高校生におすすめの通信教育について、比較しながら説明をします!
読者の皆様が自分に合う教材を見つけられるように、
教材の特徴を中立な目線で、なるべく科学的エビデンスに基づきながら紹介します!!
通信教育はどれがいい?【高校生】
【結論】悩みたくない・早く決めたい人へ
成績が伸びるかどうか?は本人のやる気と勉強量次第で、大事なのは早く勉強をスタートすること。
なので、正直どれを選んでも(ちゃんとやれば)成績は伸びると思いますが、、、
どうしても迷って迷って決められない場合は、とりあえず進研ゼミを選べばいいのでは?って思っています。
というのも、進研ゼミが最も万人受けしそうな通信教育だと思うからです。
進研ゼミの特長
①タブレットだけでなく紙の教材も使うスタイル
※上の画像は高1・高2講座のもの
②1教科ずつ受講できる
※高1・高2講座の場合、3教科(英数国)まとめて受講した場合は、理科・地歴公民の教材も追加受講費ゼロで届きます。
③やる気がアップしやすい仕組みがある
(例)努力賞制度
(例)レベル別学習
※高3講座では志望大レベル別の対策もできる
※推薦入試の対策もできる
④理解・定着につながる仕組みが充実している
(例)質問できる
(例)添削指導
(例)実力テスト
⑤値段が中くらい
高1 | 月額9,180円 |
---|---|
高2 | 月額9,380円 |
高3・高卒 | 月額11,180円 |
※3教科受講の値段(12ヶ月一括払い)
※税込
※入会金・退会金0円
※一括払いの方が退会する場合は、受講月数に応じて受講費を計算し直し、残金が返金される
※4月号入会の場合
1ヶ月で退会することはできないものの、最短で2ヶ月で退会可能。
「イマイチだったな…」って思った時にやり直しがしやすい!というのも進研ゼミの特長です。
期間限定キャンペーンはこちら↓
急いでいる人・考えるのが面倒な人はとりあえず進研ゼミでOKだと思います!
一番サポートが充実しているので、進研ゼミを選んでおけばとりあえず間違いはないです。
最初の通信教育として最適!
実際に進研ゼミを利用してみて、
「なんかイマイチだなー・・・合ってない気がするなー・・・」と思ったら、
当ブログに戻ってきていただいて続きを読んでもらえるとうれしいです!
進研ゼミについて解説している記事
ここからはしっかり比較検討したい人向けの内容です…!
【結論】しっかり比較検討したい人へ
通信教育を選ぶ際は、
通信教育に子供の勉強の何をサポートしてもらうのか?
っていう比較軸を持つことが大切です。
「この通信教育は有名だから」「友達が使っているから」みたいな理由で選ぶのはやめるべし。本人には全く関係のない話ですので。。
ここからは超大マジメに語りますので、そこそこ長くなります!
時間をかけてでも・何日かに分けてでも、
しっかりじっくり読んでいただければと思います…!
せっかく当ブログに来ていただいたので、力になれるよう一切手抜きをせず、100%全力で伝えたいと思います!
通信教育の選び方
通信教育を決めるにあたって、絶対に忘れてほしくないことがあります!
それは、
通信教育はあくまで「補助」教材だ!!!
ということ
教材にお金をかけたから、有名な◯◯っていう教材を使ったから、絶対に学力が伸びる!成績が伸びるんだ!!!
っていうわけではありません。
どんな通信教育に申し込んだとしても、
- 「やる気が出なくて頭と手を全然動かさなかった・・・」のであれば、絶対に力はつかないし
- 「一応やったけど、内容を理解していないし定着もしていない・・・」のであれば、力がついたとは言えないです
これじゃもったいない。
せっかくお金を払うわけですので、
子供の何をサポートするためにお金を払うのか?を明確に意識することをおすすめします!
サポートに関して、2つの観点に着目するとわかりやすいかなと思います
通信教育の価値
- ①やる気・継続のサポート
- ②理解・定着のサポート
①やる気・継続のサポートをしてもらう
1つ目は、やる気・継続のサポートがどれくらい充実しているか?という観点。
「やる気」について少し深掘りして説明します↓
前向きに取り組むから力がつく
勉強をして力をつける上で大事なのは、
「何のために勉強するのか?という目的が明確にあること」です。
勉強=「大人にやらされるもの」・・・ではなく、
「勉強しよう!」って自分から思える何かがあること。
要するに、
- 勉強に前向きに取り組むのが大事だよね!
- やる気・モチベーション次第だよね〜
・・・っていう話。
なんだよありきたりな話すんなよー…って思ったかもしれません。
でも、なんだかんだでこれが本質なんです
モチベーションのことを、心理学の世界では「動機づけ」と言います。
動機づけの種類は2種類。外発的動機づけと内発的動機づけ。
専門用語なので難しい話に思えますが、「あーはいはい、そういうことね」って納得していただけるはず↓
外発的動機づけ
=報酬が得られるからやっているだけなんだよね〜…
- (例)ゲームを買ってもらうために勉強する!
- (例)頑張ったら褒められるから勉強する!
- (例)やらないと怒られるから勉強する…
内発的動機づけ
=何か報酬を得ようとしているわけではなく、活動そのものが楽しいからやる!!
- (例)楽しいから勉強する!
- (例)良い成績をとりたいから勉強する!
- (例)志望校に行きたいから勉強する!
※「良い成績をとりたい」「志望校に行きたい」っていうのは、良い結果を求めているという意味で外発的に動機づけられているっぽく見えますが、
褒められたり何かを買ってもらったりっていうご褒美がなくても頑張るはずだ、という意味で内発的に動機づけられているとも言えます。内発的と外発的の中間って感じ
では、
外発的動機づけと内発的動機づけのどっちが望ましいのでしょうか?
・・・
そうです、
内発的動機づけが理想的だと考えられています!
経験的にもわかりますよね。それ自体を楽しんでいる方がツヨイっ!って
学年に一人はいたはず。電車博士とか恐竜博士が。大人数のアイドルグループのメンバー全員の名前を覚えているアイドルオタクもいたのでは。
つまり
「楽しい!」って思いながら勉強している子供は最強!
ということになります。
※学力が効率よく伸びるかどうか?はまた別の話ですが(このあと話します)
でも
「勉強が楽しい!」って目をキラキラさせている子供なんて、ほとんどいないでしょ〜・・・って感じですよね。
大人だってなかなか「勉強が楽しい」とは思えないんですから。
となると、「勉強が楽しい!」って思っていない子供は、
内発的動機づけされていない子供は、
なすすべなし・・・なのでしょうか?
いえ、
そんなことありません…!!
ご褒美を適切に使う
心理学の研究から、
内発的動機づけがなされていない時に
報酬が与えられると、
やる気がアップする
ことがわかっています。
なすすべなし・・・ではないんです
報酬によってやる気が出るという人間の心理を思いっきり活用しちゃいましょう!!
外発的動機づけ(報酬)できっかけを作りつつ、
→子供の心の内側からモチベーションが湧いてくるのを待つ(祈る)
って感じ
親御さんがあれこれ先回りしてやりすぎずに、適度に報酬を与えつつ子供の心の変化を辛抱強く待つってのが大事です
ありがたいことに、各社が提供している通信教育の中には
外発的動機づけの仕組みが用意されているものがあります。
子供騙しだな〜とか思わずに、活用できるものは活用するべし
外発的動機づけの仕組みがある通信教育の例
①進研ゼミ
・努力賞制度
②Z会
・努力賞制度
ただ、この報酬(ご褒美)には注意点もあって、
報酬(ご褒美)を与えまくればいいってわけではありません。
内発的に動機づけられている時に
報酬が与えられると、
前よりもやる気がダウンしてしまう
ことも研究からわかっています。
つまり、
勉強自体を楽しんでいる子供に、
大人は余計なことをしない方がいい(おせっかいすんな)
ということです。
恐竜がダイスキ!な子供に対して、「よーし!恐竜の名前を全部言えるようになったらゲームを買ってあげるぞお!」みたいな余計なお世話を焼けば焼くほど、子供は「いや、そんなんじゃないし。。。」ってやる気を失っていくわけです
くれぐれも、
- 本当にやる気がないのか
- 日々の生活に疲れていて、ただ休憩しているだけなのか
見極めミスをしないように。
大人は子供をよく観察して、出しゃばりすぎないようにしましょう。
進研ゼミやZ会の努力賞制度に興味を示さずに勉強するようになってきたら、良い兆候だと思います…!
とはいえ、いずれにせよ、
報酬(ご褒美)=やる気スイッチを他人に押してもらう
っていう話。
「勉強って楽しい!」「勉強したい!」っていう本物の意欲(内発的動機づけ)はどうやって湧き出てくるのでしょうか?
前向きに取り組めるようになるために
外発的動機づけから内発的動機づけに移行するにはどうしたらいいのか?
についても、心理学者が研究をしてくれています。
有名なのがライアンとデシという心理学者が考えた「自己決定理論」。
3つの欲求が満たされることでやる気が出る
自律性
=自分の行動を自分で決めたい!
(例)コーチにスポーツの練習内容を全て強制されるよりも、自分で考えた方がやる気が出る
有能感
=自分はできるって思いたい!
(例)失敗がずっと続くよりも、「うまくできた!」っていう体験が多い方が達成感があってやる気が出る
関連性
=他者とつながりたい!
(例)自分の頑張りに誰も興味がない状態よりも、周りの人に応援されている方がやる気が出る
最初は報酬(ご褒美)によってやる気が出ただけだったとしても、
勉強をする中で自律性・有能感・関連性の欲求が満たされていくと、
だんだんと「勉強自体が楽しい!」っていう内発的動機づけ状態に移っていくわけです。
この流れをサポートしてくれる通信教育って、やる気・継続のサポートの面で優秀だと言えますよね。
自律性・有能感・関連性を感じられる仕組みがある通信教育の例
進研ゼミ
・自分でレベルを選択できる(→自律性・有能感)
・コーチングしてもらえる(→関連性)
Z会
・どこからでも自由に学習できる(→自律性)
スタディサプリ
・どこからでも自由に学習できる(→自律性)
以上が、比較軸の1つ目「やる気・継続のサポート」に関する話。
②理解・定着のサポートをしてもらう
2つ目の比較軸は、理解・定着のサポートがどれくらい充実しているか?という観点。
正直な印象を言うと、この点に関しては各社の間であまり差がありません。どこも企業努力がハンパないので。
というか「やる気・継続のサポート」に関しては、力を入れている企業と、(おそらくコスト削減のために)ほぼ切り捨てている企業とに大きく分かれます。
それに対して、「理解・定着のサポート」に関してはどの企業も力を入れているって感じです
(教育事業なのであたりまえですが・・・「理解・定着のサポート」に力を入れていなかったら存在意義がありません)
「学習」について認知科学の視点から少し深掘りして説明します↓
「学ぶ」=つなげる
僕たち人間が「学習」する時には、
- 知識のネットワークを作る
- すでに持っている知識とつなげる
ということが行われています。
学ぶとは?
①ばらばらであった一つ一つの知識のつながり・構造を整理する【構造化】
→②つながり・構造を理解する【理解】
では具体的にどのように勉強したらいいのか?
さまざまな研究によると、効果的な方法がいくつかあるらしいです!
精緻的質問
=「なんで?」「どういうこと?」って質問して自分で答えを探す
(例)「なんで日本は地震が多いんだろう?」→「ってことは、この国も地震が多いのかな?」→「地震が少ない国の建物はどうなっているんだろう?」→・・・
デュアルコーディング
=絵と言葉を組み合わせる
(例)歴史の教科書を読みながら、資料集の絵や図もチェックする
このような作業をサポートしてくれる通信教育があります!
理解を促す仕組みがある通信教育の例
進研ゼミ
質問できる(→精緻的質問)
Z会
質問できる(→精緻的質問)
定着させるために
さらに、学校の勉強においては
理解した内容を必要に応じて取り出せるようにする【記憶】
ことも大切。
理解するだけじゃなくて、記憶することも必要なんです。
よりよく記憶できる学習方法に関しても、心理学者がたくさんの実験・研究をしてくれています。
分散学習
=間隔を空けて何度も勉強する
(例)「テスト前日に数学の勉強を5時間」ではなく、「1時間ずつ5日間に分けて勉強」
インターリーブ学習
=同じ内容を続けるのではなく、異なる内容を切り替えながら勉強する
(例)「足し算20分→引き算20分→掛け算20分」ではなく、「足し算10分→引き算10分→掛け算10分→引き算10分→足し算10分→掛け算10分」
検索学習
=学んだ情報を思い出す
(例)学んだ内容を何も見ずにノートに書き出す
定着を促す仕組みがある通信教育の例
進研ゼミ
添削指導(→検索学習)
模試(→検索学習)
Z会
添削指導(→検索学習)
万能なのは進研ゼミ
ここまでをざっくりまとめました↓
①やる気・継続のサポート
- 外発的動機づけ(報酬)
- 自律性
- 有能感
- 関連性
- 内発的動機づけ
②理解・定着のサポート
- 精緻的質問
- デュアルコーディング
- 分散学習
- インターリーブ学習
- 検索学習
進研ゼミは、上記のサポートが最も充実している通信教育だと思います。
最大手になるのにはちゃんと理由がある・・・ってことなのかも
これだけサポートが充実しているわけなので、
進研ゼミにしっかり真剣に取り組めばちゃんと力がつくはず。
なので、迷ったらとりあえず進研ゼミでいいのでは?ってのが僕の意見です。
でも大事なのは教材ではない
ただ、
とは言っても「進研ゼミだから絶対に成績が伸びる」ってことでもありません。
大事なのは自分の取り組み方。
取り組み方さえしっかりしていれば、どんな教材を使っても学力はしっかりつくと思います。
なので、ぶっちゃけたことを言うと通信教育はなんでもOKだと思っています。
それに、「自分に合う教材」かどうかを判別するためには、ある程度の時間をかけて実際に使ってみる必要があります。
通信教育の申し込みをする前から必要以上に迷ったり考えすぎたりしてしまうのは時間がもったいない。
第一印象が良かったもの・なんとなく「いいな」って思ったものをさっさと使ってみて、
子供が「自分には合わない」って言い始めたらすぐに退会して次の手段を探す方が良いと思います。
「子供に合う通信教育」を1発で選び抜くことは無理ゲーなので、
あまり迷いすぎないことをおすすめします!
何度も言ってくどいですが、どうしても「迷って迷って決められない!」ということであれば、王道の通信教育(=進研ゼミ)をとりあえず選んでおけばOK…ってのが僕の意見です
高校生におすすめの通信教育を比較
ここからは、高校生向けの通信教育教材の有名どころを5つ紹介します!
「人の指導」「モチベーション管理」に強みがある通信教育。
圧倒的な資金力と人的ネットワークを駆使して様々な学び方・サービスを提供していて「さすが業界No.1!」って感じ。
「勉強ってなかなかやる気が出ないよね・・・でも、勉強のモチベーションが低い人も含めていろんな人をサポートするんだ!」っていうベネッセの意志が感じられます。
より高い目標に向けて頑張りたい人向けの通信教育。
進研ゼミと同様、様々なサービスを提供していて、「勉強を頑張りたい人をしっかりサポートするんだ!」っていう意思が感じられます。
が、進研ゼミと真っ向勝負にならないように、「勉強が得意な人」をターゲットにしている感じがします。
自由に勉強したい人、自分で勉強できる人向けの通信教育。
運営会社はリクルート。効率的に利益を上げることを目指しているリクルートらしく、人件費のかかる余計な(≒手厚い)サービスは基本的につけず、授業動画をインターネットを使って送り届けることに特化しています。
「紙の教材は必要ないでしょ」「デジタルでいいでしょ」「勉強は自分一人でするものだ」「講義の動画があれば十分」っていう合理的な考えを持つ人をターゲットにしている感じがします。
進研ゼミ【万人受けしそう】
進研ゼミ高校講座の特徴
【対象レベル】あらゆる人
- 勉強が苦手な人も得意な人も対象
- 推薦入試対策もできる
【学習スタイル】1つのみ
- スマホと紙テキストで学習する
【教科】1教科ずつ受講OK!
- 1教科受講でもデジタル教材は全教科使い放題
【教材】充実!
- 毎月、教材が届く
- 学校の進度に合わせられる(高1・高2)
【人の指導】充実!
- 添削指導がある
オンラインライブ授業(2023年度はなし)- 高校別担任コーチ(高1)
- 質問ができる
【集中力・モチベーション管理】充実!
オンラインライブ授業- 高校別担任コーチ(高1)
- 努力賞制度
【値段】セットだと安め
進研ゼミの良いところ↓
★スマホを使って勉強できる
(→スキマ時間の有効活用)
★添削指導がある
(→記述力も強化しやすい)
★質問できる
添削指導・質問できる仕組み・努力賞制度などの「人の指導」「モチベーション管理」に強みがある通信教育です。
「勉強ってなかなかやる気が出ないよね・・・でも、勉強のモチベーションが低い人も含めていろんな人をサポートするんだ!」っていうベネッセの意志が感じられます!
あと、スマホを使えるのでスキマ時間に勉強しやすい!ってのも進研ゼミならでは。
おすすめなのはこんな人
- 部活や習い事で忙しい!
- でもさすがに勉強しないと不安…
- 本屋に行って参考書コーナーを見ても何を買えばいいのかイマイチわからない!
- 勉強しても集中力・やる気が長く続かない…
- 出費はできるだけ抑えたい
進研ゼミ高校講座は忙しい高校生でもやりきれる設計になっていて、複数教科を受講しても比較的リーズナブル。
- 高1・高2では予習・復習はスマホで1回5分、テスト前は紙テキストで演習というデザイン
- 高3では5教科16科目対応の「共通テスト対策」ができる教材が全員に届き、厳選された教材を使って勉強する「短時間集中設計」になっている
- スマホを使ってスキマ時間に学習できる機能が充実
- わからないことを質問できるサービスがある
- 受講教科が増えるほどお得になる値段設定
進研ゼミ高校講座では「忙しい高校生向け!」って感じのアピールが結構されています。たしかに、塾や予備校と違って「塾・予備校に行くための移動時間が必要ない」ってのは進研ゼミの強み。
ちなみに、映像授業等はスマホで見ることができるので、わざわざ勉強用のタブレットを用意する必要はありません。
対象レベル
僕の個人的な感想を言うと、進研ゼミは最も万人受けしそうな通信教育だと思っています。
Z会のように勉強が得意な人向けの通信教育というわけではないし、かといって簡単すぎるわけではない、という「王道を行っている通信教育」って感じです。
いろんな通信教育があってどうしても迷って迷って決められない場合は、とりあえず進研ゼミを選べばいいのでは?と思います。
教科
1教科ずつ受講できます。
※複数教科をセットで受講した場合は、値段が安くなります。
高1・高2
受講教科は英・数・国の3教科がメイン。1教科ずつ受講できます。
ただし、3教科まとめて受講した場合は、理科・地歴公民の教材も追加受講費ゼロで届きます。
高3・大学受験生
受講教科は受験科目に応じて1科目から受講できます。
共通テスト対策もできます。
5教科16科目対応の教材が全員に届きます。
※英数国は3教科セットが4月号から毎月届く
※理科・地歴公民は登録された科目の冊子が4・8・9・12月号で届く
学習スタイル
進研ゼミ高校講座はスマホと紙テキストを使って勉強するタイプの通信教育です。
※上の画像は高1・高2講座のもの
※小中講座とは違って、専用タブレットは使いません。
教材が充実
1教科受講でもスマホのデジタル教材が全教科使い放題
紙テキスト教材
※学年によって内容は異なります。
高校の進度に合わせられる(高1・高2)
進度SOS
『チャレンジ』『定期テスト予想問題集(英数国)』が授業の進度に合っていない時に、進度に合った教材を届けてもらえる。
※追加費用ゼロ
※電話・Webサイト・高校講座アプリで手続きをする
※「ゼミ」受付後4日前後(日・祝・年末年始を除く)で届く
定期テスト対策ができる
定期テスト対策用の教材も充実しています。※高1・高2
実技教科のポイントがまとまった冊子が地味に便利そう。
志望大レベルに合わせてコースを選べる
高1〜高2の2学期までは、3つのコースから選択できます。
高2の3学期からは、志望大レベルに合わせてさらに細かくコースを選ぶことができます。
人の指導が充実
添削指導がある
添削指導があります。
高1・高2
- 英数国の3教科
高3・大学受験生
- 英語・数学・国語・物理・化学・生物・日本史・世界史の8教科
自分の高校の卒業生がコーチになって学習をサポート(高1)
自分の高校の卒業生がコーチになって学習をサポートしてくれるサービスを利用することができます(2022年度からの新サービス)。
高校別担任コーチ
自分が通学する高校の卒業生が個別に学習をサポートしてくれる。
- 学習計画作成
- 学習法コーチング
- 進路アドバイス
※「高校別担任コーチ」は順次採用を進めているので、対象外となる場合もある
※受講教科にかかわらず利用可能
※質問・相談の上限は10回/月まで
※質問・相談は基本的に日曜日、祝日、年末年始を除く7日以内で回答
質問できる
進研ゼミの良いところは、質問がしやすいというところです。
教科質問サービス
問題をスマホで撮影し、質問を送ると、専任の教科アドバイザーが解説してくれる。
※日・祝・年末年始を除く48時間以内で「ゼミ」教材への質問に回答。(※小論文・情報・実技科目除く)
※質問は1科目あたり1か月に3件まで。
料金
値段は12ヶ月分一括払いがお得。一括払いの方が退会する場合は、受講月数に応じて受講費を計算し直し、残金が返金されます。
3教科受講の値段(12ヶ月一括払い)
高1 | 月額9,180円 |
---|---|
高2 | 月額9,380円 |
高3 | 月額11,180円 |
※税込
※入会金・退会金0円
※一括払いの方が退会する場合は、受講月数に応じて受講費を計算し直し、残金が返金される
※4月号入会の場合
料金体系の詳細は各学年の記事で↓
Z会【勉強が得意な人向け】
Z会 高校講座の特徴
【対象レベル】高め
- 勉強が苦手ではない人がターゲット
- 最低でも難関大レベル(上智、MARCHなど)
【学習スタイル】2つから選ぶ
- タブレット中心(専用タブレット or iPad)
- 紙テキスト中心
【教科】1教科ずつ受講OK!
- 受講科目以外の学習は不可
【教材】充実!
- 高1~高3までの学習ができる(タブレットコース)
- 毎月、教材が届く(テキストコース)
- 志望大レベルに合わせた入試演習
【人の指導】まあまあ!
- 添削指導がある
- 質問ができる
【集中力・モチベーション管理】ふつう
- 年2回の実力テスト(高1・高2:英・数・国)
- 努力賞制度
【値段】ふつう
Z会の良いところ↓
★ハイレベルな学習ができる
(→難関大入試に強い)
★添削指導がある
(→記述力も強化しやすい)
★質問できる
進研ゼミと同様、添削指導・質問できる仕組みなどの「人の指導」に強みがある通信教育です。
ただ進研ゼミと違うのは、勉強がわりと得意な人にターゲットを絞っている点。
誤解を恐れずに言うと、進研ゼミの偏差値高いver.って感じ
おすすめなのはこんな人
- 難関大に合格したい!
- 記述力をアップさせたい!
- 問題演習をたくさんしたい!
教科
1教科ずつ受講できます。
高1
教科は英語・数学・国語・理科基礎・歴史総合の5教科が基本。
高2
教科は英語・数学・国語・物理・化学・生物・日本史・世界史・地理・理科基礎・歴史総合11教科が基本。
高3・浪人
学習のメインとなる「入試演習」の開講講座は以下の通りです。1講座(1科目)から受講できます。
東大 | 英語・数学・国語・物理・化学・生物・日本史・世界史・地理 |
---|---|
京大 | 英語・数学・国語・物理・化学・生物・日本史・世界史 |
最難関 | 英語・数学・国語・物理・化学・生物・日本史・世界史・地理 |
早慶大 | 英語・数学・国語・物理・化学・生物・日本史・世界史 |
難関 | 英語・数学・国語・物理・化学・生物 |
共通テスト対策を追加で申し込むこともできます。
学習スタイル
高1・高2
タブレットコース | 主に専用タブレット(またはiPad)で学ぶスタイル |
テキストコース | 主に紙のテキストで学ぶスタイル |
Z会がおすすめしているのはタブレットコース(←機能がたくさんついている)。
高3・浪人
テキストコース | 主に紙のテキストで学ぶスタイル |
タブレットコース | 主に専用タブレット(またはiPad)で学ぶスタイル |
Z会の高1・高2講座ではタブレットコースがメインって感じですが、大学受験生講座ではテキストコースの方がメインの位置付けっぽいです。
教材が充実
3年分の学習内容がすべて公開されている
タブレットコースの場合、3年分の単元がすべて公開されていて自由にアクセスできます(オープンカリキュラム)。
どんどん先取り学習をすることもできるし、復習したい箇所に戻って勉強し直すこともできるということ。
※テキストコースにはない機能。
自分で学習したい順番に変更することもできるので、学校の授業の進め方に合わせた勉強がしやすいです(←特に理科・社会は学校によって順番があれこれ入れ替わったりしがちですが、この機能があれば安心)。
志望大レベルに合わせた入試演習
高1・高2
志望大のレベルに合わせた入試演習問題が年4回届きます(4月、7月、8月、12月)。
※英語・数学・国語の3教科(理科基礎・歴史総合には入試演習はつかない)
高3・浪人
月2回、志望大別の入試演習をして記述力を強化することができます(添削指導)。
人の指導が充実
添削指導がある
Z会といえば添削指導。
Z会では、過去の受講者たちの膨大な解答データをもとに、一問ごと細かく採点基準を作成しているとのこと。
解答解説までしっかり読み込めば、記述力がかなりアップしそうです。
質問できる
会員サイトMyPageの「教えてZ会!」というサービスから質問・相談をすることができます。
集中力・モチベーション管理の仕組み
実力テスト(高1・高2:英・数・国)
7月と12月の年2回、自宅で受験できる全国模試「実力テスト」(学年別)が届きます。
努力賞制度
答案を提出すると「努力賞ポイント」 がもらえて、図書カードなどの賞品と交換することができます。
すらら【授業が苦手な人向け】
すららの特徴
【対象レベル】あらゆる人
- 勉強が苦手な人も対象
- 不登校・発達障害の生徒の利用者も多い
【学習スタイル】1つのみ
- PCやタブレットを使う
- 紙の教材は届かない
【教科】5教科
- 3~5教科セットで受講
【教材】ふつう
- 小1~高3レベルまでの学習ができる
- 入会した日からすべての単元を利用できる
- キャラクターが教師役で登場する
【人の指導】充実!
- 添削指導がない
- すららコーチに相談できる
【集中力・モチベーション管理】まあまあ
- やる気を引き出すための機能がある
【値段】ふつう
おすすめなのはこんな人
- 勉強が苦手な人
- 学校の授業にあまりついていけていない人
- 勉強からしばらく遠ざかっている人(不登校の人)
- 人間に対する苦手意識がある人
勉強が苦手な生徒や不登校の生徒、発達障害の生徒の利用者が多い通信教育です。
対象レベル
基礎が抜けている人や、勉強があまり得意ではない人向けです。
また、学習内容の説明の時に登場するのはキャラクターで、良くも悪くも相手は「機械」なので、「人が怖い…」って感じる人でも利用しやすいです(←「すらら」が発達障害を抱えている子供に優しいと言われている理由)。
「この先生はなんかイヤ…」っていう”対面授業あるある”を避けることもできます(←スタディサプリでよく起こる)。
学習スタイル
手持ちのPC・タブレットで学習します(会員サイトにログインして利用)。
※スマートフォン(iPhoneなど)は推奨環境外
教科
対象科目 | 主要5教科(国語・数学・理科・社会・英語) |
---|
※理科・社会は小3〜中3
※英語は中1〜高3
教材
入会した日からすべての単元を利用できる(無学年式)
自分の学力に合わせて自分のペースで学習範囲・学習量を決めることができます。
※進研ゼミやスマイルゼミは毎月「これを勉強してね」って教材を送ってくるけど、「すらら」はどこからでも勉強可能。
学校の授業みたいにいろんな単元を行ったり来たりしながら勉強してもいいですし、
一つの単元を徹底的に勉強して理解してから次に行く!という勉強の仕方でもOKです。
子供の理解度に合った問題を解ける
子供の理解度に合わせて問題の難易度を調整してくれます。
間違えてばかりで自己肯定感がダダ下がり…ってのを防ぐことができます。勉強を続ける上で自己肯定感はすごく大事!
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人の指導が充実
すららコーチ
どこからでも自由に勉強できるのはメリットでもあるけど、デメリットにもなります。
「どうやって勉強したらいいかわからない」っていう子供にとっては、自由度が高すぎるのはキツイんですよね。
そこで「すらら」では、学習の仕方をサポートしてくれる担当コーチ制度が用意されています。
担当コーチが、子供の様子・特徴をヒアリングしたり学習履歴を見たりした上で、子供・保護者にアドバイスをしてくれます。
※基本的にはコーチと保護者のやり取り。
※基本的にはメールかLINE。必要に応じて初回は電話もOK。
添削指導
添削指導のサービスは提供されていません。
料金
受講方法が複数あります。
小学4教科コース | 小学1年生~小学6年生までの4教科(国・数・理・社)の範囲が学び放題 |
小中3教科コース | 小学1年生~中学3年生までの3教科(国・数・英)の範囲が学び放題 |
小中5教科コース | 小学1年生~中学3年生までの5教科(国・数・理・社・英)の範囲が学び放題 |
中高3教科コース | 中学1年生~高校3年生までの3教科(国・数・英)の範囲が学び放題 |
中高5教科コース | 中学1年生~高校3年生までの5教科(国・数・理・社・英)の範囲が学び放題 |
他の通信教育は入会金ゼロのものが多いですが、「すらら」は入会金がかかります。
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スタディサプリ【先取りしやすい】
スタディサプリ高校講座の特徴
【対象レベル】高め
- 勉強がそんなに苦手ではない人向け
- 一人で勉強できる人向き(コーチングがつく追加料金コースあり)
【学習スタイル】1つのみ
- スマホ・タブレット・PCで学習する
【教科】全教科セットで受講
- 1教科ずつの受講はできない
【教材】充実!
- 小学~高校レベルまでの学習ができる
- 入会した日からすべての単元を利用できる
【人の指導】なし
- 添削指導なし
- 質問はできない
- コーチングがつく&質問ができる追加料金コースあり
【集中力・モチベーション管理】イマイチ
- コーチングがつく追加料金コースあり
【値段】安い
おすすめなのはこんな人
- 自分のスマホ・タブレットで授業動画を見れたら十分!
- 自分のペースで勉強したい!
- 学校や塾の授業でわからなかったところの対策をしたい!
- なるべくお金をかけたくない!
対象レベル
これは僕の個人的な感想ですが、
スタディサプリは勉強がそんなに苦手ではない人をターゲットにした学習教材だと思っています。
スタディサプリはいわゆる「無学年式」。全学年(〜高3)の学習内容が最初から公開されていて「自分のペースで自由に勉強してね」っていうタイプの通信教育です。
学校の授業みたいにいろんな単元を行ったり来たりしながら勉強してもいいですし、一つの単元を徹底的に勉強して理解してから次に行く!という勉強の仕方でもOK。
どこからでも自由に勉強できるのは大きなメリットです。
一方、どこからでも自由に勉強できるのはデメリットにもなります。
「どうやって勉強したらいいかわからない」っていう人にとっては、自由度が高すぎるのはキツイんですよね。
そういう意味で、スタディサプリは勉強がそんなに苦手ではない人、ある程度自分で勉強できる人向けの通信教育だと思っています。
※授業の難易度自体がべらぼうに高いわけではありません(レベルを選択できます)。
※学習プランを個別に作ってほしい人向けに合格特訓コースというコースも用意されています。
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14日間無料体験できる!
学習スタイル
スマホかタブレットかパソコンで授業動画を見ます。
スタディサプリは大きく2つのコースに分かれます。
ベーシックコース
- 月額2,178円(毎月払い:税込)
- スマホ・タブレット・PCを使う
- 授業動画が見放題(中学〜高校の内容)
- 月額10,780円(毎月払い:税込)
- スマホ・タブレット・PCを使う
- 映像授業が見放題(中学〜高校の内容)
- 学習プランのカスタマイズ
- 担当コーチによる個別指導
- 科目サポーター
コースを途中で変更することも可能です。
教科
国語・数学・理科・社会・英語の5教科に対応しています。
- 【国語】現代文・古文・漢文・小論文
- 【数学】数ⅠA・数ⅡB・数Ⅲ
- 【理科】物理・化学・生物・地学
- 【社会】世界史・日本史・地理・政治経済・現代社会・倫理
- 【英語】
教材が充実
授業動画が見放題
先取り学習・さかのぼり学習
高3までの5教科(国数理社英)の授業動画が見放題なので、まだ学校で習っていない内容をどんどん先取り学習をすることもできるし、「あれわかんなかったんだよな」っていう部分の学習内容にさかのぼって復習をすることもできます。
※「こうやって勉強しましょう!」ってあれこれ指示をされることがない・・・ってのもメリットかも
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人の指導なし
添削指導なし
スタディサプリでは、添削指導のサービスは提供されていません。
※「添削指導で記述力も伸ばしたい!」っていう場合は、進研ゼミかZ会がおすすめです。
質問できない
スタディサプリのベーシックコースでは、わからないところを質問できるサービスは提供されていません。
※追加料金が必要な合格特訓コースでは可
集中力・モチベーション管理の仕組みがイマイチ
スタディサプリのベーシックコースでは、模試や努力賞制度などのやる気をアップさせるようなサービスは提供されていません。
値段
ベーシックコースは全教科セットで月額約2,000円。他の通信教育と比較するとかなり安いです。
高1〜3(ベーシックコース)
12か月分一括払い | 月額1,815円 |
---|---|
毎月払い | 月額2,178円 |
※税込
※入会金・退会金0円
14日間無料体験できる
14日間無料体験ができます。自分に合うか?を確認するまでお金を払わなくてOKです。
※クレジットカード決済のみ対象。キャリア決済は対象外。
※体験期間中に解約すればお金はかかりません。
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スマイルゼミ【タブレット1台】
スマイルゼミ高校生コースの特徴
【対象レベル】未知数…
- 高1・高2のみ(高3講座は2024年から)
- 勉強が苦手な人も対象
- 難関大に合格したい人向けなのかはまだわからない
【学習スタイル】1つのみ
- 専用タブレットだけを使う
- 紙の教材は届かない
【教科】7教科セット
- 1教科ずつの受講は不可
【教材】ふつう
- 高1~高3までの学習ができる
【人の指導】なし
- 添削指導がない
- オンラインライブ授業がない
- 質問はできない
【集中力・モチベーション管理】イマイチ
- 模擬テストなし
- 努力賞制度なし
【値段】高め
おすすめなのはこんな人
- タブレットで勉強したい!
- 余計な機能はいらない!タブレットで勉強できればそれでOK!
- 全教科の勉強をしたい!定期テスト対策をしたい!
- 自分で学習計画・学習内容を考えるのは苦手…
- モノはなるべく増やしたくない!家が散らからないようにしたい!
スマイルゼミは、一言で言うと
専用タブレットonlyで学習するスタイルの通信教育
です。専用タブレットに配信された(=ダウンロードした)授業動画や問題や解説アニメーションを使って勉強します。
※事前にデータをダウンロードしておくことで、Wi-Fi環境がない外出先でも学習をすることができます。
スマイルゼミの教材はすべてタブレットに配信されるので、紙テキストや付録は届きません。
専用タブレット1台で高校(大学入試)の勉強を全部できる通信教育!ってところが、スマイルゼミの独自性です。
対象レベル
「成績が伸びるかどうか?は本人のやる気と勉強量次第で、大事なのは早く勉強をスタートすること。なので、正直どの通信教育を選んでも(ちゃんとやれば)成績は伸びると思う!」という前提のもとで、
僕の個人的な感想を言うと、スマイルゼミは万人受けしそうな通信教育だと思っています。
Z会のように勉強が得意な人向けの通信教育というわけではないし、かといって簡単すぎるわけではない、という「王道を行っている通信教育」って感じです。
※ただし、同じく万人受けしそうな進研ゼミ、難易度がやや高めのZ会とは違って、
対人指導やモチベーション管理の仕組みに弱点があります。
(例)添削指導がない、質問できるサービスがない、オンライン授業がない
そういう意味で、スマイルゼミは「人との関わりは別にいらない!自分一人で頑張れる!」っていう人向けだと思います。
また、2023年度は高1・高2向けの講座のみの開講となっています。
※高3講座は2024年2月〜
2023年度に大学受験生になるよ!っていう人はスマイルゼミじゃない通信教育を選ぶべし!!!
教科
英語・数学・国語・理科・地理歴史・公民・情報の7教科32科目の学習内容を追加費用無しで受講可能です。1教科ずつの受講はできません。
高校生向けで全教科セット受講の通信教育はかなり珍しいです(進研ゼミもZ会も1教科から受講できる ※スタディサプリは全教科セット)。「まずは学校の定期テスト対策に使ってほしい」っていう狙いが込められているのかも。
学習スタイル
勉強は、スマイルゼミ専用タブレットに配信された(=ダウンロードした)授業動画や問題や解説アニメーションを使って行います。タッチペンも付属します。
スマイルゼミの教材はすべてタブレットに配信されるので、紙テキストや付録は届きません。
専用タブレット1台で高校(大学入試)の勉強を全部できる通信教育!ってところが、スマイルゼミの独自性です。
紙テキストが届かないので、モノが増えて家が散らかる!ってことを防ぐことができます。
スマイルゼミの最大の価値って実はこれなんじゃない?って正直思っています。
人の指導は充実していない
添削指導
添削指導のサービスは提供されていません。
質問できない
スマイルゼミには、わからないところを質問できるサービスがありません。
なので、スマイルゼミの教材でわからないことがあった場合、保護者がサポートするか、学校の先生に頼る!って感じになります。
料金
高1
12か月分一括払い | 月額17,380円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額18,260円 |
毎月払い | 月額19,140円 |
高2
12か月分一括払い | 月額17,380円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額18,260円 |
毎月払い | 月額19,140円 |
高3
12か月分一括払い | 月額19,580円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額20,460円 |
毎月払い | 月額21,340円 |
※税込
※入会金・退会金0円
※一括払いの方が退会する場合は、受講月数に応じて受講費を計算し直し、残金が返金される
※専用タブレット代:10,978円
有名どころではない通信教育
鬼管理専門塾
一言で言うなら大学受験のライザップって感じ
提示されたカリキュラムに従って勉強に取り組み、自分が取り組んだ内容を細かく報告して、「いい感じだね!」「それじゃダメだよ」ってコーチングしてもらえるサービス
鬼管理専門塾の特徴
【対象レベル】あらゆる人
- 勉強が苦手な人も得意な人も対象
- ただ、強いて言うなら「勉強がそんなに得意じゃないけどGMARCHあたりに行きたい!」っていう人向けだと思う
【学習スタイル】1つのみ
- カリキュラムを作ってもらう
- →カリキュラムに従って自分で勉強する
- →頻繁に行われる講師とのミーティングで進捗状況を確認・報告する
【教科】1教科ずつ受講OK!
【教材】微妙
- 勉強法資料、勉強法動画を利用できる
- けど、教科の内容を解説する教材が充実しているわけではない
【人の指導】充実(しすぎ)
- 講師(時間給のリモートワーカー)とのオンライン面談が頻繁にある
- →現状の課題・改善策を考える習慣が身につく
【集中力・モチベーション管理】充実(しすぎ)
- 講師(時間給のリモートワーカー)とのオンライン面談が頻繁にある
- →管理してもらえるので、良くも悪くもプレッシャーがかかる
【値段】安くはない
おすすめなのはこんな人
- 志望大学に合格できれば方法はなんでもいい!っていう人
- 自分一人でやる気を出して頑張ることが難しい人
- 環境が整えば(誰かに管理してもらえれば)やる気を出せる人
- 尻を叩いてほしい人
- 集団指導の塾は苦手な人
くわしくはこちら
鬼管理専門塾は合う人と合わない人が明確に分かれるサービスだと思う
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学研プライムゼミ
数年前に東進ハイスクールの講師がこぞって移籍してきた学研プライムゼミ。立ち位置としては、難関大を目指す受験生向け、という感じ。
- 大学受験界で実力があって有名な講師の授業を受けられる
- 添削問題なし
- 1つの講座を細かく「ユニット」に分けて、ユニット単位で料金を払う
基礎を固めたうえで、プラスアルファを求める人にターゲットを絞っている感じがするので、ハイレベルな授業が受けられる反面、値段が高い。
会員登録(無料)をすると、90分の講義を1つ体験視聴できるみたいなので、まずは体験してレベル感を確かめるのを推奨します。
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通信教育を比較
おすすめな通信教育についてまとめました(各通信教育の比較)。
進研ゼミ
- 全教科の対策をしたい!
- でも部活や習い事で忙しい!
- 自分で学習計画・学習内容を考えるのは苦手…
っていう人に向いているのが進研ゼミ。値段も比較的安めです。 くわしくは下の個別記事で。
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社会科チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=vLW26933wWI 社会科(歴史・地理・公民・政治経済)の内容について、本質的な部分をわかりやすく解説するチャンネルです。
- 「つまりどういうことなの?」「なんでこれが大事なの?」ってのを解説する(木で例えると、葉っぱの部分じゃなくて幹の部分を説明する感じ)
- 細かい内容は省略する
- 社会科は人間の営みに関する学問なので、当事者のことをちゃんとイメージする(人間の心理も考える)
- 「社会は暗記すればOK!わからなくても覚えりゃいい!」っていう人を減らす
- 中学生〜大人(本質的な部分を解説しているので、中学社会にも高校社会にも対応しているはず!)