中学生の時に賞をもらった夏休みの自由研究ネタについて書きます!
このブログでは、読者の皆様が自分に合う教材を見つけられるように、教材の特徴を中立な目線で紹介します!!
執筆者について
僕(もちお)は元社会科教員
ざっくりと学校の勉強の経歴(?)を書くと、こんな感じ
- 小学生の時は偏差値40台だったけど、「学年で10位以内に入ったら携帯電話を買ってあげる」という親の言葉で火がつき、猛勉強。その結果、
- 中学生では、塾に行かずに学年1位
- 高校では、学年で1ケタの順位をキープ
- 東大文科三類不合格
- 浪人
- 東大模試で文科三類1位
- 東大に合格
イマイチな自由研究
中1の時の自由研究は全然ダメダメなやつでした。もはやテーマも覚えていないんですけど、
- 「○○について調べた」みたいなテーマで
- 本に書いてあった内容をつぎはぎしてまとめただけ
って感じ。よくあるタイプの自由研究だとは思いますが、他人が調べたことをまとめているだけなので研究とは全く言えず、大変お粗末なものでした。当然入賞もせず。
中学2年生の時の自由研究
ということで心機一転、中2の時の自由研究はそれなりに頑張りました。
テーマは「紙飛行機をできるだけ遠くに飛ばすにはどのようにしたらいいか?」
- 紙飛行機を飛ばす角度
- 紙飛行機の翼の角度(2箇所)
を調整して、どのパターンの紙飛行機が最も遠くまで飛ぶかを実験しました。
たしかこんな感じ↓
紙飛行機を飛ばす角度
- 上30度
- 上15度
- 水平
- 下15度
- 下30度
紙飛行機の翼の角度(2箇所)
①胴体と翼の角度
- 上30度
- 上15度
- 水平
- 下15度
- 下30度
②翼後部(フラップ?)の折り曲げ
- 上に折り曲げる
- 折り曲げない
- 下に折り曲げる
この5×5×3=75パターンにおいて、それぞれ5回ずつ紙飛行機を飛ばして飛距離を計測し、平均値を計算しました。もしかしたら飛ばす時の力加減=初速(遅・中・速)も実験の項目に入れてたかも。記憶が曖昧。
※自由研究のレポート用紙に全データを記入
※家のリビングで計測(→今考えるとお粗末な実験)
※手で投げていたので、力の入れ具合も角度も感覚的(→今考えるとお粗末な実験)
んで、平均値を比較して一番飛距離が長かったパターンを結論とするとともに、なんでそのパターンがよく飛ぶのか?を(中学2年生なりに)考察。
ちょっと記憶が曖昧ですが、こんな感じの研究だったと思います。これが市で入賞。
むっちゃお粗末な実験でしたが、ちゃんと実験してデータに基づいて結論を出した点が評価されたのかも。寛大な評価ありがとうございました。
中学3年生の時の自由研究
中3の時の自由研究は中2の続き。
テーマは「紙飛行機をできるだけ長く飛ばすにはどのようにしたらいいか?」
今度は飛距離じゃなくて滞空時間を長くするための方法について。
- 紙飛行機を飛ばす角度
- 紙飛行機の翼の角度(2箇所)
を調整して、どのパターンの紙飛行機が最も長く飛ぶかを実験しました。
たしかこんな感じ↓
紙飛行機を飛ばす角度
- 垂直
- 上75度
- 上60度
- 上45度
- 下30度
紙飛行機の翼の角度(2箇所)
①胴体と翼の角度
- 上30度
- 上15度
- 水平
- 下15度
- 下30度
②翼側面部(ウイングレット?)の折り曲げ
- 上に折り曲げる
- 折り曲げない
- 下に折り曲げる
この5×5×3=75パターンにおいて、それぞれ5回ずつ紙飛行機を飛ばして滞空時間を計測し、平均値を計算しました。もしかしたら飛ばす時の力加減=初速(遅・中・速)も実験の項目に入れてたかも。記憶が曖昧。
※自由研究のレポート用紙に全データを記入
※中学校の体育館(武道場)を借りて計測
※手で投げていたので、力の入れ具合も角度も感覚的(→今考えるとお粗末な実験)
んで、平均値を比較して一番滞空時間が長かったパターンを結論とするとともに、なんでそのパターンがよく飛ぶのか?を(中学3年生なりに)考察。
ちょっと記憶が曖昧ですが、こんな感じの研究だったと思います。
中2の時の研究内容も一緒に合わせて、「紙飛行機をよく飛ばすには?」って感じのタイトルをつけた冊子にして提出しました(←ちょっとズルい)。
「1年前に市で入賞したんだから、今年も市で入賞するだろ」ってニヤリとしていたら(←イヤな中学生)、予想通り市で入賞。県でも入賞しました。ほんとにありがとうございました。
まとめ
夏休みの自由研究は、「○○について調べた」っていうテーマで”本に書かれている内容”(=誰かが研究した内容)をつぎはぎするのではなく、
自分で何か実験をして、自分なりの結論を出し、自分なりになんでその結論が出たのか考察する!
これが科学!これが研究!
中学生なんだから多少(っていうかかなり)お粗末でもいいので、自由研究はちゃんと科学的な研究をするべし!
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- 中学生〜大人(本質的な部分を解説しているので、中学社会にも高校社会にも対応しているはず!)