【学習漫画】

講談社『学習まんが 日本の歴史』の特徴・他の漫画との違いをまとめた

 

講談社が出している『学習まんが 日本の歴史』の紹介をします!

 

望岡 慶
望岡 慶
学習教材について調べてまとめたブログ「もちおスクール」を運営しています。

このブログでは、読者の皆様が自分に合う教材を見つけられるように教材の特徴を中立の目線で紹介します!!

 

執筆者について

僕(もちお)は元社会科教員

ざっくりと学校の勉強の経歴(?)を書くと、こんな感じ

  • 小学生の時は偏差値40台だったけど、「学年で10位以内に入ったら携帯電話を買ってあげる」という親の言葉で火がつき、猛勉強。その結果、
  • 中学生では、塾に行かずに学年1位
  • 高校では、学年で1ケタの順位をキープ
  • 東大文科三類不合格
  • 浪人
  • 東大模試で文科三類1位
  • 東大に合格

 

講談社『学習まんが 日本の歴史』とは

値段 約18,700円(20巻セット)
約935円(1冊バラ売り)
Kindle版(電子書籍) あり
出版社 講談社
出版年 2020年
もちおのおすすめ度 ※実際に買ってレビューしてから追記します!

 

2020年7月に講談社創業110周年記念企画として発売された学習漫画です。

 

  • 1巻「列島のあけぼの」
  • 2巻「律令国家への道」
  • 3巻「仏教の時代」
  • 4巻「平安京遷都」
  • 5巻「貴族の栄華」
  • 6巻「源平の争乱」
  • 7巻「モンゴル軍の来襲」
  • 8巻「ふたつの朝廷」
  • 9巻「応仁の乱」
  • 10巻「戦国大名の争い」
  • 11巻「天下一統」
  • 12巻「江戸幕府」
  • 13巻「江戸の町人文化」
  • 14巻「開国と倒幕」
  • 15巻「明治維新」
  • 16巻「列強をめざして」
  • 17巻「大正デモクラシー」
  • 18巻「アジア・太平洋戦争」
  • 19巻「復興と高度成長」
  • 20巻「昭和・平成・令和」

 

 

対象は小学生〜大人

引用:講談社の学習まんが 日本の歴史

 

中学受験から高校受験・大学受験まで対応しているだけでなく、大人(社会人)の学び直しにも使える!とのこと。

漢字にはふりがなが振ってあります。

内容的に小学生には少し難しいかも・・・ですが、わからない部分は絵を見てなんとなく楽しめば良いと思います。学習漫画は年齢を重ねながら何度も読み返すものなので、いずれ内容を理解できるようになるはず!

 

 

漫画は大人の学び直しにも便利。「我が子のために学習漫画を買う!」っていう保護者の方も楽しく読めるはず。

※「日本史の教科書を買って読み直すのは時間的にも内容的にもキツイ」っていう人にも漫画は便利です!(←高校の教科書はかなり細かく書かれているので)

 

参考:【日本史サイト】日本史を東大卒元社会科教員がわかりやすく解説した

 

 

 

漫画の特徴

マメ知識が大量に載っている

引用:講談社の学習まんが 日本の歴史

 

漫画の下にマメ知識が書かれています。全ページに書かれているっぽいので、すべて合わせると超膨大な量(←こんなにたくさん集めたのはマジすごい)

 

ただ、マメ知識といっても重箱の隅をつつくような細かいマニアックなトリビア的な内容ばかりではないです。

どちらかというと高校の日本史の教科書に書かれているような重要な内容が多い印象。このマメ知識をしっかり読み込めばかなり歴史の理解が深まるはず。

 

 

1話ごとのトビラに発問が書かれている

引用:講談社の学習まんが 日本の歴史

 

1話ごとの冒頭に「なぜ〜なのか?」「〜はどう変化したのだろうか?」って感じで問い(発問)が書かれています。

 

これを読んでもたいしてワクワクしない感じが「学校の授業の一番最初に教員が黒板の左上に書く例のやつ」っぽくてなんか笑えます。

 

引用:講談社の学習まんが 日本の歴史

 

んが、「学習漫画を使ってガッツリ勉強するぞ!」って意欲的な人は、このトビラの問いに文章や口頭で答える!っていうトレーニングをするのが良いんじゃないかなって思いました。

ちゃんと取り組めばむっちゃ力がつきそうな感じがします(←この発問自体が、定期テストや受験の記述問題で出てきそうな問いっぽいので)。使えるものは使うべし!

 

 

 

1話ごとにコラムがある

1話ごとに、最新研究、キーワード、キーパーソンなどのコラムが掲載されているとのこと。

※詳細は実際に買ってレビューします

 

 

1巻ごとに資料ページがある

1巻ごとに、フルカラー・参考書レベルの資料・解説ページがあるとのこと(24ページ分)。

※詳細は実際に買ってレビューします

 

 

出版年は2020年

日本の歴史の学習漫画の中でかなり新しい!と言えます。

講談社 2020年
集英社 2016年
角川 2015年
小学館 2022年
学研プラス 2012年

 

 

 

内容の信頼性

歴史研究の専門家が各巻の内容を監修

歴史研究の専門家(教授など)が各巻の内容を監修しています。

監修者

  • 若狭徹 明治大学文学部准教授
  • 遠藤慶太 皇學館大学文学部教授
  • 呉座勇一 国際日本文化研究センター助教
  • 高尾善希 三重大学准教授
  • 舟橋正真 成城大学非常勤講師

 

 

スタディサプリ講師 伊藤賀一が推薦

引用:講談社の学習まんが 日本の歴史

 

スタディサプリっていう通信教育の社会科講師が推薦しています。

 

まあ「だから何?」って感じではあるので、あまり重要視しなくていいと思います。

 

 

 

フォーマット

フルカラーではない

引用:講談社の学習まんが 日本の歴史

 

全ページがカラーで描かれているわけではなく、基本は白黒です。一部のページのみカラーで描かれています。

 

 

ソフトカバー

軽くて持ち運びしやすいソフトカバー。ハードカバーに比べて耐久性は低いです。

※ハードカバーは硬くて丈夫なやつ。

 

 

コミックスサイズ

引用:講談社の学習まんが 日本の歴史

 

軽くて持ち運びしやすいサイズ感。

 

 

Kindle版もある

Kindle版も出版されています。

※1冊ずつ購入

 

全巻セットがKindle版が出版されている他の学習漫画はこちら↓

『集英社学習まんが日本の歴史』

『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史』

 

 

全20巻セットは特典付き

この特典は2022年11月現在のもの

 

全20巻セットには特典が付いています。

学習漫画の特典は年によって変わることが多いので、最新の特典は販売ページ等からご確認ください!

 

 

 

値段は普通

値段は20巻セットで18,700円(税込)。1冊ずつ購入することもできます(←バラ買いの場合、特典はつきません)

 

この値段は日本の歴史の学習漫画としては普通です。相場ドンピシャ。

 

 

まとめ

講談社『学習まんが 日本の歴史』の特徴(アピールポイント:他の漫画との違い)

  • マメ知識が大量に載っている(→歴史の理解が深まる)
  • 1話ごとのトビラに発問が書かれている(→論述のトレーニングができる)
  • 出版年が2020年で比較的新しい

 

 

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【2023年】日本の歴史の漫画を東大卒元教員が比較して紹介【おすすめ8選】僕的に一番おすすめなのは、『集英社 学習まんが 日本の歴史』です。ただ、ぶっちゃけどれでもOKです。買った後に他の学習漫画と読み比べることなんて、ないんですよね。だから、「やっぱりこっちにしておけばよかった」って後悔することはないんです。親御さん的には「自分の子供は投げ出さずに読んでくれるかな?」って心配になるかもしれません。が、漫画の種類がなんであれ、投げ出す人は投げ出すし、読む人は読みます。(残酷な事実)...

 

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