育です。
昨年度(2024年度)まで用意されていた紙テキストコースのクラスは、レベルが高めに設定されていました。

2025年度からは
タブレットコースだけになってクラス(難易度)を選択する必要がなくなった関係で、Z会のターゲット層は広くなったと思います。
※タブレットが難易度を自動調整してくれる
※中〜上位層の生徒(勉強が得意な人)をターゲットにしている様子は感じ取れなくなった

実際、Z会は勉強が苦手な人にも利用してほしいと願っていると思う
ただ、伝統的にZ会がハイレベルな生徒をターゲットにしていたのは確かだと思うし、今もそれは変わらないと思います。
※実際、Z会は「1回の学習時間」を他よりも長めに設定しています。(Z会は30分なのに対して、進研ゼミやスマイルゼミは15分)
よって、勉強に苦手意識がある人は
ターゲット層がより幅広い進研ゼミやスマイルゼミも検討してみることをおすすめします。
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③教材のデザインがシンプルで大人っぽい

Z会中学生コースはタブレットを使って学習する通信教育です。
Z会の学習アプリや教材を見ると、シンプルで無機質でクールで大人っぽいデザインだなーという印象を受けます。

このデザインからも「やっぱり勉強がそんなに苦手ではない人をターゲットにしているのかなー」って思います
(勉強が苦手な人・嫌いな人にはややとっつきにくいデザインだと思う)
※このあとでも触れますが、進研ゼミの教材のデザインは少し子供っぽいというか、ポップな雰囲気です。
※教材のデザインを大人っぽさで比べると、「Z会 > スマイルゼミ > 進研ゼミ」っていう順番になると思う。
進研ゼミの教材のデザイン

④先取り学習できる範囲が広い

Z会中学生コースでは中学3年分の単元がすべて公開されています。
さかのぼり学習・先取り学習ができます!
※中1でも中3の内容の勉強ができる!ってことです
※スマイルゼミでは、入会時点で中学1年生〜現学年の講座が公開されます。追加料金が必要な特進クラスの場合でも、受講できるのは「ひとつ上の学年の講座まで」です。

1つ上、特に2つ上の学年の勉強をする生徒はそんなに多くないと思うので、
「先取り学習できる範囲が広い」というZ会の特徴は、大きなメリットとはならないかもしれません。
が、先取り学習をどんどんしたい!っていう勉強が得意な人にとっては、Z会はかなり役立つ教材になると思います。


先取り学習の範囲の広さからも、
やっぱりZ会が勉強が得意な人をターゲットにしている感じがします
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⑤添削指導がウリ
Z会のウリは添削指導。Z会といえば添削指導。
進研ゼミも添削指導サービスを用意していますが、Z会の方が充実しています。


- タブレット上で書き込んで、そのまま提出
- 国語・数学・英語だけでなく、理科・社会でも添削指導が用意されている
- Z会で受付後、当日~約3日後にタブレット上に返却
※進研ゼミの添削指導は国語・数学・英語のみです
ただ、充実しているとはいえ、
実力を伸ばすのに十分な量の添削指導が用意されているとは思いません。

記述力を本気でアップさせるには徹底的な訓練が必要で、
それこそ毎日取り組むくらいの気持ちが必要
そう考えると、Z会が用意する添削指導のみで十分だとは思わない方がいいと思います。
通信教育の添削指導サービスに、そんなに過度な期待はしない方がいいでしょう。
とはいえ、「自分の答案を誰かに見てもらう」という経験は多ければ多いほどいいので、「だからZ会の添削指導はイマイチだ」と言うつもりは全くありません
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Z会を選ぶ”決め手”となるのは…
他の通信教育との違いがたくさんある中で、決め手となるのは
- 教材のデザイン
- 先取り学習できる範囲
かなと思います。
- シンプルで大人っぽいデザインの教材が好きな人
- どんどん先取り学習したい人
あと「タブレットはiPadを使いたい」っていう人はZ会一択。
スタディサプリもiPadを使えますが、あれは映像授業をただ見るだけって感じなので幅広いサービスを提供するZ会とは全く違うコンセプトの教材です。
値段は、5教科セットで約10,000〜15,000円。

5教科セット(英数国理社)英:OS選択あり | 英語オンラインスピーキングに挑戦してみたい人向け。 |
5教科セット(英数国理社)英:OS選択なし | 普通のセット。まずはこれでいいと思う。 |
Asteria英語 5教科セット | 英語に力を入れたい人向け。 |
※手続締切日までに手続きをすれば、翌月から受講を変更・中止することができます。
※一括払いの方が受講期間中に中止する際は、受講会費を精算し、返金・請求が行われる。
※退会後に専用タブレットを返却する必要はありません。退会後もインターネット閲覧の端末として利用できます。
Z会専用タブレットの基本料金は
- 初回購入:13,200円
- 2回目以降:39,600円
です。が、
5教科セットを一括払い(12ヶ月or6ヶ月)で申し込んだ場合、タブレット料金は0円となります。

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タブレット学習の基本的なサービスは揃っている
- 学習プラン作り
- 実力診断テスト
このあたりは進研ゼミやスマイルゼミと同様です。
- くわしい説明
-
学習プラン作り
「Z会学習アプリ」を開くと、今やるべき学習内容が表示されます。
AIがその人の理解状況やミスの傾向を判断して、その人に合った学習内容を提案してくれます。
実力診断テスト
高校入試を見すえた実戦形式の問題に自宅で取り組めます。
追加受講費はかかりません。
※中1・中2は3教科・年1回(1月)実施。中3は5教科・年2回(7月・11月)実施。

また、進研ゼミと同様に「質問できるサービス」も提供されています。
- くわしい説明
-
質問サービス
会員サイトMyPageの「教えてZ会!」というサービスから質問・相談をすることができます。
※受付して3日後(日曜・年末年始を除く)までに回答。
まとめ
Z会の主な特徴は次の5点!
- タブレット+タッチペンだけを使う
- 対象レベルが高め(だった)
- 教材のデザインがシンプルで大人っぽい
- 先取り学習できる範囲が広い
- 添削指導がウリ
Z会がおすすめなのはこんな人!
- シンプルで大人っぽいデザインの教材が好きな人
- どんどん先取り学習したい人
タブレットと紙テキストはどっちがいい?
- 2024年度で中学生テキストコースは終了し、2025年度からはタブレットコースのみになりました。
※「中学生タブレットコース」は「高校受験コース」にリニューアル
資料請求は無料!
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※お申込みの際には、最新情報を公式ホームページから確認ください。