
進研ゼミ小学講座【小学4年生】についてまとめました!
このブログでは、読者の皆様が自分に合う教材を見つけられるように、教材の特徴を中立な目線で紹介します!!
執筆者について
僕(もちお)は元社会科教員
ざっくりと学校の勉強の経歴(?)を書くと、こんな感じ
- 小学生の時は偏差値40台だったけど、「学年で10位以内に入ったら携帯電話を買ってあげる」という親の言葉で火がつき、猛勉強。その結果、
- 中学生では、塾に行かずに学年1位
- 高校では、学年で1ケタの順位をキープ
- 東大文科三類不合格
- 浪人
- 東大模試で文科三類1位
- 東大に合格
※2022年度の小学4年生向けです。
他学年の記事は、こちらのまとめ記事からご覧ください。
タップできる目次
おすすめなのはチャレンジタッチ

まず最初に結論めいたことを言うと、
僕はチャレンジタッチ(主に専用タブレットで学ぶスタイル)をおすすめします。
というのも、チャレンジタッチの方が効率よく子供の学力が向上しそうだから。
- 動画やアニメーション解説で、難しい内容も視覚的に理解できるし、
- 間違えた問題をちゃんと解き直しさせるシステムが充実しているし、
- 間違えた時は間違え方に合わせた解説を表示してくれるし(※特につまずきやすい単元で)、
- 学習履歴をもとに子供の学習状況やレベルに合った学習内容を提案してくれる機能があるんです。
また、教材は基本的にタブレットに配信されるので、「家のモノが増える→散らかる」ってのを防止することもできます。
「進研ゼミの代名詞!」って感じの赤ペン先生の添削指導のサービスもちゃんとあります(→記述力アップ)。
料金はチャレンジタッチもチャレンジも同じです。「絶対にタブレットは嫌!」じゃなければ、チャレンジタッチを選ぶのが良いんじゃないのかなって思います。
ここからは、「もっとくわしく知ってから、自分で判断したい!」っていう方向けに、もっとくわしい情報をお伝えします。
【2022年度】進研ゼミ小学講座(4年生)のコースは2つ

チャレンジタッチ | 主に専用タブレットで学ぶスタイル |
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チャレンジ | 主に紙のテキストで学ぶスタイル |
コースを途中で変更することも可能。
チャレンジタッチは主に専用タブレットで学ぶスタイル。動画や音声を使って学ぶことができるところがメリットです。一部、紙のテキストも届きます。

一方、チャレンジは主に紙のテキストで学ぶスタイル。小学校で使っている教科書に合った教材が届きます。

学習おうえんAI☆パーフェクトロボはチャレンジタッチ限定。チャレンジを選んだ場合は届きません。

「漢字計算英語パーフェクトクリア」っていう漢字・算数・英語を学べるタイマー付き教具は、チャレンジ限定。チャレンジタッチを選んだ場合は届きません。
では、ここからはチャレンジタッチとチャレンジ別々に説明します。
【2022年度】進研ゼミ小学講座(4年生):チャレンジタッチ

チャレンジタッチ | 主に専用タブレットで学ぶスタイル |
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どんなタブレット?

進研ゼミ専用タブレットです。
保護者の悩み(疑問)とその回答をまとめたのがこちら。
壊れたらどうしよう? | →自己破損の場合でも適用される保険(サポートサービス)がある |
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Webサイトを勝手に見たりしない? | →自由に外部のWebサイトを閲覧できない設計 |
目に負担がかからない? | →30分ごとに休憩を促す機能、ブルーライトカット機能搭載 |
外出先でも使える? | →事前に教材をダウンロードしておけば外出先でも利用可能 |
※タブレットサポート費:1年2,400円(12ヶ月契約)→3,300円で新しいタブレットと交換可能(サポートなしの場合、19,800円で新規購入する必要がある)
学習内容は?

国語、算数、理科、社会、英語、プログラミングの学習ができます。

電子書籍を約1,000冊読めるサービスも追加費用0円で利用できるとのこと(電子図書館「まなびライブラリー」)。

英語は、「聞く・話す・読む・書く」英語4技能が身につく英語教材を使って学習します。英語をアニメで楽しみながら、英語をそのまま素早く理解することができるとのこと。話す内容に合わせて対応が変わるAIのキャラクターと英会話のレッスンをすることもできます。
学力はちゃんと定着する?
学力定着の工夫がこちら↓

間違えた問題の解き直しシステム | 間違えたらその場で解き直し。さらに過去に間違えた問題に再挑戦できる仕組みも。選択肢がシャッフルされるので、丸暗記を防げる。 |
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子供に合わせた学習内容 | 子供の学習状況に合わせてAIが学習内容を自動提案。 |
理解度に合わせた仕上げ問題 | 毎月末、子供の理解度に合わせて毎月の仕上げ問題に取り組める。 |
振り返り学習 | 「全範囲ふりかえりレッスン」で過去の単元にさかのぼって取り組める。 |


また、オンラインライブ授業が定期的に行われます。
オンラインライブ授業
- 授業は1コマ30分
- 専用タブレットかパソコンで受講する
- 参加者はカメラで顔出ししなくてOK(ボタンやコメント入力で先生とやり取りできる)
- 授業中に質問できる(先生が授業時間内に可能な限り回答してくれる)
- 追加受講費ゼロ
通信教育を使った勉強は自主性や保護者の声かけが求められることが多く、教材をためがちですが、
オンラインライブ授業は日にちが決まっているので後回しにできず、強制力が働くの良いところ。

レベルを選んで授業を受けることができます。
難易度の調整はできる?
子供の学習状況に合わせてAIが学習内容を自動提案してくれます。
また、コースを選ぶことができます。
- 標準コース
- 上位コース
添削指導はある?(記述力は伸ばせる?)

あります。
- 教科は国語と算数
- 毎月、タブレットに添削問題が配信される。(実力診断テストが届く8・12・3月を除く)
- タブレット上で添削問題を解いてタブレットから提出。
- 最短翌日〜約3日でタブレットに添削の結果が返却される。(郵送での返却なし)
- 保護者は返却お知らせメールで、返却後約1週間、メール内で答案画像を閲覧できる。
順位はわかる?

全国規模の実力診断テストが8・12・3月号で届くので、それをやれば子供の順位がわかります(ネット提出・ネット返却のみ。郵送での提出や返却は不可)。
先取り学習はできる?


AI国語算数トレーニング | 学年を超えて、国語・算数で必要な基礎力を身につけることができる(子供が間違えた問題や回答時間・取り組み状況から個別カリキュラムを自動提案)。 |
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次月号の先取り学習はできませんが、「AI国語算数トレーニング」では、小学1年生~6年生の内容(国語・算数で必要な基礎力)を先取り学習・さかのぼり学習することができます。
※2022年度からの新コンテンツ
保護者の関わりはどれくらい必要?
そこまで必要じゃないと思います(←専用タブレットには問題読み上げ&自動採点の機能があるので)。

タブレットの電源を押すと「何を勉強すればいいか?」が提示されます(AIが、一人ひとりに合った学習プランを提案)。
あと、一問ずつ丸つけをしてくれる(=すぐにフィードバックが得られる)のも、「勉強がなかなか続かない…」っていう子供にはプラスに働くと思います。紙テキストで自分で問題を解く時だと、一問ずつ丸つけをするのは難しいですよね(そもそも丸付けを小学生の子供が自分でやるのが大変ってのもありますし)。

また、毎日決めた時間にタブレットのキャラクターが「勉強の時間だよ!」って声を掛けてくれるシステムもあります。
ちゃんと勉強しているか確認できる?

子供が今日取り組んだ内容や到達度をメールで確認することができるようです。
やる気は続く?

努力賞制度っていう子供にうれしいモチベーションアップシステムがあります。レッスンに取り組むとポイントがたまって、そのポイントを好きなプレゼントと交換できる制度です。
お値段は?

12か月分一括払い | 月額4,530円 |
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6ヶ月分一括払い | 月額4,880円 |
毎月払い | 月額5,080円 |
※税込
※入会金・退会金0円
※一括払いでも途中退会可能(残金を返金)
キャンペーン

【2022年度】進研ゼミ小学講座(4年生):チャレンジ

チャレンジ | 主に紙のテキストで学ぶスタイル |
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学習内容は?
国語、算数、理科、社会、英語、プログラミングの学習ができます。

チャレンジタッチと同様、パソコン・タブレット・スマホを使って電子書籍を約1,000冊読めるサービスも追加費用0円で利用できます(電子図書館「まなびライブラリー」)。

英語は、「聞く・話す・読む・書く」英語4技能が身につく英語教材を使って学習します。
テキストと連動した電子教材を使って英語の音を聞き、「聞く」力や「話す」力を伸ばしたりします。
プログラミングはPCやタブレットを使って学習します。
学力はちゃんと定着する?
学力定着の工夫がこちら↓
オンラインライブ授業が定期的に行われます。
オンラインライブ授業
- 授業は1コマ30分
- 専用タブレットかパソコンで受講する
- 参加者はカメラで顔出ししなくてOK(ボタンやコメント入力で先生とやり取りできる)
- 授業中に質問できる(先生が授業時間内に可能な限り回答してくれる)
- 追加受講費ゼロ
通信教育を使った勉強は自主性や保護者の声かけが求められることが多く、教材をためがちですが、
オンラインライブ授業は日にちが決まっているので後回しにできず、強制力が働くの良いところ。

レベルを選んで授業を受けることができます。

また、小学校の教科書に合った教材が届くので、勉強しやすいはず。

テキストが子供の思考に沿って問いかけながら進んでいく設計になっていたり、

テキストの解説が充実していたり、

間違えた漢字や計算を記憶して再出題してくれるデジタル教材を使えたりします。
ただ、間違えた問題の解き直しシステムや学習量・難易度の自動調整機能がないので、専用タブレットを使うチャレンジタッチと比べて、保護者の関わりと子供のやる気がより必要になりそうです(→子供が丸つけ・見直しをするコツが書かれた資料が届きます:後述)。
難易度の調整はできる?

紙テキストなので自動調整機能はもちろんありませんが、チャレンジタッチの場合と同様、コースを選ぶことができます。
標準コース | 教科書の内容をしっかり定着させる |
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挑戦コース | 教科書レベル以上の問題に取り組む |

添削指導はある?(記述力は伸ばせる?)

あります。
- 教科は国語と算数
- 毎月の教材に付属。(実力診断テストが届く8・12・3月を除く)
- 添削問題を解いて郵送orネットで提出。
郵送 | 約10~14日で返却 |
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ネット提出 | 約3日で返却 |
※日曜・祝日は除く
- 担任の赤ペン先生が継続して指導してくれる(やむを得ない場合はのぞく)。
郵送の場合、指導した答案を印刷して返却。子供が取り組んだ答案そのものは返却不可。
順位はわかる?

全国規模の実力診断テストが8・12・3月号で届くので、それをやれば子供の順位がわかります。
先取り学習はできる?


AI国語算数トレーニング | 学年を超えて、国語・算数で必要な基礎力を身につけることができる(子供が間違えた問題や回答時間・取り組み状況から個別カリキュラムを自動提案)。 |
---|
次月号の先取り学習はできませんが、「AI国語算数トレーニング」では、小学1年生~6年生の内容(国語・算数で必要な基礎力)を先取り学習・さかのぼり学習することができます。
※自宅のパソコンから利用可能
※2022年度からの新コンテンツ
保護者の関わりはどれくらい必要?
そこそこ必要だと思います。

ただ、毎日決めた時間に学習時間を知らせてくれるアラーム付き電子教材(漢字計算英語パーフェクトクリア)や、

丸つけのポイント・大切さが解説されたテキスト(「まるつけザムライ」)を使えば、ちょっと負担を減らせそうではあります。
ちゃんと勉強しているか確認できる?
保護者が自分の目で見る必要があります。(タブレットからメールが届く…といったことがないので)
やる気は続く?

努力賞制度っていう子供にうれしいモチベーションアップシステムがあります。レッスンに取り組むとポイントがたまって、そのポイントを好きなプレゼントと交換できる制度です。

教材は小4が集中できる時間に合わせて1回約20分で取り組める設計で作られているそうです。
お値段は?

12か月分一括払い | 月額4,530円 |
---|---|
6ヶ月分一括払い | 月額4,880円 |
毎月払い | 月額5,080円 |
※税込
※入会金・退会金0円
※一括払いでも途中退会可能(残金を返金)
キャンペーン

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おすすめな通信教育についてまとめました(各通信教育の比較)。



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- 細かい内容は省略する
- 社会科は人間の営みに関する学問なので、当事者のことをちゃんとイメージする(人間の心理も考える)
- 「社会は暗記すればOK!わからなくても覚えりゃいい!」っていう人を減らす
【対象】
- 中学生〜大人(本質的な部分を解説しているので、中学社会にも高校社会にも対応しているはず!)
※細かい内容はあまり扱わないので、細かくてマニアックな内容を求めている人は満足できないと思います。マニアックさを求めている人は、別のチャンネルを観るのがおすすめです。