本記事では、『英語のリスニングは発音力で決まる!』というリスニング対策本のレビュー(評価)をします!
『英語のリスニングは発音力で決まる!』とは
中学生・高校生のリスニング勉強のスタートに使うと良い
まず、『英語のリスニングは発音力で決まる!』は、中高生のリスニング対策のスタート本としておすすめです。
というのも、リスニング力をアップさせるためには発音をしっかりと理解することが大事で、この本に取り組むと発音についてしっかりと理解することができるから。
この本は、発音に特化したリスニング本です。
リスニングの上達と発音は関係する
ということが書かれています。
英語が音として聞こえていても、聞き取れない状態になるのは、母国語にはない音は、脳が自動的に雑音として処理してしまうからで、これを脳の排他作用と呼んでいます。
この排他作用が働いている間は、いくら繰り返し聞くなどがんばったところで「聞き取れない」状態を改善するのは困難です。
引用:『英語のリスニングは発音力で決まる!』p.8
で、この本を読むと、カタカナ英語(日本語の音にもとづいた英語)からネイティブと同じような英語に近づくことができます。
発音のポイントはアゴの動き。
アゴの動きに着目して30個の音を学ぶことで、いつの間にかリスニング力もアップする面白い本です。
この本を読んだ今、
発音をしっかり理解しないままリスニングの練習をしても、効果は薄いよな…
って思っています。
単語・文法は分かってるんだけど聞き取れない人におすすめ
リスニングの勉強のスタート段階ではなくて、すでにある程度リスニングの勉強をした人にもおすすめです。
特に、
単語・文法は分かってるのに、なんか聞き取れない
っていう悩みを持っているなら、『英語のリスニングは発音力で決まる!』をやってみる価値ありです。
というのも、『英語のリスニングは発音力で決まる!』は英語の特徴について説明してくれているから。
実際に僕も経験があるのですが、英語をうまく聞き取れない理由は、
- 「イントネーション」について理解していない
- 「発音されない音」について理解していない
- 「くっつく音」について理解していない
といったことがあります。
一個一個の単語の発音の仕方をしっかりと理解していたとしても、イントネーションや省略される音、くっつく音…という英語の特徴について分かっていないと、なかなか英語は聞き取れません。
英語って結構、省略されるんですよね。
このあたり、日本語に慣れ親しんでいる僕たちにはなかなか理解しづらい部分なのですが、『英語のリスニングは発音力で決まる!』はそのあたりについてもしっかりと解説してくれています。
なので、この本を読むと、
単語・文法は分かってるのに、なんか聞き取れない
っていうことが減るはずです。
まとめ
- 中学生・高校生のリスニング勉強のスタートに使うと良い
- 単語・文法は分かってるんだけど聞き取れない人におすすめ
僕としては、一番おすすめのリスニング本です。
中学生・高校生・大学生・大人(社会人)すべての年代の人が使える本…つまり、英語の本質を説明してくれている本ですので、ぜひぜひ手にとってみてください。
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