【教員】

教師を辞めたい人へ、いつ・どのように退職すべきか書く【経験談】

教師を辞めたい人へ、いつ・どのように退職すべきか書く【経験談】
教師を辞めようと思っている人 「教員はいつ・どのように退職の意思を伝えれば良いんですか?」

 

こういった疑問に答えます。

 

こんにちは。もちおです。

学校の教員をやっていると、つらくて仕方がないことってありますよね。

長時間労働、土日出勤、保護者からのクレーム、言うことを聞かない生徒、上司からのパワハラ、職場内でのいじめ…

教師の仕事が大変すぎて、しんどい、つらい。

参考:教師が退職する理由のまとめと、僕が教師を辞めた理由について書く

もう我慢できなくなって、退職しよう!と決意したけど、

  • なるべく迷惑をかけたくない
  • いつ申し出れば良いのか分からない

ってことがあると思います。

そこで、本記事では

教員はいつ・どのように退職の意思を伝えれば良いのか

についてまとめます。

※正規採用の職員(教諭)の場合で説明をします。

元教員で退職経験者、しかも年度途中での退職を経験した、という立場から、アドバイスを込めてリアルに書きます。

いつ・どのように退職の意思を伝えるのが良いのか?

カレンダーの画像

【年度末退職】の場合

教員の場合、3月末(年度末)の退職がベストです。

理由は「周りの人にほとんど迷惑がかからず、引け目をほとんど感じることなく退職できるから」です。1年単位で学校・学年の人事が決まったりするので、これは言うまでもないと思います。

ですが、年度末退職の場合でも、退職の意思を伝える時期によっては迷惑がられて印象が悪くなることもあります。

そこで、退職の意思を伝える時期を3つの期間に分けて、説明します。

9月までに伝える

9月までに退職の意思を伝えておくのが、教員の世界ではベストでしょう。円満退職できます。

なぜ9月かというと、たいていの都道府県の教員採用試験の合格発表時期が10月だからです。9月までに退職の意思を伝えておけば、新たに正規採用される教員が増えますので、教育委員会的にはありがたいですよね。

10月~1月に伝える

ほとんどの自治体・学校では、12月~1月に人事が動き始めます。

12月~1月に異動希望等の調査が行われますよね。この異動希望等の調査の時期に退職の意思を伝えておけば、問題はありません。円満退職できます。教育委員会も余裕をもって対応ができるからです。

2~3月に伝える

異動希望等の調査で来年度も教員として働く意思表示をしておきながら、その後(2~3月)に「やっぱり辞めます」というのは、オススメできません。

円満退職はできなくなる可能性が高いです。2月になると既に新規採用の教員も含め、正規採用の教員の配置が決まり始めます。その段階で退職の意思を伝えると、「穴ができる」ことになります。間違いなく、教育委員会に迷惑がかかります。

ただ、2月~3月に退職の決意をしたということは「あと1年間、教師として働くのは厳しい」と思っているということですよね。

なので、円満退職のために我慢してあと1年間働くくらいだったら、校長や教頭、教育委員会には申し訳ないですが、しっかりと説明して退職する方が良いと思います。

ただし、退職の意思表示が遅すぎると、3月31日までに退職できない可能性もあります。

ちなみに、民法第627条には、

雇用期間に期限の定めのない労働契約、いわゆる正社員の場合、2週間前までに退職の意思表示をすれば2週間後には退職できる

という趣旨の規定がありますが、一般企業の雇用形態と異なる公務員にはこの規定は適用されません。あくまで、任命権者の承認が必要になります。なので、退職の意思が固まったら、なるべくはやく意思表示をしましょう。

【年度途中での退職】

落ち込んでいる男性の画像年度途中での退職の場合、残念ながら円満退職はできません。

周りの人にものすごく迷惑がかかりますので、冷たい目で見られる可能性が高いです。

もし年度末まで耐えられるのであれば、耐えた方が良いです。

僕自身、ものすごくしんどくて途中退職をしましたが、迷惑をかけてしまって申し訳なさすぎて、同僚とは目も合わせられない状態になりました。

精神的につらくて辞める決意をして、心配もされましたが、「迷惑をかけられた」と思う同僚もいたらしく、そのことを人づてで知って、とてもつらかったです。

このような年度途中での退職のつらさよりも、在職することのつらさの方が大きいと思ったので、年度途中での退職に踏み切りましたが苦しかったです。

なので、もう一度言いますが、年度末まで耐えられるのであれば耐えて、年度末退職をした方が良いです。

 

ですが、この記事を読んでいる人はすぐにでも教師を辞めたい人だと思うので、無理して心身を完璧に壊してしまうよりは、なるべくはやく退職を決意した方が良いと思います。これは間違いないです。

※ここまで読んで「年度途中での退職はやめよう」と思った方は、スクロールして「誰に・どのように退職の意思を伝えれば良いのか」というところまで飛んでください。

夏休み前に伝えて、夏休みいっぱいで退職がベター

年度途中での退職の場合、いずれにせよ迷惑はかかるのですが、一番被害を最小限にできるのが、夏休み前に退職の意思表示をして、夏休みいっぱいで退職するパターンです。

年度途中で退職をすると、代わりの教員を探さなければいけませんが、忙しい時期に補充教員についてあれこれするのはとても大変です。

なので、せめて比較的、業務にゆとりのある夏休みに合わせるのがベターです。そうすれば、学期途中に授業が潰れることも、行事がまわらなくなることもなく、なんとかしてくれます。

それ以外は地獄

夏休み以外の時期の途中退職は地獄です。つらい思いをします。

ですが、そのつらさよりも、在職することのつらさの方が大きいのであれば、思い切って退職しましょう。同僚からは嫌われるかもしれませんが、あなたの味方になってくれる人が、どこかに必ずいます。

誰に・どのように退職の意思を伝えれば良いのか

手帳の画像まずは学年主任に、という意見もありますが、僕は真っ先に校長に退職の意思を伝えるべきだと思います。学年主任は管理職ではないですから。

 

では、どのように伝えるかです。

僕のオススメは、退職の理由をまとめたプリントを渡して説明する方法です。

法律上、退職理由を詳細に伝える義務はありませんが、管理職と面談をする際に結局聞かれることになります。面談の場で理由を詳細に語らなくても良いっちゃ良いのですが、そうするとお互いギクシャクして終わってしまいますので、しっかりとした退職の理由は準備しておくべきです。

ですが、退職願には、退職理由は「一身上の都合」と書くとマナー的に決まっているらしく、詳細に理由を書くことはできません。

なので、退職の理由をまとめたプリントを作成しておくことをオススメします。

このプリントは、正式なものではないですし、本来書く必要はありません。ですが、校長との面談の後は教育委員会の学務課担当の人との面談が待っていて、結局同じことを聞かれることになります。毎回、口頭で伝えるのも大変ですので、校長との面談の段階で、プリントを渡して説明する方がその後がスムーズです。

 

また、退職の理由をまとめたプリントを作ることには、退職の理由が明確になるという効果もあります。

感情的に退職の決意をしてしまった場合
→ 文章化することで、論理的におかしいことに気づいて退職から踏みとどまる

しっかりと考えて退職の決意をした場合
→ 文章化することで、自分の決意が強固になる

退職の意思を文章化すると、自分の気持ちが整理されますので、そういう意味でも、退職の理由をまとめたプリントを作ることをオススメします。

自分で行うのは難しい場合に、代行サービスを使うことは恥ずかしいことではありません

考え込む男性の画像学校に行くのがつらくて、もしくは管理職にパワハラをされた、などで退職の意思表示を自分ですることすら難しい場合は、最近流行り始めた退職代行サービスを思い切って使いましょう。

僕は使いませんでしたが、結構本気で、使おうかどうか迷いました。それくらい、同僚と顔を合わせるのがつらかったです。

退職代行とは、本人に代わって業者が退職の意思を伝えてくれるサービスです。

  • 退職代行サービスへの依頼は、LINEでも可能
  • 校長などに顔を合わせて直接話すことなく辞められる

退職代行への批判はありますが、つらくて仕方がない時に無理をして心身を壊してしまうことの方が、あなたの人生にとって大きな影響を及ぼすことになってしまいますので、躊躇する必要はないと思います。

また、公務員でも退職代行サービスが使えるのか不安に思う方もいると思いますが、実際に使えるようです。公務員は退職の際、辞令を受ける必要がありますが、最終的には郵送してくれます。

 

退職代行サービスはいくつかあります。そのなかで、各テレビ局だけでなくNHKでも紹介された退職代行サービス「EXIT」が、安心して利用できるのではないでしょうか。

費用は50,000円程度と高いですが、「EXIT」が有給の申請も代わりに行ってくれますので、有給で代行費用をまかなうという考え方をすれば良いのかなと思います。

また、退職したいけど自分で行うのは難しいという差し迫った状況で、金額について気にしていたらいつまで経っても退職できないかもしれません。

 

ちなみに…どんなに自分で退職の意思を伝えるのが難しかったとしても、無断で退職するのはオススメしません。懲戒免職をくらう可能性があります。懲戒免職をくらったら、履歴書に書かなければいけなくなりますので、圧倒的に今後、不利になります。

自分で伝えるのがつらい気持ちは僕も抱いたので理解できますが、無断で退職するのは絶対にやめましょう。

 

なので、どうしても自分で退職の意思を伝えるのが難しい場合は、退職代行サービスを利用すべきです。

「EXIT」での退職代行の流れは、

①退職代行サービスに相談をする

方法は自分に合うものを選びます。

  • 問い合わせフォーム
  • 電話
  • LINE

※この段階では、「辞めようかな」というあいまいな気持ちでもOKです。相談して自分の気持ちを確認しましょう。

 

②費用の振込

  • 振込
  • クレジットカード決済

③EXITが退職に必要な作業を行い、退職完了

となります。

もう一度書きますが、退職代行サービスを使うことは恥ずかしいことではないと思います。

退職を考えている人が、つらい気持ちになっているのはよく理解できます。僕もそうでした。できれば何もせず逃げ出したかったです。

退職の意思表示を自分ですることが難しい場合は、退職代行サービスを思い切って使いましょう。退職の時の上司とのやりとりで、心身が壊れてしまう方が問題ですよ。

退職代行「EXIT」のページを見てみる場合はこちら

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