学級通信はいらない?僕が学級通信を毎年100号出した理由・目的
本記事では、なんで僕が学級通信を毎年100号出していたのか?という話をします!
学級通信はいらない?
「学級通信っていらないよね?」「学級通信なんて出さない。意味ない。」
って思う先生方もいると思うのですが、本当にその通りだと思います。
毎年100号出していてこんなこと言うのもあれですが…正直、学級通信は教員の自己満足でしかないと思います。
別に学級通信なんてなくても教育活動はできますし、学級通信を出すことでちょっと忙しくなります。
それに、「手紙がたくさん届いてウンザリ…」って思う生徒・保護者も少なくないはず。
実際、グシャグシャになった学級通信がロッカーの横に落ちていたりしたこともありますw
というわけで、わざわざ学級通信を出す必要はないです。
少なくとも「他の先生も学級通信を出してるし…自分も出した方が良いのかな?」って思う必要はない。なんとなくの気持ちなら絶対に出す必要はないです。
「とりあえず出すか」ってことで出して、1号、2号で終わった同僚を何人も見ました
「先生、最初しか学級通信出さなかったよね」って言われるだけなので、だったら出さない方が良いです。(まあそれ自体をネタにできる人なら良いと思うけども)
じゃあなんで僕は学級通信を毎年100号出したのか?
僕が毎年、学級通信を100号出した理由
完全に自己満です!
ある先輩教員からの受け売りなのですが、学級通信を使って身をもって「目標の達成の仕方」を生徒に伝えたいなって思ったんです。
こんな感じです。
学級通信の1号目を出す。
1号目で、「修了式(卒業式)の日に学級通信100号目を出します!」と宣言。
毎学期33号くらいのペースでコツコツ学級通信を出す。
100号目を出す!
僕は「1年で100号」ってことを決めていて、100号目にはこのようなことを書きました。
※今読み返すと思いが溢れすぎてて痛々しい・・・
生徒に目標の達成の仕方を伝えるためだけに、学級通信を100号出しました。
こんなことをしても、生徒の心に響くとは限りません。
むしろ、響いている生徒の方が少数派かもしれません。
でも、こうやって教員の僕自身が目標に向けて行動して目標を達成する姿を見せることで、何かを感じ取ってくれる人がいたらいいなあ…って思いました。
こんな感じで、明確な目的をもって学級通信を出しました。
僕自身の性格?特徴?も、学級通信を出した理由↓
- 口で語るよりも姿で見せる方が得意(口下手)
- 文章を書くのが好き
ちなみに、100号達成の直後に101号目を出します。
くわしくはこちらで↓
関連:最後の学級通信!毎年100号出した元教員の僕の経験談【卒業式】
学級通信を出したことで起こったこと
そんな自己満足の学級通信ですが、学級通信を出すことでいろんなことが起こりました。
保護者とのコミュニケーションが増えた
1つ目は「保護者とのコミュニケーションが増えた」こと。
「いつも学級通信楽しみにしてます」
「学校での様子が分からないので、助かります」
「先生の学級通信のファンです」
っていう言葉をいただきました。(お世辞な面も多々あったと思いますが)
で、クラスの保護者とコミュニケーションが増えました!
生徒とのコミュニケーションが増えた
2つ目は「生徒とのコミュニケーションが増えた」こと。
「学級通信まだですか?」「本当に100号達成できるんですかw」
などなど、生徒とのコミュニケーションが増えました。
生徒の中には、100号全部ファイリングしている生徒もいて、ホッコリしました。
生徒同士のコミュニケーションが増えた
3つ目は「生徒同士のコミュニケーションが増えた」こと。
特に写真を掲載する学級通信は人気で、写真を見てワイワイ、生徒同士でコミュニケーションしていました。
自己満足で出していた学級通信ですが、いろんな良いことがありました!
伝えたいこと
学級通信はいらない!
学級通信は教員の自己満足!
出すなら明確な目的を持つべし!
出すと、いろんな良いことが起きることもある!
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