2025【進研ゼミ 高校】リニューアル後の√Route(ルート)とは?進研ゼミはもっと評価されるべき
2025年から進研ゼミ高校講座がリニューアルされます。この記事では、
変更点をわかりやすく整理するとともに、
リニューアル内容が学力の向上にどれだけ役に立ちそうか?に関する僕の意見を述べたいと思います。
進研ゼミの主な特徴は次の6点!
- 対象レベルが幅広い
- タッチペンは使わない
- スマホにも対応
- 豊富な教材がいつでも使い放題
- 対話型AIで思考を引き出す
- 値段が安い
進研ゼミがおすすめなのはこんな人!
- 着実に力をつけたい人
- 教材を探すのが面倒な人
- なるべく出費を抑えたい人
※2025年度の高校生向けです。
※2025年3月21日現在の情報です
【重要】リニューアル前からの受講者は現行のまま受講できる
現在の進研ゼミ高校講座を受講中の人は、2027年3月号まで現行のサービスを継続して利用できます。
※どうやら前年度まで進研ゼミ高校講座を受講していなくても、高2・高3生であれば紙の教材が届く旧ver.のサービスに申し込めるっぽいです。(2025.3.21追記)
※高1は新サービスの「√Route」のみ申し込み可。(2025.3.21追記)

以下は、ベネッセの新学習サービス
難関合格 進研ゼミ √Route(ルート)
についてです
2025年のリニューアルの第一印象

このブログは思ってもいないことは書かない、やたらヨイショはしないというコンセプトで書いているので、ぶっちゃけて言いますが
リニューアルの内容を見ると、
加入者が伸び悩んで好調ではなく、かつ、コスト=人件費・運送費がやたらかかっていた進研ゼミ高校講座にテコ入れをしたなーーーという印象です。

実際、リニューアル後の進研ゼミ高校講座は、
今まで力を入れて作ってきた教材を活かしつつ
コスト削減に成功したという意味で経営的に優れた教材だなと思いました
ただ進研ゼミの利用者にとって最も大事なのは、(もちろんベネッセのコスト削減ではなく!)新しいシステムが学力の向上に役に立つのかということです。
では一体、なにが2024年までと変わったのか?
2025〜 重要な変更点

- 「タブレット・PC・スマホを使うスタイル」に変わった
- 紙の教材が届かなくなった
- いつでも全範囲の教材を利用できるようになった(無学年制)
- 値段がかなり安くなった(1教科でも全教科セットでも)
この記事で伝えたいこと
いろんな通信教育がありますが、
みんなタブレット学習に集約されていって、違いが非常にわかりにくくなっている…ってのが近年の通信教育業界の傾向です。

正直、どれを選んでも大差ないでしょ、
大事なのは勉強のやり方でしょ!って思います
ですが、進研ゼミ、Z会、スマイルゼミ、スタディサプリそれぞれに細かな違い・コンセプトの違いがあるのは確か。
そこをわかりやすくお伝えするのが、このブログの役目であり読者の皆様が期待していることだと思うので、
進研ゼミ高校講座のサービスに関して
「ここに注目するべし!」っていう点をピックアップしてお伝えさせていただきます!
※細か〜いサービス内容については、公式ページが一番詳しいです(当たり前だけど
進研ゼミ√Route(ルート)の特別なところ


進研ゼミの主な特徴は次の6点!
- 対象レベルが幅広い
- タッチペンは使わない
- スマホにも対応
- 豊富な教材がいつでも使い放題
- 対話型AIで思考を引き出す
- 値段が安い
対象レベルが幅広い
進研ゼミは伝統的に、
勉強が得意な人だけでなく、勉強が苦手な人もターゲットにした通信教育です。
※伝統的にやや難しめなZ会と比べると、ターゲット層が幅広いです。

勉強に苦手意識がある人でも安心して使えます
タッチペンは使わず自分のノートで演習

進研ゼミ高校講座はタブレットにタッチペンで書き込む機能を必要としていません。
タブレット・スマホ・PCは教材を閲覧するためのもの、という位置付けです。
Q.タブレットは書き込む機能が必要ですか?
A.書き込む機能はなくても学習可能です。記述問題などは、お手持ちのノートを使って学習を進めてください。
進研ゼミ公式ページより
おそらく、進研ゼミ高校講座をリニューアルする(=タブレットを導入する)にあたって、
「そもそもタッチペンでタブレットに書き込んで学習する必要はあるのか?」という問いからスタートしたんだと思います。
でも、高校生は自分で丸つけできるし、書く量も増えるので、むしろタッチペン入力はストレスフルです。
反応が遅かったり、画面が小さかったりして扱いづらい。

って考えて、進研ゼミ高校講座では思い切ってタッチペンは使わないスタイルにしたんじゃないかなって思います。

書く量が多い高校レベルの学習には、タブレットにタッチペンで書き込むスタイルは非合理的。
進研ゼミ高校講座の「タッチペンは使わず自分のノートで演習」という割り切りはセンスが良いと思います。
ベネッセは大きな会社で、小学講座・中学講座・高校講座で開発部が(たぶん)分かれているので、高校講座だけで独自路線をとれるってのも理由として大きいかも。Z会やスマイルゼミは独自開発したタブレットを小学〜高校まで統一して使うことにこだわっている感があります

学習内容を自分でノートにまとめる行為が学習効率の向上につながることが、心理学の研究からもわかっています
(自己生成効果と言います)
あと単純に、問題演習は大きなノートやいらない紙を使ってガシガシやった方がやりやすいと思います
スマホにも対応

教材はスマホにも対応しています。
通学中などのスキマ時間にもササっと勉強できます。
※スマホ、タブレット、PCで履歴が連動するので「タブレットで勉強した後に通学中にスマホで勉強」っていうのがやりやすい
豊富な教材がいつでも使い放題

進研ゼミが開発した豊富で膨大な教材・参考書・過去問が使い放題・読み放題。(教材ライブラリー)
地味にすごい!って思います。
※今までは定期的に送られてくるから一度に全部使えなかったし、実物の冊子なので管理も大変でした。

いちいち本屋やAmazonで教材を探したり吟味したりする必要がなくなります。
それに、
電子端末でいつでもどこでも閲覧できるのも便利。
勉強中に「あれなんだっけ?」って疑問が湧いた時にササっと調べたりできます
対話型AIで思考を引き出す
55年の指導ノウハウと受験データをインプットした独自対話型AIが、
個別にカウンセリングして自分だけの勉強計画(合格ルート)を作成してくれたり、
問いかけをしてきて思考を引き出してくれたりします。


(おそらく)今回のリニューアルの一番の目玉。
学習の本質を突いた、とてもいいサービスだと思います
僕たち人間が「学習」する時には、
- 新たな学習内容を、すでに持っている知識や自分の言葉とつなげる
ということが行われています。
新しい情報について、詳細や理由を説明されるだけでは「自分の外から与えられた知識」のままにとどまってしまいますが、
「これって〜〜と似ているな。同じ原理なんだろうな。」「これって・・とは違うよね。」といった具合で、
新しい情報を「自分の脳の中にあるもの」とリンクすることで、記憶として保持されるようです。

AIとの対話によって、自分の脳の中にあるものが引き出されます
話し相手は機械だとバカにせず、しっかり取り組めば確実に力が伸びるでしょう!
値段が安い
値段は全教科セットで7,980円。
1教科なら月額3,980円です。

進研ゼミを選ぶ”決め手”となるのは…
他の通信教育との違いがたくさんある中で、決め手となるのは
- 対象レベルが幅広い
- 豊富な教材がいつでも使い放題
- 対話型AIで思考を引き出す
- 値段が安い
- 着実に力をつけたい人
- 教材を探すのが面倒な人
- なるべく出費を抑えたい人
初回は14日間無料で体験可能
14日間無料で体験できるとのこと!
僕も実際に使ってみて、またレビューをしたいと思います!!!
→公式ページ(ルート)
→公式ページ(高校講座トップ)