【卒業式・入学式の祝電】元教員が実態・送るタイミングなどを解説
「卒業式や入学式で祝電を送りたい」っていう方に向けて、本記事では卒業式や入学式の祝電について説明をします!
筆者(モチオカ)は祝電掲示担当になったことがあります
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卒業式や入学式の祝電はこうやって掲示される
まとめて模造紙などに貼る
卒業式や入学式の祝電は、いろんな人からの祝電を模造紙などに貼って掲示されます。
イメージはこんな感じ。
保護者の方も祝電に目を通せるように、昇降口付近に掲示されることが多いと思います。
祝電を貼る順番は決まっている
ちなみに、模造紙に祝電を貼る順番はある程度決まっています。
- 市長、議長、教育長
- PTA
- 議員
- 母校の元担任(中学校なら、小学校の元担任)
- 関わった教職員
- 周辺の学校
学校によって明確なルールがあったり、その時の教頭の判断で順番が決まったりします。
(祝電掲示マニュアルみたいなものを学校ごとに作っておくと良いと思うんですけどね。祝電掲示担当になる教員はぶっちゃけ”下っ端”の教員であることが多いので、「祝電の掲示に順番がある」ということを知らずに適当に模造紙に貼り付けてしまう…ってことが起きるので)
冊子にもする
また、「お祝いのメッセージ」のようなタイトルの冊子にして、卒業生と保護者に配る学校も多いと思います。
「冊子にはしないで、祝電を縮小コピーしてA3用紙1枚に全部まとめて、配る」っていう感じにした方が良いと思います。
「お祝いのメッセージ」の冊子の印刷と綴じ込みに、ものすごい労力と時間がかかるからです。
祝電の印刷はギリギリまで待たなきゃいけないので(次の見出し参照)、印刷・綴じ込みは式の前日にやらないといけません。
これが大変。
机に印刷した祝電をバーっと並べて、職員室の教員が総動員でくるくる回りながら冊子を作って、ホチキス止め…
という地獄のような作業を式前日の慌ただしい中、やらなきゃいけない。。
正直いって「お祝いのメッセージ」の印刷・綴じ込みに、貴重な時間をそこまで費やす必要はないと思います。実物は昇降口に掲示するわけだし。
わざわざ綴じ込みまではせず、祝電を縮小コピーしてA3用紙1枚にまとめてしまえばOK。
(それだと気持ちがこもっていない!って批判する教員の方は絶対いると思いますが)
卒業式や入学式の祝電の送り方
卒業式や入学式の祝電を送る時に注意したいのが、送るタイミングと台紙についてです。
送るタイミング
祝電は式の2日前には到着するように送ります。
次々と送られてくる祝電は、いったん事務室で保管されます。
で、式の前日に「前日準備」が行われて、そこで祝電掲示の準備をします。
式の2日前まで | 事務室で保管 |
---|---|
式の前日 | 前日準備で祝電掲示を作成 |
このようなスケジュールなので、式の2日前には祝電が到着するように送ってもらうと、学校としては助かります。
(さっき書いたように祝電には掲示する順番があるので、式の前日に到着されると困ることが多い)
台紙はなるべくシンプルに
祝電の台紙は、なるべくシンプルな方が良いと思います。祝電を模造紙などに貼って掲示する学校が多いので。
僕が勤務した学校ではありませんでしたが、ぬいぐるみなどがセットになっている祝電は正直困ります。
派手でイカつい祝電は、卒業生・入学生にとってはうれしいかもしれませんが、祝電掲示担当としては掲示しにくくて困りもの。
のりかマスキングテープで模造紙に固定できるシンプルな台紙だと、学校としては助かります。
引用:18時までのお申込みで翌日午前中にお届け!【ハート電報】
手作りじゃなくていい
祝電は手作りじゃなくてOKです。
祝電を手作りしようかどうか迷うかもしれませんが、僕の体感では実際に届いた祝電は「手作り:既製品(印刷)=1:9」くらいの割合でした。
桜の形にカットした画用紙を貼り付けて手作りしている祝電はキレイだなあ…とは思いましたが、そのような凝った祝電を送ってくるのはたいてい「母校の元担任」だったと思います。
ほとんど既製品か印刷物の祝電なので、「手作りじゃないと気持ちがこもってないって思われるかな…?」って心配する必要はありません。
卒業式や入学式の祝電の文例
引用:18時までのお申込みで翌日午前中にお届け!【ハート電報】
卒業式や入学式の祝電の文例は、下記のページが参考になると思います。
ぜひ活用してみてください。
おすすめの祝電サービス
最後に、卒業式や入学式の祝電サービスをいくつか紹介します。
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→【ハート電報】(公式ページ)