通信教育の教材ってたくさんあって、調べるのが大変で、どれにすればいいのか悩みますよね。
そこで本記事では、中学生におすすめの通信教育について、比較しながら説明をします!
他の通信教育比較サイトでは「これ、どう考えても報酬額の高さに応じて順位をつけているよなあ…(←サイト運営者が儲かることが一番の目的になっているなあ…)」っていう記事がありますが、
このブログでは、読者の皆様が自分に合う教材を見つけられるように、教材の特徴を中立の目線で紹介します!!
執筆者について
僕(もちお)は元社会科教員
ざっくりと学校の勉強の経歴(?)を書くと、こんな感じ
- 小学生の時は偏差値40台だったけど、「学年で10位以内に入ったら携帯電話を買ってあげる」という親の言葉で火がつき、猛勉強。その結果、
- 中学生では、塾に行かずに学年1位
- 高校では、学年で1ケタの順位をキープ
- 東大文科三類不合格
- 浪人
- 東大模試で文科三類1位
- 東大に合格
中学生向けの通信教育の選び方【比較】
↑大手企業の通信教育がこちら
僕は、どういうスタイルで勉強したいか?(子供に勉強させたいか?)に応じて選ぶのをおすすめしています!
例えばこんな感じ↓
対象レベル | 勉強が得意 or 普通 or 苦手 |
---|---|
学習スタイル | 紙の教材がいい?タブレットがいい? |
教科 | 5教科?9教科?1教科だけの受講? |
教材が届くペース | 毎月届く方が学習リズムが整う?全部いつでもアクセスできて自分のペースで勉強できた方がいい? |
ライブ授業 | 必要?必要ない? |
添削指導 | 必要?必要ない? |
質問 | 質問できた方がいい?できなくてもいい? |
努力賞制度 | あった方がやる気が出る?なくてもいい? |
値段 | 安い方がいい?高くても大丈夫? |
迷ったら王道の進研ゼミを選べば安心
成績が伸びるかどうか?は本人のやる気と勉強量次第で、大事なのは早く勉強をスタートすることなので、正直どの通信教育を選んでも(ちゃんとやれば)成績は伸びると思いますが、、、

どうしても迷って迷って決められない場合は、とりあえず進研ゼミを選べばいいのでは?って思っています。
というのも、進研ゼミが最も万人受けしそうな通信教育だと思うからです。
万人受けしそうな要素

タブレットだけでなく紙の教材も使うスタイル

9教科セット受講で定期テスト対策をしやすい

添削指導あり

教材が毎月届くので勉強のペース管理がしやすい

オンラインライブ授業がある

質問できる

値段が中くらい
中1 | 月額6,570円 |
---|---|
中2 | 月額6,680円 |
中3 | 月額6,890円 |
※タブレットを使うコース(12ヶ月一括払いの場合)
※税込
※入会金・退会金0円
※一括払いの方が退会する場合は、受講月数に応じて受講費を計算し直し、残金が返金される
1ヶ月で退会することはできないものの、最短で2ヶ月で退会することができるので、「イマイチだったな…」って思った時にやり直しがしやすい!というのも進研ゼミの特長です。


中学生向けの通信教育
ここからは、中学生向けの通信教育教材の有名どころを5つ紹介します!

進研ゼミの特徴
- コースは2つ(専用タブレット中心 or 紙テキスト中心)
- 9教科セットで受講する
- 毎月、教材が届く
- 勉強が苦手な人も対象
- 添削指導がある
- オンラインライブ授業がある
- 値段が安め
おすすめなのはこんな人
- 全教科の対策(内申点対策・入試対策)をしたい!
- でも部活や習い事で忙しい!
- 自分で学習計画・学習内容を考えるのは苦手…
スマイルゼミの特徴
- 専用タブレットonlyで学習するスタイルの通信教育
- 紙の教材は届かない
- 9教科セットで受講する
- 中1〜現学年3月までの学習ができる
- 勉強が苦手な人も対象
- 添削指導がない
- 値段は普通
おすすめなのはこんな人
- タブレットで勉強したい!
- 全教科(9教科)の勉強をしたい!定期テスト対策をしたい!
- 自分で学習計画・学習内容を考えるのは苦手…
- モノはなるべく増やしたくない!家が散らからないようにしたい!
スタディサプリの特徴
- スマホ・タブレット・PCを使って授業動画を見る
- 授業動画が見放題(小4〜高3の内容)
- 添削指導はない(個別指導コースには軽い添削指導がある)
- 値段が安い
おすすめなのはこんな人
- 学校や塾の授業でわからなかったところの対策をしたい!
- 部活動とかで忙しいけど、定期テスト対策はしたい!
- 前の学年の範囲でわからないところがある…
- なるべくお金をかけたくない!
Z会の特徴
- コースは2つ(タブレット or 紙テキスト)
- 勉強がわりと得意な人向け
- 1教科ずつの受講も可能(対応教科は5教科)
- 添削指導がある
- 値段は高め
おすすめなのはこんな人
- 勉強が苦手ではない!もっと成績を伸ばしたい!
- 添削指導でしっかりとした実力をつけたい!
- 全教科じゃなくて特定の教科だけ受講したい!
すららの特徴
- 入会した日からすべての単元を利用できる(無学年式)
- すららコーチが学習設計をサポート
- すららコーチに相談できる
- 子供の理解度に合った問題を解ける
- キャラクターが教師役で登場する(生身の人間ではない)
- 出席扱い制度を利用することができる(要 校長判断)
- 添削指導がない
おすすめなのはこんな人
- 勉強が苦手な人
- 学校の授業にあまりついていけていない人
- 勉強からしばらく遠ざかっている人(不登校の人)
- 人間に対する苦手意識がある人
進研ゼミ【万人受けしそう】


進研ゼミの特徴
- コースは2つ(専用タブレット中心 or 紙テキスト中心)
- 9教科セットで受講する
- 毎月、教材が届く
- 勉強が苦手な人も対象
- 添削指導がある
- オンラインライブ授業がある
- 値段が安め
おすすめなのはこんな人
- 全教科の対策(内申点対策・入試対策)をしたい!
- でも部活や習い事で忙しい!
- 自分で学習計画・学習内容を考えるのは苦手…

対象レベル
僕の個人的な感想を言うと、進研ゼミは最も万人受けしそうな通信教育だと思っています。
Z会のように勉強が得意な人向けの通信教育というわけではないし、かといって簡単すぎるわけではない、という「王道を行っている通信教育」って感じです。
難易度は自分で選択できます(あとで変更できる)。
- 中1・中2:「スタンダード」「ハイレベル」の2つに分かれている
- 中3:「受験総合」「難関挑戦」「最難関挑戦」の3つに分かれている
学習スタイル

どの学年も、2つのスタイルがあります。(途中で変更することも可能)
ハイブリッドスタイル | 主に専用タブレットで学ぶスタイル |
---|---|
オリジナルスタイル | 主に紙のテキストで学ぶスタイル |
※それぞれのスタイルの中で、難易度を調整することができます。(中1・中2はスタンダードコースかハイレベルコースを選択可能。中3は受験総合コースか難関挑戦コースか最難関調整コースを選択可能。)
教科

英数国理社の5教科の対策に加えて、実技教科の定期テスト対策まで追加費用無しで受講可能です。経済的。
※1教科ずつの受講はできません。
タブレットを使うスタイル

2つのスタイルのうち、おすすめなのは専用タブレットで学ぶハイブリッドスタイル。
というのも、タブレットという機械を使っているだけあって、紙テキストにはない以下のような強みがあるからです。
ハイブリッドスタイルのメリット
- 自分に合った学習内容を提案してくれる(→ボタンを押せばすぐに学習をスタートできる)
- 動画やアニメーションで学習できる(→内容を視覚的に理解できる)
- 間違った問題を解き直しさせるシステムが充実している(→学力定着)
- 添削指導の答案を簡単に提出できる
- 「家のモノが増える→散らかる」を防止できる(←教材はタブレットに配信される)

専用タブレットで映像授業を見たりしながら自分で勉強しますが、かといって完全放置ってわけではありません。
専用タブレットが、教科書・理解度・学習の進み具合に応じておすすめの学習内容を提案してくれます。

※中3の場合、志望校を設定すると「今日やるべき受験勉強」を作成・提案してくれる志望校別カリキュラムを利用可能です。

授業カルテ
中学全範囲・5教科の内容を収録。中1から中3までの学習内容に取り組めるので、さかのぼり学習・先取り学習をすることもできます。

ハイブリッドスタイルの場合でも、一部、紙のテキストも届くのが地味に便利です(「定期テスト 厳選予想問題」や「定期テスト 暗記BOOK」など)。学校に持っていけるので(→テスト前の自習時間などで使える)。

子供が今日取り組んだ内容や到達度をメールで確認できます。保護者も安心。
主に紙テキストを使うスタイル

紙テキストで学習するスタイルも用意されています(オリジナルスタイル)。
自分で計画を立てて自分のペースで学習したい人や、教材を学校などに持っていって勉強したい人は、こちらのオリジナルスタイルがおすすめです。
※中1・中2はオリジナルスタイルの方が少しだけ値段が安いです(→後述)。
オンラインライブ授業(両スタイル共通)
オンラインライブ授業はハイブリッドスタイルを選んでもオリジナルスタイルを選んでも追加受講費ゼロで利用可能です。
オンラインライブ授業
週1の定期的な授業。質問専用スタッフがいるので、わからないことをチャットで質問すれば、その場で回答が返ってくる。
オンライン授業の録画は見放題。
※追加受講費ゼロ
※ハイブリッドスタイルは専用タブレットで受講
※オリジナルスタイルは「中学講座サイト 会員ページ」から受講
通信教育を使った勉強は自主性が求められることが多く、教材をためがちですが、
オンラインライブ授業は日にちが決まっているので後回しにできず、強制力が働くの良いところ。
添削指導(両スタイル共通)

「赤ペン先生」の添削指導があるので、「人の指導」を受けることもできます。
質問(両スタイル共通)

ギモン解消ひろば
よくある疑問と回答がいつでも見られる。また、個別に質問することも可能。
※【5教科に関する質問】月に10回まで
※【勉強法に関する相談】月1回まで
努力賞制度(両スタイル共通)

レッスンに取り組むとポイントがたまって、そのポイントを好きなプレゼントと交換できる努力賞制度があります。子供のやる気が続きやすくなる工夫。
値段
月額約7,000円
中1(ハイブリッドスタイル)
12か月分一括払い | 月額6,570円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額7,230円 |
毎月払い | 月額7,670円 |
中1(オリジナルスタイル)
12か月分一括払い | 月額5,980円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額6,540円 |
毎月払い | 月額6,980円 |
中2(ハイブリッドスタイル)
12か月分一括払い | 月額6,680円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額7,370円 |
毎月払い | 月額7,800円 |
中2(オリジナルスタイル)
12か月分一括払い | 月額6,110円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額6,780円 |
毎月払い | 月額7,190円 |
中3(両スタイル共通)
12か月分一括払い | 月額6,890円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額7,520円 |
毎月払い | 月額7,980円 |
※税込
※入会金・退会金0円
※一括払いの方が退会する場合は、受講月数に応じて受講費を計算し直し、残金が返金される

スマイルゼミ【タブレット1台】

スマイルゼミ中学講座は、どの学年もスタイルは1つだけです。
※難易度は標準クラスか特進クラスかを選ぶことができます。
スマイルゼミの特徴
- 専用タブレットonlyで学習するスタイルの通信教育
- 紙の教材は届かない
- 9教科セットで受講する
- 中1〜現学年3月までの学習ができる
- 勉強が苦手な人も対象
- 添削指導がない
- 値段は普通
おすすめなのはこんな人
- タブレットで勉強したい!
- 全教科(9教科)の勉強をしたい!定期テスト対策をしたい!
- 自分で学習計画・学習内容を考えるのは苦手…
- モノはなるべく増やしたくない!家が散らからないようにしたい!

対象レベル
僕の個人的な感想を言うと、進研ゼミと同様、スマイルゼミは万人受けしそうな通信教育だと思っています。
Z会のように勉強が得意な人向けの通信教育というわけではないし、かといって簡単すぎるわけではない、という「王道を行っている通信教育」って感じです。
学習スタイル

スマイルゼミは、一言で言うと専用タブレットonlyで学習するスタイルの通信教育です。専用タブレット1台で完結する通信教育というところが、スマイルゼミの独自性。
スマイルゼミの教材はすべてタブレットに配信されるので、紙テキストや付録は届きません。
家のスペースが圧迫されないということが、スマイルゼミの大きな価値だと思います。
勉強は、専用タブレットに配信された(=ダウンロードした)授業動画や問題や解説アニメーションを使って行います。
つまり、紙とシャーペンがなくても勉強できるし、ソファに座りながら勉強できちゃうということ。

専用タブレットは、自分の学習状況に応じて(過去のデータから分析して)、「今日はこれをやるといいよ!」ってのを提案してくれます。(先取り学習をしたり、さかのぼって学習をしたりもできる)
教科

英数国理社の5教科の対策に加えて、実技教科の定期テスト対策まで追加費用無しで受講可能です。1教科ずつの受講はできません。
先取り・さかのぼり学習

中学1年生〜現学年の講座が公開されていて、自由にアクセスできます(※標準クラスの場合)。
追加料金が必要な特進クラスの場合、中学1年生〜現学年の講座だけでなく、ひとつ上の学年の講座まで受講できます。
(例)中2の特進クラスの場合、中1〜中2の講座+中3の講座を受講できる。
添削指導
添削問題はありません。
質問
スマイルゼミには、わからないところを質問できるサービスがありません。
なので、スマイルゼミの教材でわからないことがあった場合、保護者がサポートするか、学校の先生に頼る!って感じになります(※ただ、タブレットを学校に持っていくのはキツイので、保護者の出番になることの方が多いと思います)。
値段
月額約9,000円
中1(標準クラス)
12か月分一括払い | 月額7,480円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額8,140円 |
毎月払い | 月額8,580円 |
中2(標準クラス)
12か月分一括払い | 月額8,580円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額9,240円 |
毎月払い | 月額9,680円 |
中3(標準クラス)
12か月分一括払い | 月額9,680円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額10,340円 |
毎月払い | 月額10,780円 |
中1(特進クラス)
12か月分一括払い | 月額14,080円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額14,960円 |
毎月払い | 月額15,840円 |
中2(特進クラス)
12か月分一括払い | 月額15,180円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額16,060円 |
毎月払い | 月額16,940円 |
中3(特進クラス)
12か月分一括払い | 月額16,280円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額17,160円 |
毎月払い | 月額18,040円 |
※税込
※入会金・退会金0円
※一括払いの方が退会する場合は、受講月数に応じて受講費を計算し直し、残金が返金される

専用タブレットの代金は、初月のみ10,978円かかります(6ヶ月未満で退会すると32,802円請求される)が、通常のタブレットPCとして利用できる「Androidモード」に切り替えることができます(保護者が設定できる)。

スマイルゼミは全額返金保証の制度があります。(2週間)

すらら【勉強が苦手な人向け】

すららの特徴
- 入会した日からすべての単元を利用できる(無学年式)
- すららコーチが学習設計をサポート
- すららコーチに相談できる
- 子供の理解度に合った問題を解ける
- キャラクターが教師役で登場する(生身の人間ではない)
- 出席扱い制度を利用することができる(要 校長判断)
- 添削指導がない
おすすめなのはこんな人
- 勉強が苦手な人
- 学校の授業にあまりついていけていない人
- 勉強からしばらく遠ざかっている人(不登校の人)
- 人間に対する苦手意識がある人

勉強が苦手な生徒や不登校の生徒、発達障害の生徒の利用者が多い通信教育です。

対象レベル
基礎が抜けている人や、勉強があまり得意ではない人向けです。
また、学習内容の説明の時に登場するのはキャラクターで、良くも悪くも相手は「機械」なので、「人が怖い…」って感じる人でも利用しやすいです(←「すらら」が発達障害を抱えている子供に優しいと言われている理由)。
「この先生はなんかイヤ…」っていう”対面授業あるある”を避けることもできます(←スタディサプリでよく起こる)。
学習スタイル
手持ちのPC・タブレットで学習します(会員サイトにログインして利用)。
自分の学力に合わせて自分のペースで学習範囲・学習量を決めることができます。
※進研ゼミやスマイルゼミは毎月「これを勉強してね」って教材を送ってくるけど、「すらら」はどこからでも勉強可能。
学校の授業みたいにいろんな単元を行ったり来たりしながら勉強してもいいですし、
一つの単元を徹底的に勉強して理解してから次に行く!という勉強の仕方でもOKです。
教科
対象学年 | 小学生・中学生・高校生 |
---|---|
対象科目 | 主要5教科(国語・数学・理科・社会・英語) |
※理科・社会は小3〜中3
※英語は中1〜高3
担任コーチ制度

どこからでも自由に勉強できるのはメリットでもあるけど、デメリットにもなります。
「どうやって勉強したらいいかわからない」っていう子供にとっては、自由度が高すぎるのはキツイんですよね。
そこで「すらら」では、学習の仕方をサポートしてくれる担当コーチ制度が用意されています。
担当コーチが、子供の様子・特徴をヒアリングしたり学習履歴を見たりした上で、子供・保護者にアドバイスをしてくれます。
※基本的にはコーチと保護者のやり取り。
※基本的にはメールかLINE。必要に応じて初回は電話もOK。

理解度に合わせて難易度を調整

子供の理解度に合わせて問題の難易度を調整してくれます。
間違えてばかりで自己肯定感がダダ下がり…ってのを防ぐことができます。
添削指導
添削指導のサービスは提供されていません。
料金

受講方法が複数あります。
小学4教科コース | 小学1年生~小学6年生までの4教科(国・数・理・社)の範囲が学び放題 |
小中3教科コース | 小学1年生~中学3年生までの3教科(国・数・英)の範囲が学び放題 |
小中5教科コース | 小学1年生~中学3年生までの5教科(国・数・理・社・英)の範囲が学び放題 |
中高3教科コース | 中学1年生~高校3年生までの3教科(国・数・英)の範囲が学び放題 |
中高5教科コース | 中学1年生~高校3年生までの5教科(国・数・理・社・英)の範囲が学び放題 |
他の通信教育は入会金ゼロのものが多いですが、「すらら」は入会金がかかります。

スタディサプリ【先取りしやすい】

スタディサプリの特徴
- スマホ・タブレット・PCを使って授業動画を見る
- 授業動画が見放題(小4〜高3の内容)
- 添削指導はない(個別指導コースには軽い添削指導がある)
- 値段が安い
おすすめなのはこんな人
- 学校や塾の授業でわからなかったところの対策をしたい!
- 部活動とかで忙しいけど、定期テスト対策はしたい!
- 前の学年の範囲でわからないところがある…
- なるべくお金をかけたくない!

対象レベル
これは僕の個人的な感想ですが、
スタディサプリは勉強がそんなに苦手ではない人をターゲットにした学習教材だと思っています。

スタディサプリはいわゆる「無学年式」。全学年(小4〜高3)の学習内容が最初から公開されていて「自分のペースで自由に勉強してね」っていうタイプの通信教育です。
学校の授業みたいにいろんな単元を行ったり来たりしながら勉強してもいいですし、一つの単元を徹底的に勉強して理解してから次に行く!という勉強の仕方でもOK。
どこからでも自由に勉強できるのは大きなメリットです。
一方、どこからでも自由に勉強できるのはデメリットにもなります。
「どうやって勉強したらいいかわからない」っていう人にとっては、自由度が高すぎるのはキツイんですよね。
そういう意味で、スタディサプリは勉強がそんなに苦手ではない人、ある程度自分で勉強できる人向けの通信教育だと思っています。
ただし!

スタディサプリ中学講座で「今週やるべき学習内容」を提案してくれる機能が始まりました(2022年2月〜:ベーシックコース限定)。
また、ベーシックコースの内容に加えて、「人の指導」がつく個別指導コースも用意されています。
学習スタイル

スマホ・タブレット・PCを使って学習します。
紙テキストは届きません。
つまり、紙とシャーペンがなくても勉強できるし、ソファに座りながら勉強できるということ。
教科

国語・数学・理科・社会・英語の5教科に対応しています。
先取り・さかのぼり学習

小4〜中3までの5教科(国数理社英)の授業動画が見放題なので、まだ学校で習っていない内容をどんどん先取り学習をすることもできるし、「あれわかんなかったんだよな」っていう部分の学習内容にさかのぼって復習をすることもできます。
質問
スタディサプリで質問するためには、月額約11,000円の個別指導コースに申し込む必要があります。
値段
ベーシックコースは全教科セットで月額約2,000円。他の通信教育と比較するとかなり安いです。
中1〜3(ベーシックコース)
12か月分一括払い | 月額1,815円 |
---|---|
毎月払い | 月額2,178円 |
※税込
※入会金・退会金0円
14日間無料体験

14日間無料体験ができます。自分に合うか?を確認するまでお金を払わなくてOKです。
※クレジットカード決済のみ対象。キャリア決済は対象外。
※体験期間中に解約すればお金はかかりません。

Z会【勉強が得意な人向け】

Z会の特徴
- コースは2つ(タブレット or 紙テキスト)
- 勉強がわりと得意な人向け
- 1教科ずつの受講も可能(対応教科は5教科)
- 添削指導がある
- 値段は高め
おすすめなのはこんな人
- 勉強が苦手ではない!もっと成績を伸ばしたい!
- 添削指導でしっかりとした実力をつけたい!
- 全教科じゃなくて特定の教科だけ受講したい!

学習スタイル

Z会中学講座は、大きく2つのコースに分かれます。
①中学生タブレットコース | Z会専用タブレットかiPadを使って学習するコース |
---|---|
②中学生テキストコース | 紙テキストを使って学習するコース |
対象レベル

Z会はやや難しめというか、勉強がそんなに苦手ではない人をターゲットにした通信教育です。
※上の画像はテキストコースのものですが(タブレットコースはタブレットが難易度を自動調整してくれます)、このレベル設定からもZ会は難易度がやや高めだということがわかります。
教科

教科は英語・数学・国語・理科・社会の5教科が基本。
5教科セットで受講 or 1教科ずつの受講(申込)です。
※教科によって異なるコースで受講することはできません(数学はタブレットコースで、英語はテキストコースで、、、みたいなことはNG)。
タブレットを使うスタイル
基本的にはタブレットコースの方がおすすめです(←機能がたくさんついているので)。
タブレットコースのメリット
- 自分に合った学習内容を提案してくれる
- 3年分の単元の学習内容がすべて公開されている(→自分のペースで勉強できる)
- 添削指導の答案を簡単に提出できる
- 1教科だけの受講も可能
- テキストコースよりも値段が安い

「Z会学習アプリ」を開くと、今やるべき学習内容が表示されます。

というのも、AIがその人の理解状況やミスの傾向を判断して、その人に合った学習内容を提案してくれる機能があるから。
「何を勉強すればいいのかわからない!」って悩む必要ありません。

3年分の単元がすべて公開されていて自由にアクセスできます(オープンカリキュラム)。
どんどん先取り学習をすることもできるし、復習したい箇所に戻って勉強し直すこともできるということ。
※テキストコースにはない機能。

添削問題ではタブレット上にペンを使って、紙と同じように書き込み、そのまま提出します。
紙テキストを使うスタイル

「タブレットは嫌だ」「紙テキストとシャーペンで勉強したい」「ハイレベルな問題をたくさん解きたい」っていう人向けの紙テキストコースもあります。

毎月届く紙テキストを使って勉強します。

ただ、紙テキストしか利用できないってわけではなく、受講した教科のみ中学3年分の映像授業が公開されます(会員専用サイト「Z会MyPage」から)。
添削指導は、紙の添削問題(『Z Study 問題編』)に直接書き込んで、郵送するスタイルです。
添削指導(両スタイル共通)

添削指導があります。
タブレットコースの場合は、タブレット上にペンを使って、紙と同じように書き込み、そのまま提出します。
テキストコースの場合は、紙の添削問題(『Z Study 問題編』)に直接書き込んで、郵送します。
質問(両スタイル共通)

会員サイトMyPageの「教えてZ会!」というサービスから質問・相談をすることができます。
※受付して3日後(日曜・年末年始を除く)までに、Z会のナビゲーターが回答。
努力賞制度(両スタイル共通)

答案を提出するともらえるポイントに応じて、amazonギフト券などをもらえる努力賞制度があります。
料金
タブレットコースの料金↓

中1(タブレットコース5講座セット)
12か月分一括払い | 月額8,115円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額9,305円 |
毎月払い | 月額9,900円 |
中1(テキストコース5講座セット)
12か月分一括払い | 月額10,740円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額12,180円 |
毎月払い | 月額12,900円 |
中2(タブレットコース5講座セット)
12か月分一括払い | 月額8,965円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額10,255円 |
毎月払い | 月額10,900円 |
中2(テキストコース5講座セット)
12か月分一括払い | 月額10,740円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額12,180円 |
毎月払い | 月額12,900円 |
中3(タブレットコース5講座セット)
12か月分一括払い | 月額11,430円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額13,010円 |
毎月払い | 月額13,800円 |
中3(テキストコース5講座セット:進学クラス)
12か月分一括払い | 月額15,160円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額17,120円 |
毎月払い | 月額18,100円 |
中3(テキストコース5講座セット:特進クラス)
12か月分一括払い | 月額17,370円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額19,590円 |
毎月払い | 月額20,700円 |
※税込
※入会金・退会金0円

有名どころではない通信教育
天神


天神は学習教材が入ったUSBメモリをパソコンに挿して勉強するタイプの通信教育。
最近の通信教育と違って、天神はタブレットを使う通信教育ではありません。パソコンを使用します。

学習内容はすべてUSBメモリに入っているので、教材をいちいちダウンロードする必要はありません。
またその関係で、天神で勉強する際にインターネットに接続する必要もありません。
つまりインターネットに接続していないPCを用意すれば、子供をインターネットから完全に守ることができるということ。
「子供がインターネットを使うのは心配…」っていう親御さんにおすすめです。

USBにすべての学習内容が保存されているので、USBさえ届けば終わりです(最初にお金を払えば、いちいち会社とやり取りをする必要はないし、毎月クレカから引き落としされることもない)。
※天神が提供するサポート(質問サービス等)を利用することはできます。

天神は買い切り型なので、1学期から3学期分までの学習内容を最初から利用可能です。

天神USBメモリ(必須) | 13,200円 |
---|---|
国・数・英の教材 | 各学年・1教科につき96,800円 |
理・社の教材 | 各学年・1教科につき60,500円 |
1学年パック(5教科) | 374,000円 |
※税込
全体的に、進研ゼミやスマイルゼミに比べて料金は高めになっています。
進研ゼミやスマイルゼミよりもサポートが充実しているので、割高な分はサポート代だと捉えるのがいいのかなと思います(→どんどんサポートしてもらうべき)。

サブスタ

一人一人に合わせた学習計画表を1ヶ月ごとに人が作ってくれる(←機械による自動生成ではない)通信教育。

教科は国語・数学・理科・社会・英語の5教科。
登録をすると、中1〜中3までの5教科の学習コンテンツを利用することができます。
※「小学生&中学生プラン」に入会した場合は小4〜小6の学習コンテンツも利用可能

自分(子供)の状況を踏まえて、専用の学習計画を作ってもらいます。
進研ゼミやスマイルゼミでも学習計画を立ててもらうことはできますが、あちらは機械による自動生成。
サブスタは学習計画を実際に人が作っているんだよ!っていうところが、(おそらく)最大のアピールポイントです。
値段はやや高め。
中1 | 月額7,900円 |
---|---|
中2 | 月額7,900円 |
中3 | 月額7,900円 |
※税込
※入会金はゼロ
小4〜小6の学習コンテンツも利用できるコースもあります。
小学生&中学生プラン | 月額9,800円 |
---|

「入会したら3ヶ月は辞められないのか・・・」って不安な人向けに、14日間の無料体験サービスが用意されています!
実際に試してみて「イマイチだなー・・・」って思った場合でも、無料体験期間中に解約をすれば料金はかかりません。

東進オンライン

東進オンライン中学部は英語と数学の授業が定期的に(週2回)配信される形の通信教育で、過去の配信動画を繰り返し見ることができる通信教育です。
授業
東進ハイスクールで大学受験の講座を担当している講師が、中学生向けに行った授業を受けることができます。
教科は英語と数学のみです。
サンプル動画がこちら↓
中1・中2・中3すべて同じ料金です。対応教科はすべて利用することができます(英語、数学)。
12か月分一括払い | 月額3,278円 |
---|---|
毎月払い | 月額3,762円 |
※税込
※入会金・退会金0円

現在、14日間の無料お試しが可能とのことです(14日以内に解約をしたら全額返金)。

デキタス

デキタスはかわいいキャラクターが登場する短尺の動画(1本2〜5分)を見て勉強をする通信教育で、手持ちのタブレットをそのまま使うことができる通信教育です。
1本2〜5分の短い動画を見て勉強をすることができます。
サンプル動画がこちら↓

中1・中2・中3すべて同じ料金です。対応教科はすべて利用することができます(国語、数学、英語、理科、地理、歴史、公民、国文法)。
12か月分一括払い | なし |
---|---|
6ヶ月分一括払い | なし |
毎月払い | 月額4,400円 |
※税込
※入会金・退会金0円

ネット松陰塾

インターネットを活用した完全個別指導塾。

松陰塾っていう塾が全国に300校舎ある(1980年に創業)
→松陰塾では「Showinシステム」っていう独自デジタル教材を使って学習する
→そのデジタル教材を、インターネットを介して生徒の自宅でも使えるようにしよう!
って感じの発想で作られた通信教育です(たぶん)。

生徒の学年を問わず、小1〜中3までの5教科の学習ができます。
苦手教科の学習を前の学年まで戻って丁寧にやったり、得意教科の学習をどんどん先取りしたり・・・って感じで、自分のペースで勉強できる!ってのがネット松蔭塾の良いところ。

週2回ほど、社会人プロコーチとのテレビ電話(Skype)を通してノートチェック・指導を受けることができます。
※学生アルバイト講師は採用していないとのこと
※コーチの交代も可能(「この人は自分に合わないな・・・」ってことになっても安心)
入塾金
22,000円(税込)
月謝
テレビ電話60分×週2回の場合
小学生 | 15,620円 |
---|---|
中学生 | 16,500円 |
※税込
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無料体験あり!

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