シンガポールに行くなら読みたいおすすめ本

望岡 慶(もちお)
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人口580万人の都市国家、シンガポール。

空港の中にとんでもない滝があったり、屋上に船みたいな謎の物体が横たわっている「マリーナベイサンズ」があったりと、イケイケでキラキラした魅力的な国。

そんなシンガポールを歩くなら、事前に少しだけでも歴史や社会のことを知っておくと、街の見え方がぐっと深まります。

おすすめの本を紹介します!

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シンガポールとは

マリーナベイ・サンズとマーライオン(2022.9撮影)

東南アジアに位置する都市国家、シンガポール。

かつては小さな貿易港にすぎませんでしたが、1965年の独立後、徹底した国家戦略のもとで発展を遂げてきました。

今では「アジア随一のハブ都市」として、金融・物流・教育・観光のあらゆる分野で存在感を発揮しています。

シンガポールの主なポイント
  • なぜシンガポールは経済成長を遂げたのか?
  • 現在のシンガポールが抱えている課題は?

シンガポールに関するおすすめ本

【良い】シンガポールと香港のことがマンガで3時間でわかる本

シンガポールについてこれから学ぶ人に最初の一冊としておすすめ。

ビジネス向けに書かれた本ですが、シンガポールという国の概要を知るにはぴったり。

見開き右に文章、左にマンガという構成で、ストーリー形式ではなく説明がメインです。文章でしっかり読みたい人向けです。

【良い】物語 シンガポールの歴史 ― エリート開発主義国家の200年

イギリスの植民地時代から現代まで、シンガポールの歴史を詳しく学べる一冊。

初めて読む人にとっては情報量の多さに圧倒されるかもしれませんが、内容は丁寧かつわかりやすく構成されており、読み進めやすいのが特徴です。

常に参照したくなるような、信頼できる基本書です。

【良い】教育大国シンガポール 日本は何を学べるか

PISAの学力調査で世界トップクラスを誇るシンガポール。その強さの背景にある教育制度の仕組みが、この本でよくわかります。

教育を通じて見えてくるのは、シンガポール社会の徹底した合理主義。一方で、その合理性が「勉強が得意ではない子供」にとっては残酷だなとも思いました。

現在は見直しの動きも進んでおり、「変わりゆく教育」の今を知るためにも、タイムリーに読みたい一冊です。

【良い】少子高齢化でも老後不安ゼロ シンガポールで見た日本の未来理想図

シンガポールの街を歩いていて、ホームレスや貧困層をあまり見かけないのはなぜか?その理由が、この本を読むとよくわかります。

社会保障制度もシンガポールらしく、合理的かつよく設計されていますが、国がまだ発展途上だった時代を生きた今の高齢者にとっては、厳しい面もあることが理解できました。

今後は日本と同じく、少子高齢化が課題になると予想されており、「これからのシンガポール」を考えるうえでも、一度は読んでおきたい一冊です。

【定番】地球の歩き方 シンガポール

旅行本の定番。観光スポット、ホテル、グルメ、アクセス情報など、旅に必要な情報が網羅されています。

【普通】シンガポールとビジネスをするための鉄則55

Q&A形式で、シンガポールの社会や文化、ビジネス環境などを幅広く紹介。1つのテーマが数ページずつにまとまっており、スキマ時間に読みやすい構成です。

ただし内容はビジネス向けに特化しており、商習慣やビジネスマナーなどに重点が置かれているため、旅行者や一般の観光客には少し専門的に感じるかもしれません。

【良い】シンガポールを知るための65章(エリア・スタディーズ)

シンガポールの政治・経済・歴史・文化など、あらゆる分野が網羅された一冊。いろんなエピソードが載っていて面白い。

読み通すのは大変なので、気になる章だけ拾い読みする「辞書的な使い方」がおすすめです。

【普通】なぜ?シンガポールは成功し続けることができるのか

シンガポールが発展した理由を、シンガポール在住の何者かよくわからない人が書いた本。

内容そのものは興味深い部分もあるものの、文体にはクセがあり、読む人を選ぶかもしれません。

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ABOUT ME
望岡 慶(もちお)
望岡 慶(もちお)
思春期ブロガー
関東で生まれる → 公立中学校 → 公立高校 → 1年間浪人 → 東大(教育学部) → 東大院(教育学研究科) → 修士課程修了(教育学) → 公立中学校の教員に → 退職 → ブログをがんばる → ?
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