【勉強】

『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』を東大卒元教師がレビューする

『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』を東大卒元教師がレビューする
疑問を感じている男の子の画像
中学社会の参考書を探している人 「『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』っていう参考書はどんな感じですか?」

 

こういった疑問に答えます。

 

こんにちは。もちお(@softenisuke)です。

今回は、代々木ゼミナール公民科講師である蔭山克秀さんの『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』という参考書のレビューをします!

『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』を東大卒元教師がレビューする
  • 蔭山克秀(2018) 『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』 かんき出版
  • 値段 1,200円

東大卒で元教員の僕が、実際に買ってレビューをします!教師経験者が中学社会の参考書をレビューしているブログはほとんどないので、参考にしていただけたらうれしいです!

『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』の口コミ・評判

まず、世間の評価についてです。

調べてみたところ、評判はそこそこ。

Twitterでの口コミはありませんでした。

『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』はどんな本?

『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』を東大卒元教師がレビューするじゃあ、実際にどんな本なのか?についてです。

僕はこう思いました。

【子供にとってはこんな本】

「教科書を読むのは疲れる!でも公民をまんべんなく勉強したい!」「公民ってつまらない…」って思う中高生にオススメな本

【大人にとってはこんな本】

中学の公民を「網羅的に」学び直したい人にオススメな本

【教師にとってはこんな本】

授業の中での解説を面白くしたい教師にオススメな本

『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』の良さ

『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』を東大卒元教師がレビューする

教科書の内容がまんべんなく、やさしく書かれている

『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』を東大卒元教師がレビューする教科書の内容がまんべんなく書かれているので、抜け落ちがなくて良いです。

参考書でありがちなのが、独特の切り口で執筆したがゆえに、内容の抜け落ちがあること。この参考書にはそれがないので、教科書の内容をしっかりと学びたい人向けだと思いました。

解説が攻めていて面白い

『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』を東大卒元教師がレビューする解説がマジで面白いです。

例えば、「『官僚』って何をする人?」(p.64)では、このような記述があります。

 官僚は、選挙ではなく「頭脳」でその地位を勝ち取っているため、いってしまえば、国民のための働きをしなくても職を失うことはありません。

 そんな彼らがもしも私利私欲に走り、政策執行や監督権限を行使したら大変です。実際彼らは、議員のつくる法律の不備をついて許認可と呼ばれる細かい規則を何個もつくり、それで民間企業を縛り上げ、緩めてほしくば俺が省庁退職後、お前の会社に好条件で再就職させろ(いわゆる天下り)と脅すのです。……というといい過ぎかもしれませんが、実際、かつてはこのようなことがあったのです。

もちお
もちお
ものすごく攻めてますね…でも、間違ってはない
このように、解説が攻めていて面白いです。

教科書ではここまで面白く書くことはできませんよね。

他にも、生活の中で「あれ?」って思うことを解説してくれていたり、ぶっちゃけた解説をしてくれていたりして、読んでて笑えます。

 

証人喚問の説明(p.61)では

『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』を東大卒元教師がレビューする

ところが証人は「記憶にございません」という魔法の言葉を何度も発してひらりひらりと身をかわし、結局何も解決しないまま終了します。

もちお
もちお
これ、ニュースでもよく見るやつですよね。

 

政党の説明(p.54)では

『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』を東大卒元教師がレビューする

“試合終了政党”も存在します。政治の世界を見ていると、連立への妥協点を探らないまま、居直るように自ら野党宣言し、説得力ある対案も示さず、ただただ与党に難癖つけるだけの政党も見受けられるのです。…(中略)…こうなると、有権者にとって応援メリットはゼロです。

もちお
もちお
攻めすぎ(笑)あの政党のことかなあ…
教科書だと「つまんない」って思えた公民の勉強が、この『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』を使うと、とても面白く感じると思います。

 

多忙な学校の先生も、この本を参考に授業をつくると、面白い授業ができるかもしれません。

もちお
もちお
公民の授業って、寝る生徒多いですよね…

「ここが大切!」というポイントが書かれている

『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』を東大卒元教師がレビューするそれぞれの項目で「ここが大切!」というポイントが書かれているのが良いです。

これは教科書にはない部分ですね。

例えば、「『官僚』って何をする人?」(p.64)では、

ここが大切!

①官僚とは各省庁に配属される国家公務員のこと

②効率的な行政を目指し行政改革が進められている

と、冒頭にポイントが書かれています。

 

なかなか覚えられない人(テストの点数が低い人)が、勉強する時にやってしまいがちなのが、いきなり細かい部分も覚えようとしてしまうこと。

細かい出来事や人名などを覚えようとするあまり、全体像がつかめなくて、失敗します。

 

でも、『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』では、「ここが大切!」というポイントが書かれているので、最優先で覚えるべき内容が何なのかが分かります。中学生にとってありがたいかな、と。

もちお
もちお
ただ、「このまとめ方はイマイチかも…」と思う部分もいくつかありました。

学校の先生にとっても使いやすい参考書かなと思いました。「ここが大切!」というポイントは、授業の「まとめ」に使いやすいですよね。

図が分かりやすい

『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』を東大卒元教師がレビューするところどころに書かれている図が

  • かわいい
  • 分かりやすい

です。

『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』を東大卒元教師がレビューする

『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』の対象レベル

初心者~中級者レベルだと思います。

『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』の問題点

『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』を東大卒元教師がレビューする

問題演習が必須

もちお
もちお
注意点は「特にない」って書こうかなと思ったのですが、あえて書くとこうなります。

『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』の解説が実際の話し言葉のようでやわらかいので、サクサク読み進めることができます。

その反面、知識をしっかりと定着させないまま読み進めてしまい、「分かったつもり」になる可能性があります。

この参考書はとても素晴らしい参考書だと思いましたので、この参考書を活かす(テストの得点や、しっかりとした理解につなげる)ためにも、問題集で同時に問題演習をすることをオススメします。

問題集は下記で紹介していますので、ぜひ。

【おすすめ】社会科(地理・歴史・公民)の参考書・問題集まとめ【中学生向け】

『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』のまとめ

以上、『中学校の公民が1冊でしっかりわかる本』のレビューでした。

もう一度まとめると、この本は

【子供にとってはこんな本】

「教科書を読むのは疲れる!でも公民をまんべんなく勉強したい!」「公民ってつまらない…」って思う中高生にオススメな本

【大人にとってはこんな本】

中学の公民を「網羅的に」学び直したい人にオススメな本

【教師にとってはこんな本】

授業の中での解説を面白くしたい教師にオススメな本

です。

教科書の内容を網羅的に勉強したいけど、教科書を読むのは「つまらない」っていう人には特にオススメです。

もちお
もちお
この参考書はマジでイチオシです!

おしまい!

もちお(@softenisuke)でした。

 

他の参考書・問題集は下記で紹介していますので、参考にしてください。

【おすすめ】社会科(地理・歴史・公民)の参考書・問題集まとめ【中学生向け】

関連記事

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です