【Z会 中学】高校受験対策はZ会だけでできる?
時間がない人向けにざっくり・短くまとめた記事はこちら
僕は
受験対策はZ会だけで十分できる!
と思っています。っていうか、
「Z会だけで大丈夫?」という考え方の背景には「受験勉強においては使う教材が何よりも重要だ」っていう意識がある感じがしますが、
受験勉強において最も大事なのは取り組み方。教材の種類じゃないです。
それに、教材の質に関して言うと、
Z会中学生コースはかなり良い教材です!教育心理学・学習科学的にも。
ということで、
Z会だけで高校受験対策は十分できる!
ってのが僕の意見
ここからは、そう考えた根拠についてくわしく説明します!
資料請求は無料!
※2024年度の中学3年生向けです。
※Z会の対象レベルは高め
まず大前提として、
Z会はやや難しめというか、勉強がそんなに苦手ではない人をターゲットにした通信教育です。
※タブレットコースではクラス・レベルを選ぶ必要はない(←タブレットが自動で判定してくれる)のですが、
紙テキストコースのクラス分けを見るに、タブレットコースも勉強が得意な人がターゲットになっていると思われます
進学クラス | 国立・私立上位校、公立上位校を目指す人向け |
---|---|
特進クラス | 最難関国立・私立、最難関公立高校を目指す人向け |
「勉強が大嫌い!」「勉強がものすごく苦手!」っていう人は
いろんな通信教育を比較した記事はこちら↓
Z会中3講座で高校受験対策ができる理由
- やる気・継続のサポートが充実
- 理解・定着のサポートが充実
- 受験対策のサポートが充実
- 1教科ずつ受講できる
科学的エビデンスに基づくサービスが充実しています!!
資料請求は無料!
やる気・継続のサポートが充実
努力賞制度
Z会には、
「添削問題」「在宅模試」の答案を提出するともらえるポイントに応じて、Amazonギフトカードなどをもらえる努力賞制度があります。
「”ご褒美(報酬)”は、やる気アップにある程度有効である」
ということが心理学の研究からわかっています!
やる気(モチベーション)のことを、心理学の世界では「動機づけ」と言います。
動機づけの種類は2種類。外発的動機づけと内発的動機づけ。
外発的動機づけ
=報酬が得られるからやっているだけなんだよね〜…
- (例)ゲームを買ってもらうために勉強する!
- (例)頑張ったら褒められるから勉強する!
- (例)やらないと怒られるから勉強する…
内発的動機づけ
=何か報酬を得ようとしているわけではなく、活動そのものが楽しいからやる!!
- (例)楽しいから勉強する!
- (例)良い成績をとりたいから勉強する!
- (例)志望校に行きたいから勉強する!
※「良い成績をとりたい」「志望校に行きたい」っていうのは、良い結果を求めているという意味で外発的に動機づけられているっぽく見えますが、
褒められたり何かを買ってもらったりっていうご褒美がなくても頑張るはずだ、という意味で内発的に動機づけられているとも言えます。内発的と外発的の中間って感じ
活動そのものを楽しんでいる内発的動機づけの方が理想的だとされていますが、
心理学の研究から、
内発的動機づけがなされていない時に
報酬が与えられると、
やる気がアップする
こともわかっています。
つまり、
子供が勉強にやる気を出す上で、Z会の努力賞制度が役に立つかも!ってことです。
外発的動機づけ(報酬)できっかけを作りつつ、
→子供の心の内側からモチベーションが湧いてくるのを待つ(祈る)
って感じ。
ただ、この報酬(ご褒美)には注意点もあって、
報酬(ご褒美)を与えまくればいいってわけではありません。
内発的に動機づけられている時に
報酬が与えられると、
前よりもやる気がダウンしてしまう
ことも研究からわかっています。使い過ぎには要注意。
- 動機づけに関するエビデンス
資料請求は無料!
中学3年分の範囲の内容に取り組める(タブレット限定)
タブレットコースの場合、
中学3年分の単元がすべて公開されています。
苦手な部分にさかのぼって学習することができます!
- 学習スタイルの選択について
-
タブレットコース テキストコース Z会専用タブレットかiPadを使って学習するコース 紙テキストを使って学習するコース どちらか自分に合っている学習スタイルを選んで受講することができます。
途中で変更することも可能!
※2024年度で中学生テキストコースは終了し、2025年度からはタブレットコースのみになります。
今からZ会に入会する方(特に中1・中2の人)は、
学習スタイル変更による戸惑いを避けるためにタブレットコースを選ぶのをおすすめします!
※テキストコースでも全ての教材が紙で届くわけではなく、デジタル端末を使用して「Z会学習アプリ」にアクセスしなければいけない教材もあるとのこと。
ややこしいので無難にタブレットコースを選んでおいた方がいいと思います。
「やる気アップのためには”自分で決める”ことが大切だ」
と言われています!
さっきの報酬(ご褒美)は外発的動機づけの話でしたが、
外発的動機づけから内発的動機づけに移行するにはどうしたらいいのか?
についても、心理学者が研究をしてくれています。
有名なのがライアンとデシという心理学者が考えた「自己決定理論」。
3つの欲求が満たされることでやる気が出る
自律性
=自分の行動を自分で決めたい!
(例)コーチにスポーツの練習内容を全て強制されるよりも、自分で考えた方がやる気が出る
有能感
=自分はできるって思いたい!
(例)失敗がずっと続くよりも、「うまくできた!」っていう体験が多い方が達成感があってやる気が出る
関係性
=他者とつながりたい!
(例)自分が何かをしようとしている時に、誰も興味がなかったり周りの人のためにならなかったりする状態よりも、周りの人に応援されていたり誰かのためになったりする状態の方がやる気が出る
最初は報酬(ご褒美)によってやる気が出ただけだったとしても、
勉強をする中で自律性・有能感・関係性の欲求が満たされていくと、
だんだんと「勉強自体が楽しい!」っていう内発的動機づけ状態に移っていくわけです。
学習する内容を自分で決めたり(→自律性)、
さかのぼり学習や先取り学習をすることで「できる」を増やしたりすることで(→有能感)
やる気アップにつながるかもです!
資料請求は無料!
おすすめの学習内容を提案(タブレット限定)
「Z会学習アプリ」を開くと、今やるべき学習内容が表示されます。
というのも、AIがその人の理解状況やミスの傾向を判断して、その人に合った学習内容を提案してくれる機能があるから。
「何を勉強すればいいのかわからない!」って悩む必要ありません。
おすすめの学習内容を参考にしつつ自分で計画を立てれば、
「自分で決めた」ことによるモチベーションアップが期待できそう
さっきの自己決定理論の自律性(=自分の行動を自分で決めたい!)の話は、
「サポートを一切受けずに全部自分で決めるべき」っていうことではありません。
必要に応じてサポートを求めることも自律性。
「自分で勉強計画を立てよう」って言われてもいきなりは難しい中学生にとって、おすすめの学習内容を提案してくれる仕組みはかなり役立つはず!
資料請求は無料!
理解・定着のサポートが充実
質問できる
会員サイトMyPageの「教えてZ会!」というサービスから質問・相談をすることができます。
※受付して3日後(日曜・年末年始を除く)までに、Z会のナビゲーターが回答。
「なんで?」「どういうこと?」って質問して自分で答えを探すことで学びの効率が高まる
ということが心理学の研究からわかっています!
僕たち人間が「学習」する時には、
- 知識のネットワークを作る
- すでに持っている知識とつなげる
ということが行われています。
学ぶとは?
①ばらばらであった一つ一つの知識のつながり・構造を整理する【構造化】
→②つながり・構造を理解する【理解】
では具体的にどのように勉強したらいいのか?
さまざまな研究によると、効果的な方法がいくつかあるらしいです!
精緻的質問
=「なんで?」「どういうこと?」って質問して自分で答えを探す
(例)「なんで日本は地震が多いんだろう?」→「ってことは、この国も地震が多いのかな?」→「地震が少ない国の建物はどうなっているんだろう?」→・・・
疑問を抱いた時に自分で答えを考えたり探したりせず、すぐに質問サービスに頼るのはちょっと微妙な気がしますが、
行き詰まらないように質問サービスが用意されているのはかなりありがたいです!
- 学習に関するエビデンス
資料請求は無料!
ビジュアル教材
タブレットコースの場合、
動画やアニメーションを使った勉強がしやすくなります。
- 学習スタイルの選択について
-
タブレットコース テキストコース Z会専用タブレットかiPadを使って学習するコース 紙テキストを使って学習するコース どちらか自分に合っている学習スタイルを選んで受講することができます。
途中で変更することも可能!
※2024年度で中学生テキストコースは終了し、2025年度からはタブレットコースのみになります。
今からZ会に入会する方(特に中1・中2の人)は、
学習スタイル変更による戸惑いを避けるためにタブレットコースを選ぶのをおすすめします!
※テキストコースでも全ての教材が紙で届くわけではなく、デジタル端末を使用して「Z会学習アプリ」にアクセスしなければいけない教材もあるとのこと。
ややこしいので無難にタブレットコースを選んでおいた方がいいと思います。
文章だけでなくビジュアル教材も利用することで学びの効率が高まる
ということが心理学の研究からわかっています!
デュアルコーディング
=絵と言葉を組み合わせる
(例)歴史の教科書を読みながら、資料集の絵や図もチェックする
- 学習に関するエビデンス
分散学習・インターリーブ
調査中
学校の勉強においては
理解した内容を必要に応じて取り出せるようにする【記憶】
ことも大切。
理解するだけじゃなくて、記憶することも必要なんです。
よりよく記憶できる学習方法に関しても、心理学者がたくさんの実験・研究をしてくれています。
分散学習
=間隔を空けて何度も勉強する
(例)「テスト前日に数学の勉強を5時間」ではなく、「1時間ずつ5日間に分けて勉強」
インターリーブ学習
=同じ内容を続けるのではなく、異なる内容を切り替えながら勉強する
(例)「足し算20分→引き算20分→掛け算20分」ではなく、「足し算10分→引き算10分→掛け算10分→引き算10分→足し算10分→掛け算10分」
検索学習
=学んだ情報を思い出す
(例)学んだ内容を何も見ずにノートに書き出す
- 記憶に関するエビデンス
-
分散学習
インターリーブ学習
検索学習
添削指導
Z会といえば添削指導。
どう解答を書けばより高得点につながるのかを具体的に指導してくれます。
タブレットコース
- タブレット上で書き込んで、そのまま提出
テキストコース
- 紙の教材に書き込んで、郵送orZ会学習アプリで提出する
思い出す+自分の言葉で説明する
ことで学びの効率が高まります!
よりよく記憶できる学習方法に関しても、心理学者がたくさんの実験・研究をしてくれています。
検索学習
=学んだ情報を思い出す
(例)学んだ内容を何も見ずにノートに書き出す
学んだ内容を思い出す(試す)勉強法は負荷がかかって避けがちですが、
Z会には添削指導サービスがあるので半強制的に検索学習の機会を増やせそう!
- 検索学習に関するエビデンス
資料請求は無料!
実力テスト
長期休みの前に、自宅で全国模試(「Vテスト」)を受験することができます。
追加受講費はかかりません。
※中1・中2は7月・11月・翌2月(年3回)、中3は7月・11月(年2回)実施
※中1の7月・11月は英・数・国セット、中1の2月以降は英・数・国・理・社セット
これも学びの効率が高まる検索学習の仕組み
検索学習
=学んだ情報を思い出す
(例)学んだ内容を何も見ずにノートに書き出す
- 検索学習に関するエビデンス
資料請求は無料!
受験対策のサポートが充実
入試特訓カリキュラム
中3入試対策演習
都道府県別入試対策
入試情報
資料請求は無料!
1教科ずつ受講できる
5教科セット受講がおすすめされていますが、
Z会中学生コースは1教科ずつ受講することができます。
1教科ずつ受講できる中学生向け通信教育は結構珍しいです。進研ゼミもスマイルゼミも全教科セット受講のみ。
苦手教科を克服したり、得意教科をより伸ばしたり、、
っていう用途にも使いやすいのがZ会。
資料請求は無料!
値段は、、、
高くもなく安くもなく、って感じです。
手続締切日までに手続きをすれば、翌月から受講を変更・中止することができます。
※一括払いの方が受講期間中に中止する際は、受講会費を精算し、返金・請求が行われる。
タブレットコースの場合でも、専用タブレットを返却する必要はありません。退会後もインターネット閲覧の端末として利用できます。
タブレットコース
5講座セット料金(1カ月あたり)
※中2・中3の英語はオンラインスピーキング選択の有無で講座料金の変更はありません。
※セット割引は、「中学生タブレットコース本科5講座セット」または「Asteria英語5講座セット」の場合に適用になります。上記はセット割引を適用した料金です。
※「Asteria英語5講座セット」は、Asteria英語+本科数国理社を組み合わせたものです。
※支払方法にかかわらず、セット割引額は定額です。
1講座あたりの料金(1カ月あたり)
※中2・中3の英語はオンラインスピーキング選択の有無で講座料金の変更はありません。
資料請求は無料!
テキストコース
資料請求は無料!
キャンペーン多め
お得に利用できるキャンペーンも頻繁に実施されています
Z会専用タブレット実質20,000円割引(中1~中2)
メリット
- 「Z会専用タブレット」料金29,960円から、20,000円割引される
条件
- 中1〜中2
- 「中学生タブレットコース」本科5講座(もしくは中高一貫コース本科3講座セット)とZ会専用タブレット(第2世代)を同時に申し込む
- 12ヶ月以上受講する
- 12カ月一括払いで支払う
タブレットコースがおすすめ
Z会中学生コースは学習スタイルを2つから選べます。
タブレットコース | テキストコース |
---|---|
Z会専用タブレットかiPadを使って学習するコース | 紙テキストを使って学習するコース |
「絶対に紙とシャーペンで勉強したい」「タブレットは嫌だ」っていうわけではないのであれば、
タブレットコースを選ぶのがおすすめです。
値段も安いし、得られるメリットが明らかに大きいので!
タブレットコースの特徴 | 得られるメリット |
---|---|
自分に合った学習内容を提案してくれる | ボタンを押せばすぐに学習をスタートできるので、やり始めのハードルを低くできる |
動画やアニメーションで学習できる | 内容を視覚的に理解できる |
3年分の単元の学習内容がすべて公開されている | 自分のペースで勉強できる |
間違った問題を解き直しさせるシステムが充実している | 「できるようになった」という達成感が得られるとともに学力が定着しやすい |
添削指導の答案をボタン1つで送信できる | 簡単に提出できるので、手付かずの教材がたまってしまった・・・を防げる |
教材がタブレットに配信される | 「家のモノが増える→散らかる」を防止できる |
↑このように、「今日はこれをやろう!」って提案してくれます
というのも、AIがその人の理解状況やミスの傾向を判断して、その人に合った学習内容を提案してくれる機能があるから。
「何を勉強すればいいのかわからない!」って悩む必要ありません
↑タブレットコースの場合、3年分の単元がすべて公開されていて自由にアクセスできます
どんどん先取り学習をすることもできるし、復習したい箇所に戻って勉強し直すこともできるということ!
※テキストコースにはない機能です
↑タブレットコースの場合、自分で学習したい順番に変更することもできます
学校の授業の進め方に合わせた勉強がしやすいです
特に理科・社会は学校によって順番があれこれ入れ替わったりしがちですが、この機能があれば安心
↑動画で学習できるのもタブレットならでは
映像授業は再生スピードを速くすることもできます
↑添削問題ではタブレット上にペンを使って、紙と同じように書き込み、そのまま提出します
タブレットはZ会専用タブレットかiPadを使います。
Z会専用タブレットでは、Z会の学習だけでなくインターネットの閲覧をすることもできます
(Z会を退会後も返却せず、普通のタブレット端末として活用可能)
タッチペンも付属しています
資料請求は無料!
Z会中学生タブレットコースは、手持ちのiPadで受講することも可能です。
タッチペン(Apple Pencil等)は各自で購入する必要があります。
なるべく出費を抑えたい人向けの組み合わせ↓(iPad第10世代+Apple Pencil)
どうせならちょっと良いやつにしよう!っていう人向けの組み合わせ↓(iPad Air第5世代+Apple Pencil第2世代)
ちなみに、保護者の方向けの「Z会学習支援者サイト」から、子供の学習の進捗状況や教科別の学習の進捗などを確認できる仕組みもあります。
タブレットを使う学習スタイルにはたくさんのメリットがあるので、
基本的にはタブレットコースの方がおすすめ。
ただ、「教材を学校に持っていって勉強したい」等の特別な理由がある人はテキストコースを検討してみるのもありだと思います。
タブレットコース | テキストコース | |
---|---|---|
学習スタイル | タブレットで学ぶスタイル | 主に紙のテキストで学ぶスタイル |
紙テキスト | ー | あり(多い) |
タブレット | Z会専用タブレット or iPad | ー |
専用タブレット価格 | 0円(セット受講+12ヶ月一括払い) 通常29,960円 | ー |
退会後のタブレット返却 | 不要 | ー |
1教科ずつ受講 | できる | できる |
教材が届くペース | 最初に全部 | 毎月 |
努力賞制度 | あり | あり |
難関レベル選択 | ー(自動調整) | できる |
AIによる学習プラン作り | ー | ー |
進度の調整 | できる(タブレットから自分で) | できる(電話が必要) |
難易度の調整 | ー(自動調整) | ー |
ランダム・反復学習 | あり | ー |
先取り・さかのぼり学習 | 中1〜中3の全範囲 | ー |
コーチング | ー | ー |
ライブ授業 | ー | ー |
添削指導 | あり(タブレットで提出) | あり(カメラ) |
実力テスト(模試) | あり | あり |
保護者への学習進捗メール | あり | ー |
月あたり料金 | 中1:9,560円 中2:8,965円 中3:11,430円 | 中1:14,990円 中2:13,375円 中3:17,795円 |
資料請求は無料!
大事なのは学習への取り組み方
準備中
Z会の資料請求・申込みはこちら
資料請求は無料!
※お申込みの際には、最新情報を公式ホームページから確認ください。
中1・中2の記事はこちら
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