- 小6からの中学準備って必要なの?中学生になってから頑張ればいいんじゃないの?
- 中学準備って具体的に何をすればいいの?
って疑問に思っている人に向けて、僕なりに小6からの中学準備(特に冬からの中学準備)についてまとめました!
本記事の内容
- 小6からの中学準備が大事な理由
- どうやって中学準備をすればいいのか?
- (参考)中学準備ができる教材
このブログでは、読者の皆様が自分に合う教材を見つけられるように、各教材の特徴を中立の目線で紹介します!!
執筆者について
僕(もちお)は元社会科教員
ざっくりと学校の勉強の経歴(?)を書くと、こんな感じ
- 小学生の時は偏差値40台だったけど、「学年で10位以内に入ったら携帯電話を買ってあげる」という親の言葉で火がつき、猛勉強。その結果、
- 中学生では、塾に行かずに学年1位
- 高校では、学年で1ケタの順位をキープ
- 東大文科三類不合格
- 浪人
- 東大模試で文科三類1位
- 東大に合格
小6からの中学準備が大事な理由
中学校の勉強は小学校よりも難しい
これはもうわかっていることだと思いますが、、、
中学校の勉強は小学校の勉強よりも難しいです。
しかも数学は小学校の算数の知識をベースに積み上げる形で進んでいきます。なので小学校の苦手をそのままにすると結構危ないです。
※中学校の学習内容には、小学校の内容と同じ内容をらせん階段のように繰り返すタイプと、より高度な内容を積み木のように積み上げていくタイプがある。
国語 | 文法や読解は積み上げ式ではないので中学校で頑張ればいいけど、漢字は新しいものを覚えなければいけない(→小学校の漢字は定着させておくべき) |
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数学 | 基本的に小学校の算数の知識をベースに積み上げる形で進む(→小学校の算数をマスターしておくべき) |
理科 | 小学校でやった内容を繰り返しながらさらに深める形で勉強する(→中学校で頑張ればOKだけど、小学校の内容が定着していると楽) |
社会 | 小学校でやった内容を繰り返しながらさらに深める形で勉強する(→中学校で頑張ればOKだけど、小学校の内容が定着していると楽) |
英語 | 積み上げ式ではないので中学校で頑張ればOK |
中学校の勉強へとスムーズに移行するために、しっかり中学準備をしておいた方がいいと思います(←不安な人ほど)。
中学校の授業はスピードが速い
中学校の学習内容はむっちゃ多いので、教員にとっても「1年分の内容をちゃんと1年で終わらせるのは大変」って感じです(体育祭とかの行事で結構授業が潰れるし)。
なので、授業のスピードが速くなりがち。小学校みたいに超ゆっくり進むわけではないので、苦手分野を残しておくと「授業についていけなくなった…」ってことになりがちです(→挙げ句の果てに子供が「先生の授業が悪いから理解できないんだ」「あの先生はダメ」って判断したら詰みます。前向きに勉強できなくなるので)。
中学校のスピードについていけるように、小学校の苦手分野はなるべく克服しておいた方がいいと思います。
中学校は部活などが始まって小学校よりも忙しくなりがち
中学校は小学校よりも下校時間が遅いし、人によっては部活に入るので、放課後の自由時間が短くなって忙しくなりがち。部活で体力をとられるので、勉強しようと思ってもできなかったりします。
中学生になってから小学校の苦手を解消しようと思っても実は結構時間がなかったりするので、小学生のうちになんとかしておくのがおすすめです。
どうやって中学準備をすればいいのか?
じゃあ、どうやって中学準備をすればいいのか?です。
時間が無限にあれば小1〜6までの内容のドリル・問題集でも買って一つずつやればいいと思いますが、、、
小学生もなんだかんだ忙しいはず。それに小1〜6までの全ての内容を一つずつ復習するなんてカッタルイですよね。
ってことで、なるべく効率良く中学準備したい。僕が思うおすすめの方法がこちら↓
中学準備の効率の良いやり方
- 自分の苦手を把握して、苦手な内容だけピンポイントで学習する
- 先取りしておくと安心な内容をちょっと勉強しておく
- それ以外の内容(もう十分できている分野・中学校で頑張ればOKな内容)には手をつけない ※そんな時間があったら遊ぶべし!子供は遊んでナンボ!
中学校に入る前に保護者があまりにも「勉強!先取り!中学校の勉強は難しいよ!」って脅しすぎるのも良くないと思っています。ほどほどに。
学習効率は必要に迫られて自分の意志でやる時に最も高くなると僕は思います。苦手な分野をしっかり潰すってのはやっておいた方がいいと思いますが、先取り学習を頑張りすぎる必要はないです。
※ただ、少しでもいいから先取りをしておくと安心かもっていう話
体験談:中学1年生だった時、僕は何も先取り学習をしていなかったので結構不安な気持ちになりました。
(例)
歴史の授業で周りの友達が四大文明についてむっちゃくわしかった
→僕は「メソポタミア文明って何それ?」状態
英語の授業で隣の人に「Englishってどういう意味?」って聞いたら
→「え?英語っていう意味だよ。それ知らないのやばくない?」って言われた
たぶん友達は塾とかで先取り学習をしていたんだと思います。僕は小6の6月ごろに塾をやめてそれ以降は塾に通っていなかったし、通信教育もやっていなかったので、全く先取り学習をしていない状態。「うわ…すごい勉強が遅れてるのかも…」ってすごく不安になったのをよく覚えています。
※定期テストに向けて頑張った結果、先取りをしていた友達よりも成績が良かったので、正直なことを言うと先取りするよりもちゃんと頑張ることの方が大事だとは思います。ただ、みんなが先に行っている感じがしてメンタル的にきつかったのは確か。不安な人はちょっとでもいいから先取り学習をしておいた方がいいと思います。
(参考)中学準備ができるおすすめの教材を紹介
最後に、参考までに「中学準備ができるおすすめの教材」を紹介します!
進研ゼミ小6講座
小6講座の1〜3月号が「中学準備講座」となっています。
中学準備講座の特徴
- 5教科対応
- 個別の学び
- 実力診断テスト
- オンラインライブ授業
- 先取り学習
- 充実したサポート
おすすめなのはこんな人
- 勉強が得意とは言えない
- いろんな教材を使って勉強した方が飽きなさそう
- 自分一人で勉強するのは苦手
くわしくは別記事で説明します!※期間限定キャンペーンあり
スマイルゼミ小6講座
準備中
チャレンジタッチとスマイルゼミはどっちがいい?東大卒元教員が比較【小学生】
Z会
準備中
スタディサプリ
準備中
その他の通信教育
【通信教育】小学生におすすめなのはこれ!東大卒元教員が比較して解説
通信教育を比較
おすすめな通信教育についてまとめました(各通信教育の比較)。
進研ゼミ
- 全教科の対策をしたい!
- でも部活や習い事で忙しい!
- 自分で学習計画・学習内容を考えるのは苦手…
っていう人に向いているのが進研ゼミ。値段も比較的安めです。 くわしくは下の個別記事で。
家庭教師を探す
社会科チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=vLW26933wWI 社会科(歴史・地理・公民・政治経済)の内容について、本質的な部分をわかりやすく解説するチャンネルです。
- 「つまりどういうことなの?」「なんでこれが大事なの?」ってのを解説する(木で例えると、葉っぱの部分じゃなくて幹の部分を説明する感じ)
- 細かい内容は省略する
- 社会科は人間の営みに関する学問なので、当事者のことをちゃんとイメージする(人間の心理も考える)
- 「社会は暗記すればOK!わからなくても覚えりゃいい!」っていう人を減らす
- 中学生〜大人(本質的な部分を解説しているので、中学社会にも高校社会にも対応しているはず!)