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【Z会小学】力を伸ばすための「良問」が最大のウリ。難関志望なら迷わずZ会

望岡 慶(もちお)
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「Z会ってよく聞くけど、実際どうなの?」

そう思う人も多いはず。「進研ゼミと何が違うのかしら?」って。

Z会は進研ゼミによく似ている。どちらもサービスが手厚い。でも、Z会は「もっと力を伸ばしたい」人に向けて良問という「実践の場」を提供するサービスだというのが僕の印象。

この記事では、Z会小学生向けコースに入会の価値があるのか?そしてどんな親・どんな子供に向いているのか?について、忖度なく僕の考えを書く。

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Z会小学生向けコースの本質

Z会は「もっと力を伸ばしたい人のために、AIには作れない良問・実践の場を提供するサービス」というのが僕の考え。

「良問」の提供に力を入れている

Z会は良問(=本質的な思考を導く問題)を作ることに力を入れている企業。入社試験・面接をくぐり抜けた高学歴の正社員が教材開発を担当し、本質的な「考える」教材を本気で開発している。

ただ単に難しい問題や一問一答形式の問題ではなく、丁寧に段階的に思考すれば答えに辿り着ける「良問」を提供する。それがZ会の教材開発のポリシー。

「もっと力を伸ばしたい人」がメインターゲット

進研ゼミスマイルゼミは「普通の小学生」を想定している。

対するZ会は、比較的ハイレベルな人をターゲットにしている。Z会は「一般的な通信教育よりも応用・発展レベルの問題を多めに扱う」と公式でも謳っていて、ターゲットやコンセプトが進研ゼミやスマイルゼミとは少し違うっていう感じ。

とは言っても、そこまで身構えなくても大丈夫。基礎を学ぶためのコンテンツ・コースは用意されているから、勉強が苦手な人、学習習慣がついていない人は一切お断りっていうわけではない。

ただ、Z会の最大の売りは「良問を使った演習問題」にある。この価値を最大限に引き出すためには、勉強が苦手な人、学習習慣がついていない人だとちょっときついとは思う。

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複雑なコース構成:3つのコースから選ぶ

正直言って、Z会小学生向けコースは全体像がわかりづらい。

学年によってコース内容が異なり、教科や添削指導の対応範囲も微妙に異なる。小1〜小3と小4〜小6でレベル分けの有無も異なる。小4〜小6は1教科ずつの受講も可能。さらに難関中学受験向けの専用コースまで用意されていて、複雑すぎる。

全体像が非常にわかりづらい。Z会さん、もうちょっとわかりやすくしてくれ。

こういう時は細かい違いよりも、本質的な違いを理解することが重要。ざっくり、学力や目標に応じて以下の3パターンに分けて考えればOKだと思う。

基礎学力と学習習慣を身につけたいなら「タブレットコース」

タブレットコースは、学習習慣がまだ身についていない小学生向けに設計されている。

自動配信される「今日の学習」今日やるべき学習内容がトップ画面に自動で配信され、子供が迷わずに学習を開始できる構造になっている。
難易度の自動調整配信される問題の難易度は個人の理解度に合わせて自動調節される。基礎から応用まで段階的に学習を進められる。
「一人で取り組める」ことを重視難しい問題でもヒント機能を使って「自分で解ききる」体験を重視した設計になっている。

これから学習習慣を身につけたい小学生を想定しているので、このあと紹介するコースよりも、タブレットコースの方が問題の難易度がほんの少し易しめに設定されている

このコースは全教科セットになっている。まずは基礎学力を身につけて、ゆくゆくは教科書レベル以上の学力も身につけたいっていう人はタブレットコースから始めるのがおすすめ。

Z会は専用タブレットとiPadの両方に対応していて、「iPadを使いたい」というニーズにも応えている。これは進研ゼミスマイルゼミにはない利点。進研ゼミとスマイルゼミは専用タブレットしか使えない。

ただタブレットは、画面がポンポン切り替わって、良くも悪くもテンポよく学習できてしまうので、小学生がじっくり考えるのには向かない。じっくり考えたい人、考えられる人は、次に紹介する紙のコースの方がいいと思う。

よりハイレベルに勉強したいなら、紙を使う「小学生コース」

「手で書きながらじっくり考え、答えを導き出す」ことに重点を置いたコース。

小学生で紙の教材を使ってじっくり勉強できるのは、学習習慣が身についている上位層。だからこそ、問題の難易度はタブレットコースよりも高めに設定されている目安の学習時間も紙のコースの方が長め

ハイレベルな勉強したい人は紙を使うコースを選ぶのがいいと思う。

小4〜小6は1教科ずつの受講ができる。得意科目を強化したり、苦手科目を個別に対策したりできる。

難関中学を目指すなら、紙とタブレットを使う「中学受験コース」

難関国私立中学を目指す人向けに、通常の紙 / タブレットコースではなく、専用カリキュラムと入試演習を利用できる「中学受験コース」が用意されている。

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Z会小学生向けコースのサービス内容

では具体的に、Z会小学生向けコースはどのような内容となっているのか?

良問を使った添削指導が最大の売り

Z会の最大の売りは、良問を使った添削指導。単に正解かどうかだけでなく、「どのように解答に至ったのか」を読み取り、本番で減点されない答案の作り方を指導してくれる。

注記

添削指導の対応範囲は学年・コースによって異なる。複雑でわかりにくすぎ。公式ページでよく確認してくれ!

ざっとまとめると以下のような感じだけど、正確じゃない可能性があるので、特に理科や社会で添削指導を利用したい人は公式ページで要確認!!

  • 小1・小2のタブレットコース:添削指導なし
  • 小3「小学生コース」(紙コース):スタンダードレベルは国語・算数のみ。ハイレベルを選ぶとすべての講座に添削指導がつく
  • 小4〜小6:紙・タブレット双方で主要5教科の添削指導がつく
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良問を提供するだけでなく、学習サポートも

質問回答サービス

学習に関する「わからない」に対して、アプリから質問や相談を送ると、専門の学習アドバイザーが個別に回答してくれる。

保護者向けサポート

保護者専用サイト「my Z」やLINEを通じて、子供の学習状況や成績をリアルタイムで確認できる。

入会の価値はあるのか?

では、Z会小学生向けコースに入会の価値はあるのか?

全教科セットで、月額約4,000〜12,000円。進研ゼミやスマイルゼミに比べて、やや強気な価格設定。Z会小学生向けコースに、この値段分の価値があるのか?

そもそも通信教育とは

そもそも通信教育の価値は「適切な教材を適切なタイミングで生徒に届ける」ことにより、「いま最も取り組むべき学習内容・教材を選ぶ手間がかからなくなる」ことにある。

授業を受ける(=サービスを利用する)ためにわざわざ通学したり、教材を選ぶためにわざわざ比較検討したりする手間をかける必要がないのが通信教育のいいところ。

月額4,000〜12,000円というお金は、この手間の削減に対して支払うもの。

もちろん提供される教材の質はどうか?という点も重要だけど、全国の生徒向けに展開するサービスの授業動画・教材なので、一定のクオリティは担保されているはず。

少なくとも、学校の教員の授業よりは品質のブレが少ないはず。学校の教員は忙しいし、正直言って当たり外れがある。わかりにくい授業も多い。僕自身、教員の時に「今回の授業むっちゃわかりにくかったなあ・・・生徒に申し訳ないわ・・・」って思っていたから間違いない。

通信教育としては十分

Z会小学生向けコースに申し込むと、月額4,000〜12,000円の対価として、一定のクオリティが担保された質の担保された学習コンテンツを利用できる。もちろん、超難関校を目指す人向けのトップレベルの講師の授業のような超高品質なものではないかもしれないけれど、十分にわかりやすい授業が提供されているだろう。

今はYouTubeで無料で授業動画を見られるじゃないか、と思うかもしれない。

でも、YouTubeに投稿されている動画は玉石混交。再生数が多いからと言って、クオリティが高いわけでもないし。いい授業動画を探すのは本当に大変。

一定のクオリティが担保された授業動画・教材を見つける手間がかからない、というところに(特に大手の)通信教育の価値がある。そして進研ゼミはその価値を十分に提供できている。イマイチな部分があったら、教育業界を牛耳っているその莫大な資金力で素早く改善してくれるはず。この安心感も大手のサービスのいいところ。

Z会小学生向けコースは全教科セットで月額4,000〜12,000円。進研ゼミやスマイルゼミに比べて値段が高いけど、おそらく良問の作成や添削指導に人件費が結構かかっているんだと思う。

勉強が苦手な人、学習習慣がついていない人は進研ゼミかスマイルゼミがいいと思う

Z会の値段が高めなのは、良問や添削指導あってこそ。これらの恩恵を十分に得られるのは、基礎はそれなりに理解できていて応用力を高めたい人。難しい問題に挑戦することでモチベーションが上がる人。

「今から一から勉強します」という段階の人にとっては、Z会は割高でtoo muchなサービスだと思う。

勉強が苦手な人、学習習慣がついていない人は、まず進研ゼミスマイルゼミから始めるのがおすすめ。

ある程度基礎がついてきて自信を持てるようになってから、Z会を利用するのがいいと思う。進研ゼミもスマイルゼミも途中退会できるし、先払いしていたとしても未利用の分のお金は返金される。

【進研ゼミ小学】「自分で学ぶ」練習ができるサービス。もっと評価されるべき
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【スマイルゼミ小学】勉強をシンプルにしてくれる。紙の教材管理が苦手な人に刺さる
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「良問を解いて力をもっと伸ばしたい」人はZ会がおすすめ

すでに学習習慣と学力がかなり身についていて、「とにかく良問をたくさん解いて、自分の力を試したい」「もっと力を伸ばしたい」「難関校の受験対策をしたい」という人にとって、Z会は最良の選択肢だと思う。

良問作りは機械化・自動化が難しく、AIにも難しい領域。Z会は社員が良問作りに本気で注力している企業。

Z会は、「もっと力をつけたい」と思う人にクオリティの高い実践の場を提供してくれる唯一無二の通信教育。利益度外視でいろんなサービスを本気で提供している。気概があって本当にいい会社だと思う。

コストをかけすぎで利益率が低いっぽく、通信教育事業であまり儲けが出ていないっぽくてなんか申し訳ない気持ちになる。

Z会は自分のためのサービスだな、と思った人はぜひ利用して、成績をもっと伸ばしてほしい。Z会の社員たちも、それが本望だろうから。

通信教育は、期間限定の入会特典が用意されていることが多いです。内容は時期によって変わるため、最新のキャンペーン情報は公式サイトから確認してください。

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望岡 慶(モチオカ)
望岡 慶(モチオカ)
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関東で生まれる → 公立中学校 → 公立高校 → 1年間浪人 → 東大(教育学部) → 東大院(教育学研究科) → 修士課程修了(教育学) → 公立中学校の教員に → 退職 → ブログをがんばる
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