塾に行かずに定期テストで学年1位をとったことがある僕の、中学生・高校生の時の定期テスト計画の立て方についてまとめました!
※僕の中学1年生の時の定期テスト計画表も載せました
学習教材について調べてまとめたブログ「もちおスクール」を運営しています。
このブログでは、読者の皆様がよりよく学べるようにおすすめの学習教材を紹介しています!
執筆者について
■僕(もちお)は元社会科教員
■ざっくりと学校の勉強の経歴(?)を書くと、こんな感じ
- 小学生の時は偏差値40台だったけど、「学年で10位以内に入ったら携帯電話を買ってあげる」という親の言葉で火がつき、猛勉強。その結果、
- 中学生では、塾に行かずに学年1位
- 高校では、学年で1ケタの順位をキープ
- 東大文科三類不合格
- 浪人
- 東大模試で文科三類1位
- 東大に合格
定期テストの計画の立て方

学習できる時間を計算する
塾や習い事、食事など、絶対に外せない用事があると思います。
また、スマホをひたすらいじっていたり・・・など「けずれる時間」もあると思います。
それらをのぞいた時間=学習できる時間です。
自分は何時間勉強できるのか?をはっきりさせることが、計画を立てるときのスタートです。
「頑張ればここまではできる」という計画を立てる
テスト勉強の計画を作る際は、「頑張ればここまではできる」計画にします。あまりにも厳しい計画にすると、最初からあきらめてしまうからです(2〜3日で破綻しがち)。
このちょうどいい具合の見極めが難しいのですが、余裕があれば少し厳しめに調整、計画通りいかなければ少し軽めに調整・・・といった感じで、実際にやりながら計画を必要に応じて修正するのが大切です。
とは言っても、少しずつ遅れが出ることもあると思います。
このことを見越して、「調整・修正する日」を3~4日に1回入れます。毎日詰め詰めの計画を立てるのではなく、3〜4日に1回は空白の日を作る。
もし計画通りにいって修正する必要がないのであれば、この時間を復習の時間にあてたり他の教科の勉強に回したりします。
どこの何をやるのかを具体的に細かく計画する
例えば○月○日の枠に「社会の復習」と書くのはNG。「ワーク」とだけ書くのも良くないです。
具体的に何をやるのか?を書かないと、計画を立てている意味がありません!
試験日の3日前からは総復習の時間にする
テスト勉強をする際は、「人間は1回では完璧に理解できない・覚えられないものだ」という認識に立つことも大事です。
あまり自分に期待しすぎてしまうと、なかなか理解できない時や覚えられない時に自己嫌悪に陥ってしまいます。
自分にあまり期待しすぎない!
どうせ1回では理解しきれないし覚えきれない!
なので、「1回目は6割くらい理解すればいいや」「2回目・3回目ってやるごとに理解を深めていけばいいや」って感じでゆるく考えることをおすすめします!
必ず出題範囲を全て終わらせる計画にする
その日にやることを具体的に細かく計画して、テストの日までに出題範囲の勉強が全て終わる計画にします。
例えば教科書p.10~40が範囲だった場合、試験日3日前までにp.40まで終わらせます。1日あたり約3ページです。
「社会の復習」とだけ書いて矢印をひっぱるだけの大雑把な計画ではダメです。
「そんなの当たり前でしょ!」って思うかもしれませんが、「全て終わらせる計画」を作れていない人が結構います。計画段階ですでに破綻してしまっているわけです。
なんで計画を立てるのか?というと、「教科書p.35~40の勉強ができなかった」みたいなことが起こらないようにするためですよね。
なので、計画段階で「テストの日までに終わる」ようにちゃんと計算します。
面倒かもしれませんが、ここはおろそかにしてはいけないポイントだと思います。
僕が中学1年生だった時の定期テスト計画表

通信教育を比較
おすすめな通信教育についてまとめました(各通信教育の比較)。


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https://www.youtube.com/watch?v=vLW26933wWI 社会科(歴史・地理・公民・政治経済)の内容について、本質的な部分をわかりやすく解説するチャンネルです。
- 「つまりどういうことなの?」「なんでこれが大事なの?」ってのを解説する(木で例えると、葉っぱの部分じゃなくて幹の部分を説明する感じ)
- 細かい内容は省略する
- 社会科は人間の営みに関する学問なので、当事者のことをちゃんとイメージする(人間の心理も考える)
- 「社会は暗記すればOK!わからなくても覚えりゃいい!」っていう人を減らす
- 中学生〜大人(本質的な部分を解説しているので、中学社会にも高校社会にも対応しているはず!)