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「塾か通信教育か」について元教師が解説【塾は諸刃の剣・通信教育は伝説の剣】

「塾か通信教育か」について元教師が解説【塾は諸刃の剣・通信教育は伝説の剣】「塾と通信教育ってどっちが良いのかな」

このブログ記事は、そのように思う親(保護者)や中高生の方々に向けて書いています。

 

こんにちは。もちお(@softenisuke)です。
社会科の教師をしていました。

 

本記事では

塾と通信教育のどちらがオススメか

について説明します。

もちお
もちお
先にこの記事の核心部分をネタバレすると、

  • 塾は「攻撃力が-30~70(平均25)」の諸刃の剣
  • 通信教育は「攻撃力が0~100(平均20)」の伝説の剣

という感じです。

この記事を読むことで、

塾と通信教育について、少し広い視点から見ることができるようになると思います。

 

では、説明します。

「塾と通信教育のどっちが合うか」を考えることよりも大事なことがある。

文具の画像いきなり突き放したような話ですが、

塾と通信教育のどっちが自分(自分の子供)に合うのかなんて、分かりません。

 

ネットでいろんな体験談を読むことができて、

  • 塾の方が絶対良い!
  • 通信教育のおかげで●●点あがった!だから絶対に通信教育の方が良い!

というような主張と出会いますが、

これは「その人にとって、そっちの方が良かった」だけです。

もちお
もちお
あなたにもそれが当てはまるか…っていうのは分かりません。

 

テストを受ける人の画像でも、確実に言えることがあります。

それは、

大人になったら、「自分で学ぶ」ことが必要になる

ということです。

仕事をするようになったら、「学ぶこと」から逃れることはできなくなりますが、大人になって何かを学ぶ時には、

  • 自分で本を買ったり
  • 自分でネットの情報を調べたり
  • 自分で誰かに質問したり

して、学ぶことが多くなります。

 

別に塾(予備校)を批判するわけではありませんが、大人が勉強をするシチュエーションで

先生に教えてもらう

という形は、あまり見られません

パソコンがあるデスクの画像

「自分で学ぶ」ことが必要になります。

 

ですので、「自分で学ぶ」力、具体的には

  • 勉強のスケジュール管理をする力
  • 勉強の手段を見つける力
  • 調べる力
  • まとめる力

などを身につけることが重要です。

これは、誰にも当てはまることだと思います。

勉強は「成績」の向上だけを考えるな!

万年筆の画像勉強について考える時には、

目に見える「成績」

の向上を目指すことはもちろんですが、同時に

目に見えにくい「自分で学ぶ力」

の向上も視野に入れるべきだと思っています。

たぶん大人になってからも役に立つ力が身につきやすいのは通信教育

パソコンの画像そういう意味で、僕は通信教育の方が効果が高いと思っている…というのが正直なところです。

というのも、通信教育は「自分で学ぶ力」と関係が深いからです。

 

とはいえ、通信教育はハードルが高いのも事実。

単に「成績」を上げるだけであれば、塾の方が手っ取り早いかもしれないです。

もちお
もちお
というわけで、ここからは、塾と通信教育のそれぞれの特徴(メリット・デメリット)について解説をします。

塾は「攻撃力が-30~70(平均25)」の諸刃の剣

板書する教員

塾は「攻撃力が-30~70(平均25)」の諸刃の剣

というイメージです。

おそらく、「成績」を上げるだけであれば、カリキュラムが決められていて強制力が強い塾の方が手っ取り早いです。

 

ですが、塾だと「自分で学ぶ力」は身につきにくいです。

なので、攻撃力の最大値を70としました。

 

また、塾はマイナスの効果をもたらす可能性もあります。

なので、攻撃力の最小値を-30としました。

 

くわしくメリットとデメリットを解説します。

塾のメリット

強制力がある

鎖の画像塾は「●曜日の◯時から授業」というようにスケジュールが組まれていることが多いので、強制力があります。

勉強をしたくない気分でも、勉強をすることになる

というのが、塾の強みです。
(勉強をしたくない気分の時にとりあえず塾に行って授業を受けることに、どれくらいの効果が期待できるのかは分かりませんが…)

 

一緒に頑張る仲間ができる

笑顔の子供たちの画像塾は、一緒に頑張る仲間を作ることができます。

自分と同じ学校の友達(ライバル)や、違う学校の友達(ライバル)と切磋琢磨できる環境を用意してくれるのが、塾です。

 

部活を休む口実ができる

野球をする少年の画像ちょっとネガティブなメリットですが、塾に通っていると、部活を休む口実を作ることができます。

「この日、塾のテストなので」

という必殺技が使えます(笑)

 

塾のデメリット

忙しくなる

時計の画像塾に通うと、ものすごく忙しくなります。

学校(部活)から帰ってきて、塾に行って、家に帰ってくるのは夜22時頃。

という日々になることが多いです。

 

しかも宿題をたくさん出す塾の場合は、宿題に忙殺されることになります。

睡眠時間を削って塾の宿題を終わらせる…ということになる可能性があります。

 

僕は、教師をやっていた時に、

宿題の多い塾に通った結果、忙しくて身も心もボロボロになっていった

という生徒をたくさん見ました。
(勉強内容が消化不良なので、成績も上がらないという皮肉)

  • つらそうだし
  • 成績も上がらないし
  • お金は消えてくし

で、「塾に行かない方がいいんじゃないのかな」と思ったりもしたのですが、「みんな行ってるから」っていう理由で塾に行く人が結構いました。

「みんな塾に行っているから」という理由で塾に通うのは、身も心もボロボロになっていく可能性がありますので、やめた方が良いと思います。

 

軽食の準備が大変

おにぎりの画像これは親(保護者)向けですが、塾に通うと軽食の準備が大変です。

塾に通うと、平日は

  • 学校から帰ってきて、
  • 軽食を食べて、
  • 塾に行って、
  • 帰宅して夜ご飯を食べる

という流れになることが多いと思います。

この、「軽食」の準備が地味に大変です。

もし準備をせず、子供にお金を渡して「どこかで軽く食べて」ということにする場合は、少額ではありますが、少しずつお金が飛びます。

 

塾に通うことになると、親(保護者)も大変になります。

 

送迎が必要になることもある

送迎のイメージ画像塾は、平日は21時~22時頃に授業が終わるところが多いと思います。

そうすると、

夜遅い時間に子供が外を歩くことになります(もしくは自転車)

心配に思う親(保護者)が多いのではないでしょうか。

車などで迎えに行くことにすると、かなり大変になります。

 

費用が高い

貯金箱の画像塾は費用(月謝)が高いです。

月謝20,000円~30,000円くらいが相場でしょうか。

 

正直言うと、「どの塾に通わせるか」よりも「子供自身が努力できるか」の方が、成績の向上に影響を与えると思います。

なので、子供自身にその気がなければ

塾は、たくさんのお金を捨てる場所

になる可能性が高いです。

 

講師に当たり外れがある

塾の場合、講師に当たり外れがあります。

というのも、塾では大学生のバイトが授業をすることも少なくないからです。

 

僕自身も、とある塾(個別指導)でバイトをしていたことがありますが、

  • 授業の準備をほとんどせずに授業をしたり
  • 全然くわしくない教科を教えたり

ということが正直言ってありました。

塾は、当たり外れが激しいので要注意です。

 

友達に足を引っ張られる

つまらなそうに手をあげる生徒友達に足を引っ張られることもあります。

塾で最大のデメリットがこれだと思います。

 

確かに、一緒に頑張る仲間を作ることができるのが塾なのですが、一方で

一緒にサボる仲間を作ることもできてしまうのが塾なのです。

 

何かをする時に、一緒に過ごす仲間っていうのはとても重要です。

周りにいる人がやる気に満ちていれば、自分もやる気が出るし、

一方で

周りにいる人がやる気がほとんどなければ、自分もそれに引きづられます。

これが人間です。

 

で、塾には必ずと言っていいほど「(親に無理矢理通わされている)やる気のない人々」がいます。

そのような人たちに引きづられると、効果はマイナスになります。

これが、「塾は諸刃の剣」の意味です。

通信教育は「攻撃力が0~100(平均20)」の伝説の剣

パソコンの画像

通信教育は「攻撃力が0~100(平均20)」の伝説の剣

というイメージです。

 

通信教育の場合、自分で勉強していかなければいけないので、

全く手をつけずに教材だけがたまっていく…

ということになりがちです。

なので、効果がゼロになってしまうことがあります。

これが、攻撃力0の意味です。

 

テストを受ける人の画像ですが、

通信教育の場合、うまくいくと「自分で学ぶ力」を身につけることができます。

これは、大人になってからも役に立つ、超大事な力です。

なので、攻撃力の最大値を100としました。

 

通信教育は使う人を選ぶので、子供によっては効果がゼロになりがちだけど、

うまくいけば「成績」も「自分で学ぶ力」も身につけられる、効果絶大な教材です。

通信教育は「伝説の剣」です。

 

では、くわしくメリットとデメリットを解説します。

通信教育のメリット

自分のペースで学習できる

カレンダーの画像通信教育の場合、自分でスケジュールを立てて勉強することになりますので、時間にしばられません。

自分のペースで学習することができます。

 

通う必要がないので時間効率が良い

家の画像どこかに通う必要がなく、家で学習することができるので、移動時間がかからずに効率良く学習することができます。

 

過去の内容を復習しやすい

パソコンの画像映像授業の場合、過去の内容を復習したければ、もう一度動画を観ればいいだけなので、復習しやすいです。

 

自分一人で勉強できる(足を引っ張られることがない)

一人で読書している男性の画像自分一人で学習できますので、意識の低い友達に足を引っ張られることがありません。

 

通信教育のデメリット

モチベーション維持がむずかしい

本の画像強制力がなく、自分で学ぶことになりますので、モチベーションを維持するのがむずかしいです。

これが最大のネックです。

 

実は

モチベーションが低下した時にどう立て直すか

というところに別の学びもあるとは思うのですが、

「成績」を手っ取り早く向上させたい人にとっては、モチベーション維持のむずかしさはハードルになるはずです。

(「うちの子は勉強できる人と違ってデキが悪いから、自分で学ぶのなんかムリ」って親が思って勝手に限界を決めるのはNGだと思いますが)

※「通信教育だと質問ができない」というのをデメリットとして挙げているサイトもあります。

が、Web上で質問できるサービスが付いている通信教育がありますので、この点に関してはそんなに心配しなくて大丈夫だと思います。

塾と通信教育のまとめ

以上、

塾と通信教育のどちらがオススメか

について解説をしました。

 

塾と通信教育のどっちが自分(自分の子供)に合うのかなんて、分かりません。

が、目に見える「成績」だけでなく、目に見えにくい「自分で学ぶ力」の向上も視野に入れるべきなのは、どの人(子供)でも共通です。

 

塾は「攻撃力が-30~70(平均25)」の諸刃の剣です。

マイナスになることはあるけど、通信教育よりも手っ取り早く「成績」を向上させることに向いていると思います。

 

通信教育は「攻撃力が0~100(平均20)」の伝説の剣です。

効果がゼロになることはあるけど、うまくいけば塾よりも圧倒的な力を身につけることができると思います。

 

勉強の手段を見つける力

を身につけることも大事だと思いますので、
ぜひ自分自身(子供自身)で「塾にするか?通信教育にするか?」を考えて、納得した結論を出してほしいと思います。

 

以上、もちお(@softenisuke)でした。

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