【進研ゼミ高校講座、エベレス、ルートの違い】どれがいい?

望岡 慶(もちお)
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2026年度から進研ゼミ高校講座がリニューアルされる。

なんだけど、2025年にもベネッセは新しいサービス(→ルートってやつ)をリリースしていて、「あれ?進研ゼミ高校講座って去年リニューアルしなかったっけ?」って感じ。

ベネッセの高校生向けサービスの全体像は相当わかりにくい。特に、初見の人にとってはほんとわかりにくい。

そこで今回は、ベネッセの高校生向けサービスの3つの柱を整理する。自分向きではないサービスに間違って申し込む人が減ればいいなあ。

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ベネッセ高校生向けサービスは3つ

  1. 進研ゼミ高校講座:2026リニューアル
  2. ハイレベルオンライン塾EVERES(エベレス)
  3. 難関合格 進研ゼミ√Route(ルート):2025リリース

それぞれ、ざっくり以下のような立ち位置です。

名前サービスの内容ターゲット
進研ゼミ高校講座「進研ゼミ高校講座」のコンテンツ「普通の高校生」に特化。定期テスト対策をしたい高校生や、難関大以外を受ける「普通の高校生」向け。
ハイレベルオンライン塾EVERES(エベレス)「進研ゼミ高校講座」コンテンツ+週1回のオンラインライブ授業難関大志望で、さらに「ライブ感」が欲しい高校生に特化。
難関合格 進研ゼミ√Route(ルート)「難関合格 進研ゼミ√Route」のコンテンツ難関大志望の高校生に特化。

進研ゼミ高校講座

2026年度からリニューアルする新生「進研ゼミ高校講座」。定期テスト対策をしたい高校生や、難関大以外を受ける「普通の高校生」向け

これまでの進研ゼミ高校講座は、「難関大を目指す高校生」も「普通の高校生」もターゲットにしていて、すごく中途半端な存在だった。その結果おそらく、難関大を目指す層はZ会や東進へ流れ、進研ゼミ高校講座は苦戦を強いられていたはず。

そこで思い切ってリニューアルをしてきた。

「サービスのターゲットをもっとわかりやすくする」ために、多数派である「勉強に苦手意識がある高校生」あるいは「普通の生活を大事にする高校生」に寄り添おう!・・・という意思がヒシヒシと伝わってくる内容へと変化した。

進研ゼミ高校講座の内容
  • 以前よりも「普通の高校生」向きの通信教育になった
  • 紙の教材は廃止され、デジタル教材に一本化された
  • 全教科の教材を使えるようになった
  • 効果に疑問があった添削指導が廃止されてシンプルになった
  • AIの活用により、高校生活の中での「普通の学習」に使いやすくなった

ハイレベル層は難関大志望の高校生向けサービスの「エベレス」「ルート」を使ってね、という感じ。

大学受験をしない高校生、まだ受験を意識していない高1・高2、難関大を目指すわけではない受験生は、この普通の「進研ゼミ高校講座」で十分。

志望大のレベルに合わせた勉強もしたいよーっていうニーズも見越して、志望大レベルに合わせた教材も配信される仕様になっている。ベネッセは利用者のことをよくわかっている。

【進研ゼミ高校講座】2026年リニューアルで勝負をしかけてきた。が、果たして…?

ハイレベルオンライン塾EVERES(エベレス)

ベネッセが用意した難関大志望の高校生向けのサービスの一つ。「自分は難関大学を目指しているから、進研ゼミ高校講座では物足りない気がする」っていうニーズに応える。

エベレスに申し込むと、自動的に追加料金不要で「進研ゼミ高校講座」のコンテンツ・サービスを利用できる。それに加えて、「リアルタイムのオンラインライブ授業(主に英語・数学・国語)を受けることができる。授業中にチャットで個別質問も可能。

つまるところ、「進研ゼミ高校講座の上位モデル」って感じ。

エベレスの内容
  • 「進研ゼミ高校講座」を利用できる
  • 週1回のオンラインライブ授業を受けられる

当然、「進研ゼミ高校講座」+「オンラインライブ授業」の料金となるので、普通の進研ゼミ高校講座よりも値段は高い。が、オンラインライブ授業は1科目週1回(月4回)で、単純計算で1回の授業あたり1,200円。これは安いと思う。

かなりお得なサービスだと思うけど、(おそらく)大半の高校生に知られていないのがもったいない。

きっとみんな「エベレス?なにそれ?」って感じだよね。このあたりに詳しい人ですら「エベレスだっけ?それともエレベスだっけ?」ってなってると思う。CMでブランド名を周知するってマジで大事なんだなってことがわかる。ベネッセがんばれ。

【EVERES(エベレス)高校】進研ゼミの上位版。お得なのに知名度は低い

難関合格 進研ゼミ√Route(ルート)

ベネッセが用意した難関大志望の高校生向けのサービスの二つ目。2025年3月にリリースされた教材で、ホームページの大人びたデザインからも、ストイックに上を目指す層を意識していることがよくわかる。

これは普通の「進研ゼミ高校講座」とは完全に別のサービスで、エベレスと違ってルートに申し込んでも普通の「進研ゼミ高校講座」のサービスは付属しない。

ルートは難関大に合格するために必要なものを厳選して提供し、高校生に最適な道筋を示してくれるサービス。だから「ルート」っていう名前なんだと思う。

進研ゼミ√Route(ルート)の内容
  • 志望大に合わせて、個別カリキュラムを組んでくれる
  • 問題を解き終わったら、AIが思考力を深めるための問いかけをしてくれる→自分の考えをアウトプットすることで学びが深まる
  • 進研ゼミが開発した豊富で膨大な教材・参考書・過去問が使い放題・読み放題。(500冊以上の教材・参考書、約5,000本の講義・解説動画)

値段は7教科24科目で月額7,980円(税込)。普通の「進研ゼミ高校講座」よりも安い。月額3,980円(税込)の1教科プラン(英語/数学のみ)も用意されている。

2025【進研ゼミ 高校】難関大志望向けの√Route(ルート)とは?進研ゼミはもっと評価されるべき

まとめ

ベネッセの高校生向けサービスが初見の人には難しすぎるので、整理して解説した。これで合わないサービスに間違って申し込む人が減るはず。

と思ったら、進研ゼミの公式ページにサービス比較表が載っていた。すごくわかりにくい場所に。公式ページをあっちこっち行き来して、比較検討して、「これはいい記事になるぞ?」って必死に文章を書いた時間を返してほしい。

この比較表、公式ページのもっと目立つ場所に載せるべき。まじでベネッセの高校生向けサービスの全体像はわかりにくいから。

【進研ゼミ高校講座】2026年リニューアルで勝負をしかけてきた。が、果たして…?

【EVERES(エベレス)高校】進研ゼミの上位版。お得なのに知名度は低い

2025【進研ゼミ 高校】難関大志望向けの√Route(ルート)とは?進研ゼミはもっと評価されるべき

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望岡 慶(もちお)
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学習ブロガー
関東で生まれる → 公立中学校 → 公立高校 → 1年間浪人 → 東大(教育学部) → 東大院(教育学研究科) → 修士課程修了(教育学) → 公立中学校の教員に → 退職 → ブログをがんばる → ?
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