「教員(公務員)なんだけど、投資信託で将来の備えをしたい…って思ってる」
このブログ記事は、そんなあなたに向けた記事です。
こんにちは。もちお(@softenisuke)です。
本記事では、
教員(公務員)の投資信託
について説明をします。
この記事を読むと
- 教員(公務員)が投資信託で副収入を得るのが禁止なのかがわかる
- 投資信託が教員(公務員)に合っているかもしれない理由がわかる
この記事の信頼性
僕(もちお)は、元社会科教員。
- 教員の副業について、それなりにくわしい
- わかりやすく説明するのが、それなりに得意
目次
副業が禁止とされる教員(公務員)は投資信託をやってOKなのか?

結論を言うと、教員(公務員)は投資信託をやってもOKです。
投資信託は「資産運用」と見なされるからです。
確かに投資信託は副収入を得る手段ではありますが、地方公務員法に書かれている「自ら営利企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事」にはあたらないはずです。
もし投資信託がダメなら、例えば現金ではなく金(ゴールド)で資産を管理するのもNG…となって、資産運用自体を教員(公務員)はしちゃダメ、ということになり、わけわからなくなります。
というわけで、「資産運用」にあたる投資信託は、やっても大丈夫です。
このあたりについて、よりくわしいことは別記事に書いています。
教員(公務員)の副業についてくわしく、根拠の部分まで知りたい人は、下記の記事をチェックしてください。
▶️教員(地方公務員)は副業禁止なの?教師でもできる副業を正確に解説する
投資信託の仕組みについてくわしく知りたい人はこちら。
▶️投資信託の仕組みを元教員が日本一わかりやすく解説しようと頑張る記事
教員(公務員)が投資信託をやるにあたって、絶対に注意すべきこと

というわけで、教員(公務員)が投資信託をやるのはOKなのですが、実際にやるにあたって注意点があります。
それは、地方公務員法の規定をしっかりと守ること。
- 信用失墜行為の禁止
- 秘密を守る義務
- 職務に専念する義務
(地方公務員法第33~35条)
投資信託の場合は、「職務に専念する義務」違反にならないように注意です。
※投資信託の場合はFXや株と違って、頻繁に売買をすることはないので大丈夫だと思います。
投資信託の特徴は?教員(公務員)との相性は?
投資信託の特徴

投資信託(とうし しんたく)とは、「お金を自分で運用するのではなく、プロを信じ、お金を託して、プロに運用してもらうこと」です。
自分で株や債券を買って資産運用しようと思っても難しいので、プロ(ファンドマネージャー)に任せて、代わりに資産運用してもらうってことです。
1つの金融商品にだけ投資をするのではなく、いくつかの金融商品に投資をする「分散投資」をしてくれるので、リスクが小さいとされています。
※もちろん投資なので、-になる可能性はあります。
もっとくわしいことは、下記の記事で解説をしています。
▶️投資信託の仕組みを元教員が日本一わかりやすく解説しようと頑張る記事
投資信託と教員(公務員)の相性

「本業が忙しくて仕方がない…」
「投資っていっても、なるべくリスクは低い方が良いな…」
上の2つに対して、どっちか1つでも「そうそう!そうなんだよ!」って思った場合、投資信託はわりとおすすめです。
理由は2つ。
- 投資信託は、一度買えば、あとは放置でもOKだから
- 投資信託は、分散投資でリスクが低めだから
①投資信託は、一度買えば、あとは放置でもOKだから

公務員…特に教師は、(やっと世間で話題になってきましたが)むちゃくちゃ忙しいですよね。
僕が教員だった時は、朝7時前に出勤して、夜20時頃に退勤…っていうのはザラでした。
ってなると、資産運用について考える時間…というかエネルギーが残らなかったりします。
あなたがこんな状態なのであれば、投資信託をおすすめできます。
一度買えば、あとはプロ(と呼ばれる人々)がうまいこと資産運用してくれるので、ラクなのです。
とはいえ、投資信託を売るタイミングについては自分で見極めなければいけないので、完全に放置でもOKというわけではありません。
ですが、投資信託は運用をあれこれ考える必要がないので、株やFXよりも心理的負担は圧倒的に低いです。
多忙な教員(公務員)にとって、投資信託は相性の良い資産運用手段だと思っています。
②投資信託は、分散投資でリスクが低めだから

世間のイメージ的には、公務員って”堅実”・”安定志向”って感じ。
ってことで書いちゃっていますが、「そうそう、イメージ通り堅実だし安定志向なんだよ」っていう場合は、投資信託をおすすめできます。
投資信託って、例えば「ソフトバンクの株だけ買う!」って感じではなく、「ソフトバンクの株を買って、トヨタの株を買って、キヤノンの株を買って…」って感じで分散投資してくれるので、値下がりのリスクを抑えることができるのです。
もちろん、1つの金融商品にお金をブッ込む場合に比べて、ハイリターンは得にくいです。(1つの商品にお金をブッ込むのはもはやギャンブルだけど)
ですが、投資信託はハイリターンは得にくい代わりに、リスクをおさえて資産運用することができます。
堅実で安定志向な教員(公務員)にとって、投資信託は相性の良い資産運用手段だと思っています。
逆に言うと、「なるべく短期間で稼ぎたいんじゃ!」っていう人には、投資信託は向かないです。
そういう場合は、FXか株式投資の方が良いです。
教員(公務員)が投資信託をやると、確定申告は必要なのか?

確定申告をしなくても大丈夫なようにできます。
投資信託を始める時はネット証券などで口座を開きます。
その時に、「源泉徴収ありの特定口座」を開設すれば、確定申告しなくてOKです。
特定口座 | 証券会社が1年間の売買損益を計算してくれる
→確定申告の有無は条件次第 |
---|---|
一般口座 | 自分で1年間の売買損益を計算する
→確定申告を自分でする |
特定口座 (源泉徴収あり) |
税金を引き落としてくれる
→確定申告しなくていい |
---|---|
特定口座 (源泉徴収なし) |
税金は引き落とされない
→確定申告が必要 |
ただ、年間給与所得が2,000万円以下の人で、投資信託などでの副収入が20万円以下の場合は、注意が必要。
この場合は、確定申告の必要がありません(副収入に所得税はかからない)ので、「源泉徴収あり」の場合、払う必要がない所得税を払うことになるのです。
というわけで、投資信託などでの副収入が年間20万円以下になりそうな人は、「源泉徴収なし」を選ぶのもありです。
とはいえ、特定口座(源泉徴収あり)だったとしても、20万円以下の場合は確定申告すれば「払い過ぎた税金」は戻ってきます。
なので、結論としては、「源泉徴収ありの特定口座」が一番お手軽です。
教員(公務員)の投資信託のまとめ
以上、
教員(公務員)の投資信託
について解説をしました。
まとめると、
- 投資信託は「資産運用」にあたるので、教員(公務員)がやってもOK
- 投資信託は、「忙しくてしんどい」教員(公務員)におすすめ
- 投資信託は、堅実で安定志向な教員(公務員)におすすめ
- 口座は「源泉徴収ありの特定口座」にするべし!
となります。
投資信託の仕組みついては、下記の記事で紹介しているので、「投資信託ってよくわからない」っていう人はチェックしてみてください。
▶️投資信託の仕組みを元教員が日本一わかりやすく解説しようと頑張る記事
もちお(@softenisuke)でした。

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