韓国に行くなら読みたいおすすめ本と観たい映画

望岡 慶(もちお)
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K-POPや韓国ドラマで馴染みのある韓国。しかし、政治や社会の仕組みには日本とはまったく違う一面があります。

そんな韓国を旅するなら、事前に少しだけでも歴史や社会の背景を知っておくと見え方がぐっと変わってきます。

おすすめの本を紹介します!

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韓国とは

ソウル(2023.5撮影)

朝鮮半島の南半分を占めるこの国は、1950年に起きた朝鮮戦争で北朝鮮と分断され、現在も「休戦中」という特殊な状況にあります。

厳しい自然環境と限られた資源の中、中央集権型の国家体制と財閥主導の経済戦略によって発展を遂げ、今ではテクノロジー・エンタメなどの分野で世界から注目されています。

韓国の主なポイント
  • なぜ韓国の政治はいつも荒れているのか?
  • 現在の韓国が抱えている課題は?

韓国に関するおすすめ本

【良い】韓国大統領列伝 権力者の栄華と転落

独立から1980年代までの韓国現代史を学ぶなら、この一冊がおすすめ。

初代・李承晩から始まり、軍事クーデターや独裁政権、民主化運動といった激動の時代をわかりやすく描いています。

「なぜ韓国では大統領が暗殺されたり、逮捕されたりすることが多いのか?」その背景にある、韓国という国の歴史と構造が見えてきます。

韓国について学べる映画

韓国の現代史、特に軍事政権時代(1960〜80年代)をざっくり理解したいなら、この3本の映画がおすすめです。

実話をもとにした作品ばかりで、社会の空気感や市民の声、政治の緊張がリアルに伝わってきます。

観る順番は時系列順でもいいと思うけど、1つ目の『KCIA 南山の部長たち』は雰囲気が怖いし登場人物がたくさんいて複雑なので、最初に観るのはハードルが高いかも。

2つ目の『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』を最初に観るのがいいかな。ストーリーがわかりやすいし、明るい感じもあるので。

【普通】KCIA 南山の部長たち

1979年の朴正煕大統領暗殺事件(民主化デモの鎮圧を命じた直後、側近の中央情報部長に暗殺された時件)をテーマにした映画。

暗殺事件までの数ヶ月間を、緊迫感のある心理戦として描いた政治サスペンスです。韓国の政治のドロドロ感がよくわかる。怖い。

【良い】タクシー運転手 ~約束は海を越えて~

1980年に起きた光州事件(民主化運動を軍が武力弾圧した時件)をテーマにした映画。

ドイツ人記者を乗せたタクシー運転手が、思いがけず歴史の渦中に巻きこまれていく物語。

ストーリーも明快で、笑いと感動のバランスもちょうどよく、初学者にもぴったりの一本です。

【良い】1987、ある闘いの真実

韓国が軍事政権から民主化へと大きく動いた年、1987年。そのきっかけとなったのが、警察の取り調べ中に亡くなった大学生の事件でした。

「これ実話かよ・・・っていうか30年前かよ、最近じゃん・・・」ってビックリしました。と同時に、こんな大事件を知らずに今まで生きてきたことが恥ずかしくなりました。

絶対に見てほしい一本です!

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ABOUT ME
望岡 慶(もちお)
望岡 慶(もちお)
思春期ブロガー
関東で生まれる → 公立中学校 → 公立高校 → 1年間浪人 → 東大(教育学部) → 東大院(教育学研究科) → 修士課程修了(教育学) → 公立中学校の教員に → 退職 → ブログをがんばる → ?
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