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進研ゼミ小学講座のタブレットの効果と限界【チャレンジタッチ】

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進研ゼミ小学講座(チャレンジタッチ)のタブレットを実際に使わせていただくことができたので、使ってみた感想をまとめたいと思います。 

チャレンジタッチのタブレットの感想

タブレット学習は悪くないし効果はあると思うけど、『どんな子供でも成績が伸びますよ!』っていう完璧なソリューションではないな。

ほんと補助教材の開発って難しいよな…」ってのが正直な感想です。

別に進研ゼミのタブレットをディスっているわけではないです!チャレンジタッチには間違いなく一定の学習効果があると思っています!

でも一方で、タブレット学習(っていうか世の中に出回っているすべての教材)には限界がある

少なくとも僕は、「この学習教材はマジですごい!全員これを使えばOKでしょ!」って心の底から思える教材に出会ったことがありません。

このあたりについて、僕が考えていることをくわしくまとめたいと思います。

チャレンジタッチのタブレットの効果

僕は、学習には

  1. 学習に取り掛かる段階
  2. 深く理解し頭に刻み込む段階

の2段階あると思っています。

チャレンジのタブレットは2段階のうちの「①学習に取り掛かる段階」をサポートしてくれる最高の教材だというのが僕の考えです。

チャレンジタッチのタブレットって、「今日はこれをやりましょう!」ってのを提案してくれるんですよ。

つまり、「なんの勉強をしよう?」って考えたり迷ったりする必要がなくなって、学習に取り掛かりやすくなるわけです。

飛行機って離陸時に最もエネルギーを使うじゃないですか。あれと同じで、人間も最初の段階(学習に取り掛かる段階)で最もエネルギーを必要とするんですよね。

でもチャレンジタッチなら、電源を押せばすぐに「何を勉強すればいいか?」が提示されるので、勉強をスタートする時のハードルを乗り越えやすくなります。これがタブレット学習の最大の効果かなと。

 

もちろん、タブレットの電源を入れなきゃいけないので、ハードルがゼロってわけではありません。

勉強のやる気が全く起きない時はタブレットの電源を押すのすらシンドイとは思います。

※そして進研ゼミを使っても成績がちっとも伸びない人は、そもそも電源ボタンを押すことすらできない…っていう人だと思います。

でも、成績を伸ばそうと思ったら自分自身でハードルを乗り越えることが絶対必要なわけで、、、

そのハードルを限りなく低くしてくれているチャレンジタッチがかなり良い補助教材であることは間違いありません。 

ちなみに、進研ゼミも勉強スタート時のハードルを乗り越える難しさ&大切さをわかっているようで、「勉強を始める時間だよ!」って教えてくれるアラーム機能をタブレットに搭載しています。

子供にとっても、親に「勉強しなさい!」って言われるよりもタブレットに「勉強の時間だよ!」って言われた方が良いですよね。このあたりはタブレットの長所だと思います。

一度勉強をスタートしてしまえば、離陸後の飛行機と同じでスイスイ進めると思います。

タブレットが良い感じのテンポで学習内容を解説してくれたり問題を出してくれたりするので。ドミノの1枚目を倒すのにさえ成功すれば、あとはパタパタパタ…って倒れていくはずです。

あと、一問ずつ丸つけをしてくれる(=すぐにフィードバックが得られる)のも、「勉強がなかなか続かない…」っていう子供にはプラスに働くと思います。

紙テキストで自分で問題を解く時だと、一問ずつ丸つけをするのは難しいですよね(そもそも丸付けを小学生の子供が自分でやるのが大変ってのもありますし)

※ちなみに、画面を長時間見て目が悪くなるのが不安…っていう不安を軽減する機能も搭載されています。この表示が出るくらい勉強を続けてくれたら、親としてはうれしいですよね(笑)

ってことで、チャレンジタッチのタブレットは「勉強をなかなかやれない」「勉強が続かない」っていう子供にとってはものすごく効果がある教材!ってのが僕の考えです。

いろんな学習コンテンツが提供されているので、「勉強は苦手だったけど、タブレットを使っていたらいつの間にか学力がちょっと上がった!」ってのを十分期待できると思います。

ネットにつないだりYouTubeを見たりはできない(進研ゼミのコンテンツしかアクセスできない)ので、タブレットを遊びに使う心配もないですし。

でも一方で、タブレットには限界があるとも思っています。

タブレット学習の限界

それは、

②深く理解し頭に刻み込む段階をすべての子供に対して手助けするソリューションにはなり得ない…っていう限界です。

僕の経験上、成績を劇的に伸ばすためには、深く思考して学習内容を自分の頭の中で構造化することが必要です。

で、その上で(それと同時進行で)、例えば「自分で最初から最後まで説明する」「先生になったつもりで子供自身が自分なりに授業をしてみる」って感じのアウトプット作業が必要です。

でも、タブレットじゃ「子供に深い思考を強制させる」ことも「自分で説明させる」ことも「そのアウトプットに対して適切なフィードバックを返すこと」もできません

っていうか他の通信教育や紙の参考書も、ここまではできていません。「②深く理解し頭に刻み込む段階」のソリューションを提示している教材はないんです。

「この学習教材はマジですごい!全員これを使えばOKでしょ!」って心の底から思える教材が、まだ日本にはありません。

なので、結局のところ成績が劇的に伸びるかどうかは本人の意志・取り組む姿勢に依存する…というのが現実です。少なくとも僕はそう思っています。

…って難しい話をしてしまいましたが、、、 

僕が本当に伝えたいこと

でもぶっちゃけ、小学校の勉強ではそこまで深い学びをすることは求められていません。なので、タブレット学習で十分対応できます。

っていうか、そもそも「勉強をなかなかやれない」「勉強が続かない」っていう子供にとっては、チャレンジタッチのタブレットがむしろ最適だと思います。 

一番ダメなのは「勉強をやらない」ってことです。勉強をやらなければ成績は絶対に伸びません。

地上で加速しない限り、飛行機は空を飛ぶことはできないんです!みたいな感じです。

何よりも大事なのは早く勉強をスタートすることです。

「どの勉強方法がいいだろう?」「この教材は子供に合ってるかな?」って迷い続ける時間が一番もったいないです。

「また明日決めよう」「また今度決めよう」って親御さんが後回しにしちゃうと、いつまでたってもスタートを切ることができません。

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