中学生は塾に行くべきか?塾は必要?東大卒元教員の僕の考えを書く
「中学生は塾に行くべきか?」「中学生に塾は必要か?」
についての僕の考えを書きました!
(誰にも聞かれてないけど)
中学生は塾に行くべきか?
「成績が悪いから、塾に行かせないとマズイ!」って考える親(保護者)が多いと思いますが、、、
「成績が悪いから塾に行かせる」は急ぎすぎ・焦りすぎ
って思います。
「なぜ成績が悪いのか?」「成績が悪い理由は何なのか?」って考えて(子供に聞いて)成績が悪い理由を突き止める方が先かなって思うんです。
だって、もし
(理由)「そもそも勉強したくない」
↓
(理由)勉強をしていないし、勉強をしても集中できない
↓
(結果)成績が悪い
っていう子供だった場合、塾に(強制的に)行かせても成績が良くなる可能性は高くないですよね?
塾に行かせて年間数十万円のお金を払っても悲しい思いをするだけかも
塾からしたら「養分」って感じ・・・そんなのむかつくじゃないですか
「成績が悪い理由は○○で、塾に行くことで○○を克服できるから塾に行かせる」なら良いと思います。これなら年間で数十万円の塾代を払う価値はあるはず。
こうやって書くと、ここまで読んでくださった読者から「いやいや、そうじゃないんです、塾に入れないと勉強しないんです」って声が聞こえてきそうですが、
「塾に入れないと勉強しない」子供は塾でも勉強しない
そういう子供を塾に入れてもどうせ勉強しない気がします。
勉強に最も必要なのは本人のやる気。
もちろん、塾に入れることで友達との競争心や友達との連帯感などが生まれて、勉強のやる気が出る可能性はあります。
その可能性にかけて塾に入れるのはありだとは思いますが、、、
そもそも勉強のやる気がない子供の場合、そうなる確率は結構低そう。
なので、塾に入れて安心したり満足したりするのはNG!って思います
僕も「行かされた塾」では全然勉強しませんでした(→偏差値40台)
塾に行かせても成績が伸びない子供はたくさんいる
実際、悲しいこと(?)に
- 塾に入れても成績が悪い
- 塾に入れても勉強しない
っていうのは結構な確率で訪れる結末です。
そのことを親(保護者)は覚悟しておく必要があると思います。
塾に行かせて「やることはやった」って思わない方がいい
ここからが僕が最も言いたいことなのですが、
- 成績が悪いから
- 塾に入れないと勉強しないから
ってのが親(保護者)が考える時、根っこには
親(保護者)自身が「やることはやった」って安心したいから塾に入れる
っていう感覚があるような気がしています。
教員をやっていた経験から思ったのが、
子供の意思をほぼ考慮せず塾に行かせることを決める親(保護者)が多いということ
「成績が悪いから塾に行かせる!」「勉強しないから塾に行かせる!」ってのがすごく多かった
でもこれって、ぶっちゃけ
親(保護者)の安心のため
ですよね。
「親として、やることはやった」っていう安心感を得たいから塾に行かせている人が多いんじゃない?っていう。
塾に行かせてなくて成績が悪かった場合は「親として、やることをやっていない」っていう感じがするけど、塾に行かせたのに成績が伸びなかった場合は子供のせいにできる的な・・・
「塾に行かせたけど(親としてやることはやったけど)成績が伸びなかった」場合、あきらめがつきますよね。←嫌味で言っているわけじゃなく、教員をやってる時にこういう感じの保護者が結構いたんですよね・・・
でも、そもそも
塾は親(保護者)の安心のためにあるわけじゃない!
塾は子供の成長をサポートする場所です!
いやいやそんなの当たり前だろ・・・って思うかもしれませんが、ここを忘れる親(保護者)が本当に多いんです。親自身の満足のために塾に行かせてる的な。
「塾に入れようかな」って迷った時の最大の思いは「子供の学力が伸びてくれたらうれしい」だったはず。
親自身が「やることはやった」って安心したいからではなかったはず。
子供自身の成長のためだったはず。
この本質は見失わないようにしたいです。
だからこそ僕は、
塾に行かせて成績が伸びなかったとしても、
子供の限界に直面して諦めるのではなく、
「子供の学力が伸びてくれたらうれしい」っていう思いは持ち続けてほしいなと思っています。
子供のことを一番応援できるのは、教員でも周りの大人でもなく親(保護者)だから。
とはいえ、学力が伸びるかどうかは子供次第。親が「子供の学力を伸ばそう!」って一生懸命になればなるほど、子供はしんどい思いをします(←子供はなんだかんだで親のことを大切に思っているから、親に悲しい思いをさせたくないし期待を裏切りたくないと思っている)
→親御さんには、「子供の学力が伸びてくれたらうれしいな」って心の中で期待しつつ、それを子供に押し付けないようにしてほしい・・・って思っています。
※子供を成長させるのは親じゃありません!子供は自分で成長するんです!!!中学生ならなおさら!!!!もう小学生だった時の息子・娘とは違って、大人になりかけている人間です!
子供自身に達成したい目標があって、子供が望んでいるなら迷わず行かせるべし!
一方で、
- 子供自身に達成したい目標があって、
- 自習と学校での勉強だけでは目標が達成できない気がしていて、
- 塾に行った方がいいかも?って思っている
場合は、迷わず塾に行かせるべき!!!って思います。
子供自身が望んでいるなら塾に行かせてあげてほしいです。
その結果、成績が上がるかどうか・・・ってのは別問題だけど。
ただし!
キャパオーバーになるなら必要ない
とも思います。
塾に行った結果、学校の宿題と塾の宿題でいっぱいいっぱいになって身も心もボロボロに・・・
っていう生徒をたくさん見ました。
- 子供自身に達成したい目標があって、
- 自習と学校での勉強だけでは目標が達成できない気がしていて、
- 塾に行った方がいいかも?って思っている
場合でも、塾に行くことでキャパオーバーになるのであれば塾に行く必要はない(行かない方がいい)と思います。
「みんな塾に行っている・・・ヤバいかも・・・」「自分も塾に行った方がいいのかな・・・」って焦って塾に通い始めるとキャパオーバーになりがちだと思う。要注意!
エラそうに語ってる僕の通塾の経験談
むっちゃエラそうに語っていますが、、、
僕自身、
- 塾に行かされた
- 塾に行きたいと心から思った
という2つのパターンを経験をしました。
小学生の時は、塾に行かされていました。
たしか小3の3学期から塾に通うという早熟っぷり。最初は頑張って勉強していました。
んが、小5からカードゲームにハマり、勉強のモチベーションが0に。
塾の宿題なんて全然やりませんでした。まさに「ただ塾に通っているだけ」状態。偏差値40台を連発。
んで、いよいよ小6の1学期の段階で中学受験をしたくなくなった(私立に行く理由がわからなかった)ので、「塾を辞めたい」と親に陳情。
子供ながら「ここまで塾に通わせてくれたのに、最後の最後で辞めるのは申し訳ねええええええ」って思いましたが、すんなり辞めさせてくれました。
まじでありがたかった
この経験から、「行かされる塾には意味がない」ってことを身をもって学びました。たぶん親もそう思っていたと思います。子供の意思を尊重してくれた親に感謝。
そして、公立中学校に進学。ソフトテニス部に入部。
部活を優先したかったので、中学3年生で部活を引退するまで塾には行きませんでした。
(親も「塾に行け」「勉強しろ」とは一言も言わず。今思うとありがたかった。)
そして、中3の7月に部活を引退して「県立○○高校に進学したい」という明確な目標ができました。
で、「塾に行って+αの勉強をしないとダメかも」と思ったので、「塾に行きたい」と親に陳情。
親はすぐに塾に行かせてくれました。そこからは塾に通って猛烈に受験勉強!
って感じ
この経験から、「塾は子供自身の意思で行くもの」ってことを身をもって学びました。たぶん親もそう思っていたと思います。子供の意思を尊重して、親としてできることをやってくれた親に感謝。
この経験を誰かに話すと、
「あなたは自分でやれるからだよ。うちの子は言わないとやらないし塾に行かせないと勉強しないんだよ。」
って感じのことをほぼ100%言われるんですけど、
「勉強しろ」って1回も言われなかったから、自分なりに考えて行動せざるを得なかったんじゃないのかなって僕は思っています。
親に「勉強しろ」「塾に行け」って口うるさく言われていたら、思春期の僕は反抗して勉強をしなかった気がします
「塾に行くこと」を目的にすな!
塾に行く(行かせる)んだったら、目的をはっきりさせることが大事。
根本の理由をしっかり考えずに、ただなんとなく「成績が悪いから」っていう理由だけで塾に行ってもそんなに意味はないと思うし、
「友達がみんな塾に通ってるから」って感じで周りに流されて塾に行ってもお金がムダになるだけだと思います。
「塾に行くこと」を目的にしちゃダメ!
塾に行くとしたら、「塾に行くことで○○を克服できるから塾に行く!」って感じで目的をはっきりさせるべし!
目的がはっきりしないなら、比較的安い値段で済む家庭学習で十分だと思う