「プログラミング、やっておいた方がいいのかな?」
「プログラミングをやってみたいけど、忙しいんだよなあ」
このブログ記事は、そんなあなたに向けた記事です。
本記事では、
- 教員はプログラミングを学ぶべきか?
- 教員向けのプログラミング学習法
について話をします。
教員がプログラミングを学ぶか迷う場面は2つ
小学校の授業のため
2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されました。
で、
「プログラミングの授業のために教員もプログラミングを勉強しておいた方がいいのかな?」
って悩むパターンが1つ目。
2つ目のパターンは、
明るい未来のため
教員として働くのが嫌になって「転職しようかな…」って時に、
「プログラミングができると転職に有利って聞いたことがある」
「プログラミングができるとかなり稼げるっぽい」
「教員をやりながらプログラミングを勉強しておこうかな」
って悩むパターン。
となると、
- 小学校の授業のためにプログラミングを学ぶ必要があるか?
- 転職のためにプログラミングを学ぶ必要があるか?
に対する答えが知りたくなります。
教員はプログラミングを学ぶべきか?
まず1つ目の問い(小学校の授業のためにプログラミングを学ぶ必要があるか?)に対する答えだけど、僕は
小学校の授業のために学ぶ必要はそんなになさそう
って思っています。
もちろん授業をやるんだから教員もプログラミングを学んでおくに越したことはないけど、
ぶっちゃけ学んでいなくても小学校の授業くらいだったらなんとかなりそうです。
というのも、小学校のプログラミング教育は、プログラミングをがっつり学ぶというよりは、
「プログラミング的思考」を身につけることに主眼が置かれているから
なんだ。
プログラミング的思考っていうのは、
自分が意図する一連の活動を実現するために
- どのような動きの組合せが必要であり、
- 一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、
- 記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、
といったことを論理的に考えていく力
のこと。一言で言うと単なる「論理的思考」。
つまり、難しいコードを使いこなせるようになる…ってことは求められていないということ。だから、教員もコードの勉強までする必要はないんです。
ってことで、僕は
小学校の授業のために学ぶ必要はそんなになさそう
って思っています。
ただもちろん、教員自身がプログラミングとは何なのか?を知っているに越したことはないっていうのは事実。
「プログラミングをまったくやったことありません」っていう状態で不安を隠しながらプログラミングの授業をすると、「習い事でプログラミングやってまっせ」っていうガキンチョに舐められることは必至。舐められたくなかったら、教員も(軽くでいいから)勉強しておくに越したことはない。
そして2つ目のパターンについて。こっちはポジティブ系の話。
明るい未来のために学ぶのは超推奨
教員として働くのが嫌になって「転職しようかな…」って時に、
「プログラミングができると転職に有利って聞いたことがある」
「プログラミングができるとかなり稼げるっぽい」
「教員をやりながらプログラミングを勉強しておこうかな」
って思うんだったら、迷わずプログラミングをやっておいて損はないと思っています。
というのも、
プログラミングはいろんなお仕事を円滑に進める上で必要な技術なんだけど、プログラミングができる人材はいろんな業界で足りていないのが現状で、
それゆえ、「プログラミングができます」って言えると転職しやすくなるのは間違いないし、給料も教員をやっているよりは高くなる傾向にあるからなんだ。
つまり、プログラミングをできるようにしておくと、明るい未来をゲットできる確率がグッと上がるということ。
それに、もしいますぐ教員から転職するつもりがなくても、
なんらかのスキルを身につけておくことで、「教師を辞めても生きていける」っていう感覚になって、気持ちが楽になります。
「いつでも逃げられる」って思うから、強くいられるわけです。
「プログラミングを学ばなきゃよかった…」って後悔することは99%ないはず。
ってことで、
明るい未来のためにプログラミングを学ぶのは超推奨
って思っています。
でも、
教員は忙しいしプログラミングって難しいでしょ?
って思う人も少なくないはず。
「せっかくプログラミングの勉強を始めても、途中で挫折しちゃったら嫌だな」
って不安になりますよね。
実際、僕も教員をやっている時にプログラミングの勉強をスタートしました。が、独学で自分のペースでやろうとした結果、見事に挫折しました。
ということで、ここからは僕の反省も踏まえて教員向けのプログラミング学習法について話をします。
教員向けのプログラミング学習法
プログラミング学習のやり方は大きく3つに分けられます。
- 参考書を使って独学
- 動画やアプリを使って独学
- プログラミングスクールを利用
で、圧倒的におすすめなのは「③プログラミングスクールを利用」です。
こうやって言うと「ハイハイ、宣伝ね」って思うかもしれないし、まあ実際20%くらいはその気持ちもあるので間違ってもないんですけど、
でもマジメに、教員がプログラミングを学ぶんだったらプログラミングスクールを利用しておいた方が良いのは事実。
その理由を説明します。
①参考書を使って独学
これはマジでおすすめしません。99%挫折します。
僕は99%側の人間だったので、挫折しました。
そこそこ分厚い本を買って1日4ページくらいのペースで独学したんですけど、2週間で挫折。
強制力がないから、学校業務で忙しくなると「今日はいいや」ってなっちゃう。で、「今日はいいや」が続く。挫折。
②動画やアプリを使って独学
これは悪くはないんですけど、95%挫折します。
僕は95%側の人間だったので、挫折しました。
- Progate(プロゲート)
- ドットインストール
っていう無料でプログラミングを学べるサービスがあって、かなり便利ではあります。
んが、
結局のところ強制力がないから、「今日はいいや」が続くとオワリです。
それに、”プログラミングあるある”の「どこが間違ってるのかわからん!」っていう状態になった時に、マジで困ります。
そうなった時、基本的に自分の力でなんとかするしかないので、マジでシンドいです。
動画やアプリを使った独学は、意志が強い人ならやり抜けると思うんですけど、忙しい教員にはそんなにおすすめできません。
「プログラミングの雰囲気だけサラッと知りたい」っていうカジュアル路線の人だったらこれで十分ですけどね。
③プログラミングスクールを利用
「ちゃんとプログラミングを勉強しよう」っていう意志があるなら、プログラミングスクールを利用するのがおすすめ。
参考書を使って独学したり、動画やアプリを使って独学したりするのは、たしかに初期費用をかけずに勉強できるのでお得な気がするんですけど、
途中で挫折しちゃったら結局のところ意味ないので。
コーチ(講師)がついてくれて挫折を防いでくれる&質問に答えてくれるプログラミングスクールを利用するのが、実は最もコスパが高い方法だと僕は思っています。
教員向けのプログラミングスクール
忙しくてなかなかスクールに”通う”のは難しい教員におすすめなプログラミングスクールを2つ紹介します。
どっちも大手。
テックキャンプ | 全国に6つある教室で学ぶことも、オンラインでも学ぶこともできる |
---|---|
TechAcademy | オンライン完結でプログラミングを学べる。 |
テックキャンプ
メンター(講師)のサポートを受けつつ自分のペースで学習できるのがポイント。(講義形式ではない)
オンラインで学習することができます。
また、全国に6つある教室でプログラミングの勉強をすることもできます。
- 渋谷
- 東京大手町
- 新宿
- 池袋
- 梅田
- 名古屋
そしてすごいのが「全額返金保証あり」というところ。自信の高さが感じられます。
「どうしようかな」って悩んでいる人向けの無料カウンセリングもあるとのこと。「テックキャンプの無理な勧誘は一切いたしません」だそうです。迷っている人は利用してみてはいかがでしょうか。
※無料プログラミング体験会あり
無料でプログラミングの体験ができるみたいです。PCも用意してくれるとのこと。無料なのでとりあえず試してみるのがいいと思います。
TechAcademy
完全オンラインで学習するタイプ。こちらもメンター(講師)のサポートを受けつつ自分のペースで学習できます。
1週間無料体験ができるみたいです。無料なのでとりあえず試してみて、テックキャンプとどっちか自分に合うかを確認してから本契約するのがおすすめ。
まとめ
プログラミングは、
小学校の授業のために学ぶ必要はそんなになさそう
だけど、教員自身がプログラミングとは何なのか?を知っているに越したことはないです。
そしてなにより、
明るい未来のためにプログラミングを学ぶのは超推奨です。
忙しい教員におすすめのプログラミング学習法は、プログラミングスクールを利用する学習法。
独学しようとすると挫折しがち。
プログラミングの雰囲気も知らずにいきなり大金をブッ込むのはさすがにアブナイので、
とりあえず無料相談or無料体験をしてみて、「これならやってみても良さそう!」って判断できてから本契約するのがおすすめです。
この記事を読んでくださったということは、今は少し余裕があって時間があるということだと思います。
またいつ忙しくなるかわからないので、少し余裕がある今、プログラミングの無料相談or無料体験に申し込んでみるのをおすすめします。
本を出版しました
「過去の僕のようになってほしくない」という思いを込めて、元教員の僕の具体的なノウハウをまとめた電子書籍を出版しました。
<目次>
- はじめに
- 第1章 長時間労働の理由
- 第2章 生産性を意識する
- 第3章 教員の仕事との向き合い方
- 第4章 スケジュール管理・タスク管理
- 第5章 作業環境を整える
- 第6章 教室環境を整える
- 第7章 メンタルを整える
- おわりに
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