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中学生向け『教科書ワーク』を東大卒元教員がレビュー【使い方も】

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中学生向けの『教科書ワーク』という問題集のレビューをします!

モチオカ

学習教材について調べてまとめたブログ「もちおスクール」を運営しています。

このブログでは、読者の皆様が自分に合う教材を見つけられるように、教材の特徴を中立な目線で紹介します!!

執筆者について

僕(もちお)は元社会科教員

■ざっくりと学校の勉強の経歴(?)を書くと、こんな感じ

  • 小学生の時は偏差値40台だったけど、「学年で10位以内に入ったら携帯電話を買ってあげる」という親の言葉で火がつき、猛勉強。その結果、
  • 中学生では、塾に行かずに学年1位
  • 高校では、学年で1ケタの順位をキープ
  • 東大文科三類不合格
  • 浪人
  • 東大模試で文科三類1位
  • 東大に合格

中学生向け『教科書ワーク』の特徴

地理・歴史・公民『中学教科書ワーク』の画像
画像は2016年出版ver.(現在は2021ver.が販売されています)
値段約1,300円(地理)
約1,300円(歴史)
約1,300円(公民)
著者文理
出版社文理
出版年2021年

教科書の内容・授業の内容をかためたい!という人向けの問題集。

※社会の『教科書ワーク』を例にして説明します。

いいところ

着実にレベルアップできる

地理・歴史・公民『中学教科書ワーク』の画像

単元ごとに「確認 → 定着 → 実力判定」の3段階に分けて問題が載っています。

これのおかげで、

『中学 教科書ワーク』(社会)を東大卒元教師がレビューする

知識がほとんど身についていない状態

→ 教科書を読みながら「ステージ1 確認のワーク」をやる

『中学 教科書ワーク』(社会)を東大卒元教師がレビューする

知識がある程度身についた状態

→ 教科書を見ずに「ステージ2 定着のワーク」をやる

『中学 教科書ワーク』(社会)を東大卒元教師がレビューする

定期テスト・受験直前

→ 「ステージ3 実力判定テスト」をやる

という使い方ができます。

自分のレベルに合った使い方がしやすいし、これ一冊で習熟度を少しずつ上げていくことができるのが良いところ。

付属品がいっぱい

あと、この教科書ワークの売りは付属品の多さ。

単元ごとに基礎知識をまとめてくれた冊子

地理・歴史・公民『中学教科書ワーク』の画像

学習カード

歴史の『中学 教科書ワーク』では、歴史年号の学習カードが付いています。(語呂合わせや、簡単な解説も書いてある)

『中学 教科書ワーク』(社会)を東大卒元教師がレビューする

リングを通せるようにカードの左上に穴を開けるミシン目がついています。

定期テスト対策の予想問題

歴史の『中学 教科書ワーク』の場合では、全部で7回分の予想問題がのっていました。

『中学 教科書ワーク』(社会)を東大卒元教師がレビューする

1~6回分は定期テスト対策ってことで単元ごとの出題。

7回目は総合問題。受験対策としても使えます。

ホームページテスト

地理・歴史・公民『中学教科書ワーク』の画像

出版会社(文理)のホームページから無料でダウンロードできる「ホームページテスト」のアクセスコードが付いています。

問題を見たところ、

  • 問題数は多くはありませんし、
  • 全内容をカバーしているわけではありません

が、基本に徹した問題内容だったので基礎の定着には使えるかなと思いました。

スマホアプリ

『中学 教科書ワーク』(社会)のスマホアプリの画像

問題を解く順番を自分で選べます。

『中学 教科書ワーク』(社会)のスマホアプリの画像

ランダム出題も可能。(問題集をやってるとだんだん「順番で答えを覚える」ようになってしまいがちですが、その対策までされている)

英語はリスニングテスト付き

教科書ワークの付録の画像

数学は定期テスト対策問題560題付き

教科書ワークの付録の画像

注意点

『中学 教科書ワーク』(社会)を東大卒元教師がレビューする

記述問題がほとんどない

社会に関して言うと、「覚えているかどうか」の知識・理解にかたよっている問題集です。

なので、あくまで基礎知識を定着させるための問題集だと割り切った方が良いです。

買う時に間違いやすい

この『中学教科書ワーク』は教科書の出版会社ごとに作られています。それぞれ中身が微妙に違う。

なので、自分の学校で使っている教科書に合わせたワークを使うべし!

ってことで、記事の後半で全部まとめました!

おすすめな使い方

①ワークには書き込まず、ノートかルーズリーフにやる

というのも、問題集(ワーク)にいきなり答えを書き込んでしまうと2回目以降が使いづらくなるから。(書き込んである答えを隠すのが面倒だから)

いらない裏紙にやってもOK。

②正解した問題でも解説を読む

正解した問題って、そのままスルーしがち。

ですが、実は「よく分かってなかったけど正解してしまった」っていうパターンも結構あります。

なので、解説や教科書をしっかりと読んで確認をします。

うまくいった時こそ要注意!

③間違った問題はチェックをつける

間違った問題を「過去に間違った問題だよ」ってわかるようにするために、ワークの問題番号のところにチェックしておきます。

→少し時間をおいて、チェックがついた問題(過去に間違った問題)だけ解き直しをする。

間違った回数がわかるように、こんな感じでチェックをつけるのがおすすめです↓

『中学 教科書ワーク』(社会)を東大卒元教師がレビューする

↑1回間違った

『中学 教科書ワーク』(社会)を東大卒元教師がレビューする

↑2回間違った

『中学 教科書ワーク』(社会)を東大卒元教師がレビューする

↑3回間違った

④うっすら何度もやる

ある分野だけ集中的に一気にやるんじゃなくて、多くの分野をうっすら(ざっくり)何度もやるのがおすすめ。

こんな感じ↓

『中学 教科書ワーク』(社会)を東大卒元教師がレビューする

まず出題範囲のステージ1だけを全てやる

次に出題範囲のステージ2だけを全てやる

最後に出題範囲のステージ3だけを全てやる

鉛筆で何度も何度もうっすら線を描き重ねていって、だんだん濃くしていくイメージ。

ある分野だけ集中的に一気にやると、次の分野をやっている間に前やったことをどんどん忘れちゃうんですよね。例えば、

『中学 教科書ワーク』(社会)を東大卒元教師がレビューする

「欧米の進出と日本の開国」だけを集中的に一気にやる

「明治維新」を集中的に一気にやる

っていうやり方をすると、「明治維新」を集中的にやっている間に「欧米の進出と日本の開国」について忘れてしまう。

人間は一発では覚えられない!

『中学 教科書ワーク』(社会)を東大卒元教師がレビューする

それよりも、同じ分野を時間をおいて何度もやる方が記憶は定着しやすいと思います。

『教科書ワーク』の種類

中学

※副教科は「全教科書対応」のワークも用意されています。

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