教室の床って、しっかりと掃除をしないとすぐに黒くなってきますよね。
でも、悩ましいのは
「教室の床の黒ずみをとって、きれいな教室にしたいんだけど、生徒がなかなか掃除してくれないんだよな…」
ってやつ。
そこで本記事では、
- 教室の床を掃除する時のおすすめのアイテム
- 生徒が床掃除を一生懸命やるようになるコツ
について、僕の経験談をお話しします。
この記事の信頼性
- 僕(もちお)は元教員
- 「このクラスの床、きれいだね」って毎年言われた
タップできる目次
教室の床を掃除する時のおすすめのアイテム
僕が使っていたのが、サッサというクレンザーです。
最近、サッサという名前から泡立ちクレンザーと言う名前に変わったとのこと。
この粉末状のクレンザーがものすごく良いのです。
折れたシャーペンの芯などで汚れた床(黒ずみ)にクレンザーを少しまいて、濡れ雑巾で磨きます。そうすると、まじで瞬時に床がきれいになるんです。
教員自身が自ら掃除する

サッサを持っている僕(教員)が、床の黒ずみがあるところに片っ端からサッサをまいていきます。
で、教員自身が床に手と膝をつきながら、濡れ雑巾で磨く。(実際にやって見せる)
んで、
「ほら、超きれいになる!やばくない!?」
って猛烈にアピールするとw、生徒はだんだん床掃除してくれるようになります。
成果が見えれば、面倒な掃除もやるようになる

なんで生徒が掃除(特に床磨き)を一生懸命やらないのか?というと、「面倒だから」っていう理由ももちろんあるんですけど、何より
掃除しても(床を磨いても)きれいになってる気がしないから
なんですよね。
自分の作業の成果が可視化されないものに、人間は熱意を込めることはなかなかできません。
単に濡れ雑巾で床磨きをするだけだと、なかなかきれいにならないので、途中で心が折れがち。
でも、サッサ(泡立ちクレンザー)を使うと、床が明らかにきれいになる。成果が見えるわけです。多分これが重要。
「こうやってやるとうまくいく」ってことがわかると、面白がってやってくれる生徒が多かったんですけど、たぶん掃除でも同じです。(#良い生徒に恵まれた)
ちなみに一応比較をすると、サッサ(泡立ちクレンザー)を導入したクラスとそうでないクラスで、掃除への取り組み+教室のきれいさにかなり差がありました。
常に教室の床を磨いてきれいにしておく
あと、常に床磨きをして、常に教室の床をきれいにしておくことも重要。
むちゃくちゃ汚くて「どこから手をつけたらいいかわからない」状態の床って、掃除する気が失せるじゃないですか。
そうならないように、毎日の掃除の時間に、常に床磨き。
そうすると、ちょっとの汚れに生徒も気づいてくれて、すぐにサッサ(泡立ちクレンザー)を使ってきれいにしてくれます。
この好循環が回り出したら、かなり良い感じ。
学期末の大掃除の時に「ほとんど床磨きしなくても大丈夫だよね」っていう状態になります。
床がきれいになると教室が明るくなる
単純に光が反射しやすくなるという理由が大きいと思うんだけど、
クラスの雰囲気も(多少なりとも)良くなる
気がした。
神アイテム=サッサ(泡立ちクレンザー)を使うべし。
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<目次>
- はじめに
- 第1章 長時間労働の理由
- 第2章 生産性を意識する
- 第3章 教員の仕事との向き合い方
- 第4章 スケジュール管理・タスク管理
- 第5章 作業環境を整える
- 第6章 教室環境を整える
- 第7章 メンタルを整える
- おわりに
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