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【小学館版 学習まんが世界の歴史レビュー】マジメ。図書室にありそうな安心感

望岡 慶(もちお)
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2025年、小学館の世界の歴史マンガがリニューアルされた。

とは言っても中身は変わっていないんだけど、サイズが小さくなったり、カバーがソフトカバーになったりして、かなり使いやすくなったという印象。あと21世紀を扱った新巻も追加された。

小学館の学習漫画は相変わらず絵柄が少し古くさくて、集英社や角川と違って今っぽくない。でもこれが小学館のポリシーなんだと思う。

ということで小学館の世界史マンガの紹介をする。

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『小学館版 学習まんが世界の歴史』はマジメ

山川出版社が編集協力をしていて、内容面で安心感がある

小学館の世界史マンガは、歴史の教科書で有名な山川出版社が編集協力をしているところが最大の特徴。山川の教科書は「高校世界史の教科書といえばこれ!」っていう超王道な教科書。

だからこのマンガは安心して読める。教科書に準拠したオーソドックスな歴史を学べるよう計算して作られているから、受験にも役立ちやすいし、大人の学び直しにも向いている。

もちろん、歴史の捉え方にはいろいろな立場があるので、もしかすると内容的に気に入らない人もいるかもしれない。でもこのマンガは、山川の教科書を執筆している、歴史学の最前線にいる教授たちの学説に基づいている。

だから「このマンガの歴史の捉え方は間違っている!偏っている!おかしい!」って思ったら、いったん深呼吸して自分自身を疑うべき。それくらい信頼性の高い学習漫画。特定の歴史観じゃないと許せない…!って人は、自分が教授になって研究をするか、お気に入りの小説家の歴史小説を読みましょうねーって感じ。

「ちゃんとした正統派な歴史漫画がほしいな」って考えている人は、小学館版の学習漫画を選べば間違いない。と思う。

ちなみに、高校生以上の人は教科書と併せて読むのがおすすめ。教科書じゃわかりにくいところは漫画で補完して、漫画で省略されているところは教科書で補うと、理解が深まりやすい。

絵柄がなんか古くさい

ライバルの集英社角川は今っぽいスッキリした絵柄で、いかにもタブレットを使ってデジタル環境で描きましたよって感じなんだけど、小学館のマンガの絵柄はちょっと古いというかオカタイ感じ。

さすがに今どき、インクとペンを使ってアナログ環境で描いたわけじゃないとは思う。でも絵柄に関しては「あえて古き良きな感じで…!」っていう指示が入っていると思う。

でもサイズとカバーは今風に一新

中身は古き良きな感じだけど、サイズとカバーは2025年のリニューアルで一新された。

サイズはA5判(横148mm × 縦210mm)へと小さくなり、カバーはハードカバーからソフトカバーに変更。この路線はライバルの集英社角川と同じ方向性。

ただ、小さくなったとはいえ、それでも集英社・角川よりはほんの少しだけ大きいサイズ感。小学校の図書室に置いてもらうことを意識して、小さい子供でも扱いやすいサイズにしたんだと思う。さすが小学館。もちろん漢字にはふりがなが振ってある。

値段は普通

値段は22巻セットで26,620円(税込)。昨今のインフレでどんどん値段が上がっている。とはいえ世界の歴史の学習漫画としてはまあこれくらいの値段になるよね仕方ないよね、っていう価格。

節約のために別巻のイスラム編4巻セットを買わないっていう選択肢もあるけど、世界の歴史を学ぶのにイスラム世界が全然描かれていない漫画を買うのは意味がわからないから、ケチらず普通にイスラム編付きの22巻セットを買うべき。

ちなみに1冊ずつ購入することもできる。ただ、バラで買う場合はセット特典はつかないので要注意。

小学館版はマジメな漫画で好印象

「山川出版社が監修+古めかしい絵柄」のダブルパンチで、とにかく「真面目なマンガだな〜」っていう印象。学校の図書室に置いてありそう。昼休みに図書室で読むやつって感じ。

日本の歴史マンガの方も同じような少し古さを感じる絵柄で作られているから、小学館はあえてこの独自路線を進んでいるんだと思う。時代に流されてポップ路線に行くのではなく自身を貫いている感じ、僕は嫌いじゃない。

【動画で解説】小学館版 学習まんが世界の歴史レビュー

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望岡 慶(モチオカ)
望岡 慶(モチオカ)
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関東で生まれる → 公立中学校 → 公立高校 → 1年間浪人 → 東大(教育学部) → 東大院(教育学研究科) → 修士課程修了(教育学) → 公立中学校の教員に → 退職 → ブログをがんばる
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