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おすすめの世界史の参考書・問題集を東大卒元社会科教員が紹介【初級・中級・上級】

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世界史の参考書・問題集についてまとめました!

※初心者・中級者・上級者向けに分けて説明します!

初級者におすすめの世界史の参考書

『詳説世界史B』の各章のまとめ文章

『詳説世界史B』
値段 
著者 
出版社山川出版社
出版年2017年
もちおのおすすめ度★★★★★

高校の普通の教科書です。

「おいおい教科書を読んでも理解できないからネットで検索してるんだよ!」って感じかもしれませんが、、、

教科書の各章(山川の場合は全16章)の冒頭に書いてあるまとめの文章が実はかなり使えます!

『詳説世界史B』

この各章冒頭のまとめは人類の1000歩の歩みを100歩ずつまとめてくれているって感じ。

なので、まとめの文章を1章から最終章まで一気に読むだけで世界史をざっっっっっくり理解できます

※ただ、難しい用語も載っているのでガチ初心者の人は挫けそうになるかも

※わからなくても、とにかく1章から最終章まで30分くらいで一気読みするのが良いと思う

本文は初級者が読むと吐き気がしてくると思うので、各章冒頭のまとめだけ読んだら教科書は横に置いちゃってOK

『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』

『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』
値段約1,600円
著者山﨑圭一
出版社SBクリエイティブ
出版年2018年
もちおのおすすめ度★★★★★

立ち読みも含めて世界史の参考書をいろいろ読み漁ってみた結果、世界史をざっっっくり捉えるという観点でトップレベルに君臨している参考書だと思ったのがこの参考書。

『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』

↑世界史の教科書の構成はこんな感じだけど、

世界史の教科書の構成の仕方の弱点を指摘した上で、「世界史をこうやって捉えて、こういう順番で学ぶとわかりやすいよ!」ってのを提案してくれています↓

『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』

「一度読んだら絶対に忘れない」という売り文句はさすがに言い過ぎだけど、初級者はとりあえずこの参考書を読めばOK!って思います。

※ただ結構ボリュームがあるので読み通すのはそこそこ大変。そこは頑張るしかない!

『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』

『角川まんがシリーズ 世界の歴史 全20巻』

『角川まんがシリーズ 世界の歴史』
値段約21,900円(20巻セット+別巻1冊)
約21,000円(20巻セット)
約1,000円(1冊バラ売り)
約1,000円(Kindle版1冊バラ売り)
監修者羽田正
出版社KADOKAWA
出版年2021年
もちおのおすすめ度★★★★★

世界史をイメージとともにストーリー的に理解したい!っていう人向けの本。

『角川まんがシリーズ 世界の歴史』

かなり値段は高いけど、「教科書とか参考書みたいな長文を読むのは苦手なんだよね…」という悩みに応えてくれます。

くわしくはこちら:角川の世界史の学習漫画を東大卒元教員がレビュー

関連:世界の歴史の漫画を東大卒元教員が比較して紹介

中級者におすすめの世界史の参考書

『最新世界史図説タペストリー』

値段約1,000円
著者帝国書院
出版社帝国書院
出版年2022年
もちおのおすすめ度★★★★★

教科書の内容の整理・構造化をやってくれている資料集。

学校で配られる資料集って全然読まずに放置しがちだけど、実はすごく優秀な教材です!

教科書だけではなかなか頭に入らながちな地図もたくさん載っています。ありがたい!

目次のちょっと後ろにある「○世紀の世界」っていう地図・解説がすごくわかりやすいです。

この資料集は必携だと思います!!!

『荒巻の新世界史の見取り図』

『荒巻の新世界史の見取り図』
値段約1,300円(上)
約1,300円(中)
約1,400円(下)
著者荒巻豊志
出版社ナガセ
出版年2010・2011年
もちおのおすすめ度★★★★☆

世界史をざっくり捉えつつ細かくも捉える!って感じの参考書で、悪く言えばどっちつかず、良く言えば中級者にピッタリの本です。

「人類がどのような道を歩んできたのか?(集団でどう生きようとしてきたのか?)」をざっくり理解した上で読めば、「あー、そういうことか!」と理解が深まると思います。

『荒巻の新世界史の見取り図』

教科書レベルを超えた話(でも人類の歩みを理解する上では大事な話)も書かれていて面白いです。社会人にもおすすめ。

※ただし、ほとんど知識がない社会人がいきなり本書を読んでもキツいと思う

『詳説世界史B』

『詳説世界史B』
値段 
著者 
出版社山川出版社
出版年2017年
もちおのおすすめ度★★★★☆

高校の普通の教科書です。

教科書はたくさんの大学教授が時間をかけて吟味検討しながら書かれたものなので、やっぱり市販の参考書よりも文章の質が高いです。

「ちゃんとした本でちゃんと理解したい!」っていう人向け。

ただし、たくさんの人数で時間をかけて吟味検討されている分、味気ない文章になっちゃっています。”なるべく批判されないように慎重に書かれた文章”になっているので。

大学受験生(これから学問の道に進もうと思っている人)ならこれくらいの文章は読めなきゃダメだし読むことを放棄するのはダメだけど、読んでてそんなに面白くないのも事実。。

あたりを併用しながら教科書を読むのが良いと思います(僕もそうしています!)。

『世界史用語集』

『世界史用語集』
値段約900円
著者 
出版社山川出版社
出版年2019年
もちおのおすすめ度★★★★★

用語の正確な意味を知る上で必須です。全員が持っておくべき。

上級者におすすめの世界史の参考書

『夢中になる東大世界史 ~15の良問に学ぶ世界の成り立ち~』

値段約1,000円
著者福村国春
出版社光文社
出版年2021年
もちおのおすすめ度★★★★★

東大世界史の問題を題材にして、世界史の見取り図を提示してくれる参考書。

  • 「あー、教科書に書いてあったことってこういうことだったんだ」
  • 「歴史の大きな流れってこんな感じなのか」

って感じで、かなり理解が深まります。東大受験生じゃなくてもおすすめ。

『世界史リブレット』

値段約800円
著者
出版社山川出版社
出版年
もちおのおすすめ度★★☆☆☆

様々なテーマについて、専門家が90ページくらいで解説してくれている書籍。

読むと理解が深まるとは思うし、世界史の面白さを感じることができるとは思うけど、受験勉強の成果にはなかなか直結しないかも(←教科書で十分なので)。

受験勉強の枠の中で許される娯楽って感じ。

『詳説世界史研究』

『詳説世界史研究』
値段約2,700円
著者木村靖二ほか
出版社山川出版社
出版年2017年
もちおのおすすめ度★★★☆☆

高校の教科書の進化系!って感じの参考書です。

世界史で満点を取りたい人や世界史に超絶くわしくなりたい人は読むべきだけど、普通の人には不要だと思います。

『世界史』

値段約1,500円(上)
約1,500円(下)
著者マクニール
出版社中央公論新社
出版年2008年
もちおのおすすめ度★★★☆☆

世界史の古典的名著

面白いんだけど、読破するのがむちゃくちゃ大変です。かなり濃密に描かれているし、分厚い文庫本×2という構成なので。

「世界史についてくわしくなるぜ!」ってイキって2冊一気買いした大学生〜社会人をことごとく返り討ちにしてきた本。僕も返り討ちにされました。

「もう全教科で大学合格レベルに到達したから暇なんだよね、残った期間どうやって過ごそうかしら?」っていう宇宙人みたいな大学受験生や、

仕事も落ち着いてきたし、歴史を学んで教養を深めるかー」って感じの時間的余裕のある大人向けです。

「高校世界史を勉強するぞ!」くらいの感覚の普通の人には不要な本です。

おすすめの世界史勉強ルート

おすすめの教科書・参考書ルート↓

『詳説世界史B』の各章のまとめ文章

一気に読んでざっくり理解する

『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』

世界史の大まかな流れを理解する

『詳説世界史B』

『最新世界史図説タペストリー 』

しっかり読み込む

『夢中になる東大世界史』

歴史を構造的に理解する

世界史の問題集

準備中

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