【ソフトテニス】

ソフトテニスでコースを予測・判断する方法【ボレー成功率を上げる】

ソフトテニスでコースを予測・判断する方法【ボレー成功率を上げる】「ソフトテニスでコースを予測して、ポーチボレーやスマッシュをたくさんしたい」

「前衛なんだけど、駆け引きとかコースの判断ができない」

このブログ記事は、そんな選手の方々や、そのような選手を指導する顧問の先生やコーチの方々に対して書いています。

 

こんにちは。もちお(@softenisuke)です。
中高大とソフトテニスを続けて、今もソフトテニスの指導者をやっています。

ソフトテニスをやっていると、こんなことありませんか?

  • こっちに来ると思ってポーチボレーに行ったのに、逆をつかれた
  • 顧問やコーチに「なんでそっちに動くの?」と言われて、答えられなかった
  • 予想とちがうところにボールが来て、触れなかった

実は、

自分が打つボールと相手の動き次第で、相手が打つコースはある程度予測できます

そこで今回の記事では、

ソフトテニスでコースを予測する方法

について書きます。

 

この記事で紹介する方法を使って、選手と指導者(僕)で協力しつつ戦ったら、なんと個人戦で優勝できたことがあります。

もちお
もちお
トーナメント優勝の実力は明らかになかった、チームの2番手のペアでしたが、相手が打つコースをかなりの確率で予測できたことで、ボレーやスマッシュがかなり決まりました。

たぶん、再現性の高い方法だと思いますので、みなさんの役に立てばうれしいです。

では、くわしく説明します。

もちお
もちお
※右利きの場合で説明します。

左利きの人、スミマセン。

「引っ張り」と「流し」の意味を知る

まず、「引っ張り」と「流し」の意味を説明します。

これは、ソフトテニスでコースのことを考える時に絶対に知っておかなければいけない言葉です。

引っ張り 打点を前にして角度をつける打ち方・コースのこと

流し 打点を後ろにして角度をつける打ち方・コースのこと

もともと野球用語らしいです。

(投手から見て)右のバッターボックスに立っている場合、

  • 打点を前にしてレフト方向に打つのを引っ張り
  • 打点を後ろにしてライト方向に打つのを流し

と言います。

 

ソフトテニスの場合は、下の図のようになります。

【ソフトテニス】引っ張りとは?【ソフトテニス】流しとは?

まず、この「引っ張り」と「流し」について理解することが、コースを予測するための第一歩です。

確率が高いコースを見極める2つの方法

長江選手の使用ソフトテニスラケット(2019年)次に、確率が高いコースを見極める方法を説明します。

大きく2種類の方法があると思います。

  1. 相手の体と打点との距離から見極める方法
  2. 相手の「タイプ」「クセ」「得意・不得意」から見極める方法

相手の体と打点との距離から見極める方法

相手の「タイプ」「クセ」「得意・不得意」から見極める方法
見極めるタイミングは? 相手が打つ直前(一瞬) 試合の中盤~終盤
いろんな相手に使える方法? どんな相手でも当てはまる その相手にしか当てはまらない

①相手の体と打点との距離から見極める方法

相手がボールを打つ時の打点が、

  • 前か
  • 後ろか
  • 体に近いか
  • 体から遠いか

によって、確率が高いコースを見極めることができます。

相手の打点が「前」な場合

ソフトテニスでコースを予測・判断する方法【ボレー成功率を上げる】

打点が前な場合、ラケットヘッド(ラケットの頭の部分)が先に出る形になるため、引っ張り方向にボールが飛ぶ確率が高くなります。

例えば、相手に短いボールを打たれた場面をイメージすると分かりやすいと思います。

短いボールを取ろうと、前にラケットを突き出すと、ラケット面が

  • フォアなら左方向(引っ張り方向)
  • バックなら右方向(引っ張り方向)

を向きやすくなります。

 

相手の打点が「後ろ」な場合

ソフトテニスでコースを予測・判断する方法【ボレー成功率を上げる】

打点が後ろな場合、ラケットヘッド(ラケットの頭の部分)が後から出る形になるため、流し方向にボールが飛ぶ確率が高くなります。

例えば、相手にベースラインぎりぎりの深いボールを打たれた場面をイメージすると分かりやすいと思います。

深いボールを打ち返そうとすると、ラケット面が

  • フォアなら右方向(流し方向)
  • バックなら左方向(流し方向)

を向きやすくなります。

 

相手の打点が「体に近い」場合

ソフトテニスでコースを予測・判断する方法【ボレー成功率を上げる】

打点が体に近い場合、ラケットヘッド(ラケットの頭の部分)が先に出る形になるため、引っ張り方向にボールが飛ぶ確率が高くなります。

例えば、左足らへんにボールを打たれた場面をイメージすると分かりやすいと思います。

回り込んでフォアで打つにせよ、バックで打つにせよ、体に近いところにあるボールを打とうとして、脇をしめてヒジを体に近づけると、ラケット面が

  • フォアなら左方向(引っ張り方向)
  • バックなら右方向(引っ張り方向)

を向きやすくなります。

 

相手の打点が「体から遠い」場合

ソフトテニスでコースを予測・判断する方法【ボレー成功率を上げる】

打点が体から遠い場合、ラケットヘッド(ラケットの頭の部分)が後から出る形になるため、流し方向にボールが飛ぶ確率が高くなります。

例えば、コートの端っこ(角)にボールを打たれた場面をイメージすると分かりやすいと思います。

右に来たボールをフォアで打つにせよ、左に来たボールをバックで打つにせよ、体から遠いところにあるボールを打とうとして、脇を広げてヒジを体から遠ざけると、ラケット面が

  • フォアなら右方向(流し方向)
  • バックなら左方向(流し方向)

を向きやすくなります。

 

まとめ

体と打点との距離 確率が高いコース 場面
打点が前 引っ張り 浅いボールを前に走りながら取る
打点が後ろ 流し 深いボールを下がりながら取る
打点が体に近い 引っ張り 回り込み
打点が体から遠い 流し フォア側に走らされるバック側に走らされる
もちお
もちお
これを知らないと、前衛はいつまでたってもボレーできるようにならないから、要注意です!
(勘に頼ると、安定しない!)

ちなみに、相手の体と打点との距離から見極める方法は、

  • 相手が打つ直前という「一瞬」の判断が必要なので、むずかしいけど、
  • どんな相手でも当てはまるので、応用が利きます

 

②相手の「タイプ」「クセ」「得意・不得意」から見極める方法

相手の特徴から、確率が高いコースを見極めることもできます。

相手の「タイプ」

たいていの選手(特に後衛)は、

  • 「引っ張りタイプ」か「流しタイプ」
  • 「攻めタイプ」か「守りタイプ」

で分類することができると思います。

ソフトテニスでコースを予測・判断する方法【ボレー成功率を上げる】

「引っ張りタイプ」か「流しタイプ」

引っ張りが得意か、流しが得意か、ということです。

どんな選手もたいてい、得意な方を多めに打つ傾向が強いです。

ですので、相手が「引っ張りタイプ」か「流しタイプ」かを見極めることができれば、コースの予測がしやすくなります。

もちお
もちお
トップレベルの選手はどっちも得意だったりして「なんだこいつ…!」って感じなのですが(笑)、

たいていの選手は「引っ張り」か「流し」の、どちらかが得意でどちらかが苦手です。

相手が「引っ張りタイプ」か「流しタイプ」かを見極める方法は、いくつかあります。

例です。

  • なぜか引っ張りだけボールが速くて勢いがある → 引っ張りタイプ
  • 流しを打つときは自信なさそうなのに、引っ張りはラケットを振り切っている → 引っ張りタイプ
  • やたら引っ張りのボールを打ちたがる → 引っ張りタイプ

こんな感じです。

もちお
もちお
ちなみに完全に偏見ですが…

  • やんちゃでイケイケな性格の人は「引っ張りタイプ」
  • おとなしめで物静かな性格の人は「流しタイプ」

ってことが多い気がします。

※経験則だけど、ただの偏見(要注意:ウノミニスルナ)

 

「攻めタイプ」か「守りタイプ」

ガンガン打ち込む「攻めタイプ」と、
ロブなどで前衛をかわしてひたすらつないでくる「守りタイプ」がいます。

これは見極めようと思わなくても、なんとなく分かると思います。

相手が「攻めタイプ」か「守りタイプ」かを見極めることができれば、コース(シュートなのかロブなのか)の予測もしやすくなります。

 

相手の「クセ」

内本選手の使用ソフトテニスラケット(2019年)

たいていの選手には、つい無意識で打ってしまうコースがあります

これが「クセ」です。

相手のクセを見抜くことができれば、コースを予測しやすくなります。

 

例えば、このようなクセがあります。

  • ラリーの3本目にアタックを打ちたくなる
  • きついボールが来たら、スライスで高くミドルに上げてしまう
  • ボールが右に来たら右に、左に来たら左に打ちたくなる
  • ロブで走らされた後の1本目は必ず後衛にシュートで返す
もちお
もちお
全部、対戦した相手が実際に持っていたクセです。

ちなみに、前衛の動きにも必ずクセがありますので、見抜ければ相手前衛にボレーやスマッシュをされる確率が減ります。

前衛のクセの例

  • ラリーの1本目は必ず守る
  • ラリーの2本目で必ずポーチボレーに来る
  • モーションをかけた方と逆の方向に必ず動く

など。

もちお
もちお
クセは、キツイ状況の時に出ることが多いです。

考えたり意識したりする余裕がないから(無意識だから)です。

相手の「得意・不得意」

中本選手の使用ソフトテニスラケット(2019年)

たいていの選手には、得意なボールと不得意なボールがあります

これが「得意・不得意」です。

相手の「得意・不得意」を見極めれば、コースを予測しやすくなります。

というのも、
人間は、得意なものをよく使い、不得意なものは使わない傾向が強いからです。

 

例えば、このような得意・不得意があります。

  • 流しのアタックが得意(でも引っ張りのアタックは苦手)
  • 正クロスのボールを引っ張りに(クロスに)打ち返すのは得意(でもストレートに流すのはできない)
  • バックハンドで流しは打てない

 

まとめ

相手の特徴
タイプ
  • 引っ張りタイプ ↔︎ 流しタイプ
  • 攻めタイプ ↔︎ 守りタイプ
クセ ロブで走らされた後の1本目は必ず後衛にシュートで返す
得意・不得意 流しのアタックが得意正クロスからストレートにコースを変えられない

選手や監督は、試合中の相手のプレーを総合して、相手の特徴を見極めると良いと思います。

特に監督は、相手の特徴を見極めるのが大きな仕事だと思います。

もちお
もちお
試合の中盤くらいには、相手の特徴をつかんで、選手にアドバイスしたいなと思って、僕はベンチに座っていました!

(でも、ラリーが続かなすぎると特徴を見極める材料が少なすぎて、ムリ)

ちなみに、相手の「タイプ」「クセ」「得意・不得意」を見極めたと思っても、次に同じ相手と試合する時には、それらの情報はリセットした方が良いです。

その時の選手の調子や気分によって、打つコースって変わりますよね。
なぜかこの試合の時だけは、引っ張りが打てなかった…とか。

前情報に縛られるとロクなことがないので、相手の「タイプ」「クセ」「得意・不得意」は試合ごとに分析するのをおすすめします

ソフトテニスでコースを予測する方法のまとめ

夕暮れのテニスコートの画像以上、

ソフトテニスでコースを予測する方法

について説明しました。

  1. 相手の体と打点との距離から見極める方法
  2. 相手の「タイプ」「クセ」「得意・不得意」から見極める方法

を使うと、相手が打つコースを予測する精度が高くなります。

そうすると、

  • こっちに来ると思ってポーチボレーに行ったのに、逆をつかれた
  • 顧問やコーチに「なんでそっちに動くの?」と言われて、答えられなかった
  • 予想とちがうところにボールが来て、触れなかった

ということも減ると思います。

ぜひ、

  1. 相手の体と打点との距離から見極める方法
  2. 相手の「タイプ」「クセ」「得意・不得意」から見極める方法

を使ってみてください。

以上、もちお(@softenisuke)でした。

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