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【中学生向け通信教育】おすすめは3社。本質的な違いを解説【比較】

望岡 慶(もちお)
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以前この記事を書いたとき、添削指導や専用タブレットの有無、料金など、細かい機能の違いばかり比較していた。

でも正直に白状すると、そんな細かい違いを気にして選ぶことに時間をかけるよりも「ちゃんと勉強すること」と「いいやり方で勉強すること」の方がはるかに大事だと思っていた。大手の通信教育はどれもよくできているから。正直、今でもそう思う。選ぶことに時間をかけすぎてもしょうがない、って。

でも、改めて各サービスを比較する中で、僕は気づいてしまった。それぞれの企業が得意としていることやポリシーが根本的に異なる、ということに。しかもこれ誰も書いてないじゃん、っていうやつ。

そこで今回は、代表的な「中学生向けの通信教育」と言える、進研ゼミ・スマイルゼミ・Z会の本質的な違いを中心に解説する。一応それ以外のサービスも紹介するけれど、基本的にはこの3つから選べば大丈夫

この記事が、納得して選び、勉強の取り組み方に注力できるようになるための役に立てば幸い。

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記事の構成について

最初に通信教育の選び方・注意点を書いた。大事なことを書いているつもりなので読み飛ばさないでほしいけど、早く各サービスの特徴を知りたい人は前半を飛ばしてもOK。

通信教育を選ぶ前に、知っておいた方がいいこと

通信教育の価値

通信教育は、「勉強の阻害要因」(=めんどくささ)を取り除くことで、子供が勉強そのものに集中できる環境を作るためのサービス。

勉強をやりたくなくなる原因の多くは、次の3つに集約される。

  1. 何をやったらいいかわからない
  2. 自分に合った難易度のものを選ぶのが難しい
  3. 教材管理や丸つけが面倒

通信教育は、こうした「めんどくさい」を取り除くことで子供の学習をサポートするもの。具体的には以下のような価値を提供している。

適切な教材を選んでくれる→何をやればいいか迷わない
勉強量・レベルの調整をしてくれる→自分に合った難易度で学べる
面倒な作業を自動化してくれる→丸つけや進捗管理の手間が減る
Q
誕生した当時は画期的だった

通信教育は良質な教育サービスの「民主化」をもたらした商品。

良質な教育サービスには地域格差があった。今でもある。難関校向けの受験対策をしてくれる塾・予備校は大都市圏に偏っていて、地方圏の人は利用しにくい。地元にある地域密着型の塾は講師の質のばらつきが大きかったりして、居住地による有利・不利がある。

そんな「地域格差」を通信教育が解消した。

昔は郵便サービスを使って問題・答案をやりとりしていて(←Z会が最初に始めた)、現在はデジタル配信により教材を届ける仕組みになっているけれど、根本にある「どこに住んでいても、誰でも、高いクオリティの教材を使うことができる」という価値は変わらない。

こんな人に特に役立つ

はっきり言って、通信教育は不要な人もいる。自分で勉強に向かえる人、自分で教材を探せる人には必ずしも必要ではないサービスだと思う。

ただし、以下のような人には大きな価値がある。

勉強の仕方がわからない→「これをやるといいよ」って提案してくれる
教材選びに時間をかけたくない→厳選された、質の高い教材が自動で届く
地方在住で予備校・塾の選択肢が少ない→ネット環境さえあれば誰でも使える
自分に合ったレベル・ペースで学びたい→「あなたにはこれがおすすめ」って提案してくれる

期待しすぎない。大事なのは「使う側」

とは言っても、通信教育にあまりに期待しすぎない方がいい。通信教育の公式ページには「◯◯を使ったら成績が上がった!」っていう口コミが書かれているけれど、あまり信用しない方がいい。

成績が上がる人もいれば、上がらない人もいるのが現実。「◯◯を使えば我が子も成績が伸びる」というのを保証するサービスではない。そんなことが実現できる商品があるなら僕も使ってみたい。

大事なのは「ちゃんと勉強すること」と「いいやり方で勉強すること」。通信教育はあくまで学習をサポートするツール・手段にすぎない。

ここを誤解すると、「進研ゼミを使っても意味ない」「スマイルゼミはイマイチ」みたいなことを言い出すことになる。違うよ、取り組み方がイマイチなんだよっていう。

すべての機能を使う必要はない

あと、通信教育を選ぶにあたって、「機能がたくさんある方がいいサービス!」って考えない方がいい。

そもそも、各社の通信教育が提供している機能をすべて使う必要はない。全部使うのは大変だから。

例えば添削指導、模擬テスト、オンラインライブ授業など、各社はいろんな機能を用意している。でもこれは、利用者のさまざまなニーズを踏まえて(=できるだけ多くの人に申し込んでもらうために)いろいろ盛り込んでいるだけであって、「一人の利用者がすべての機能を利用すべきだよ」っていうわけではない。全部使おうと思ったら、普通に時間が足りない

「使わないともったいない」とか「機能を全部使わないのはお金のムダ」とか思わず、自分が必要だと思ったものを使えばOK。あくまで通信教育は「自分で勉強する」のをサポートするツール・手段なんだから。

おすすめの選び方

① 「明らかに合わないもの」を避ければOK

各社、提供している通信教育のコンセプトやターゲットが異なる。そこを理解して「自分が求めているものとは違う」ものを選ぶことだけは回避する。それくらいで十分。

「自分に合っているかもしれない通信教育」を徹底的に比較検討して選ぶことよりも、とりあえず通信教育を選んだ後、「ちゃんと勉強すること」と「いいやり方で勉強すること」の方がはるかに大事選ぶことに時間をかけすぎる必要はない

「これ自分が求めているものじゃなかったな」って思ったら、退会して新たに申し込めばいい。先払いしていても、お金はちゃんと返してくれる。

② 大手3社から選べば大丈夫

進研ゼミ、スマイルゼミ、Z会という大手の3サービスで、ほとんどの人のニーズは満たせる。

はじめて通信教育を利用する人は、この3つから選んでおけば大丈夫。大手だけあって、価格も安めで良心的。経験とノウハウも蓄積されていて、質が高い。サービス停止の心配もない。

③ 3社の「強み」の違いを理解する

ただ、進研ゼミ、スマイルゼミ、Z会はそれぞれ「強み」が根本的に異なる。どれも似たようなサービス・機能を備えているんだけど、それぞれ大事にしているポリシーが違う印象。

料金や教科数といった表面的な比較をするよりも、根本的な違いを理解すると選ぶのが楽になると思う。

この点について、次のセクションで詳しく解説する。

進研ゼミ・スマイルゼミ・Z会の本質的な違い

正直言って、3つともよく似ている。同じような機能・サービスが提供されているので、どれを使っても「ちゃんと勉強すれば」成績は伸びるし、どれを使っても「ちゃんと勉強しなければ」成績は伸びない。

ただ、それぞれのサービスを運営している企業は、「成り立ち」と「何に力を入れているか?」が微妙に異なる。整理するとこんな感じ。

サービス名ざっくり言うと
進研ゼミ幅広い選択肢の中から、自分に合う教材・やり方を試行錯誤できるサービス
スマイルゼミ選択肢を絞り、勉強をシンプルにしてくれるサービス
Z会もっと力を伸ばせる良問を提供してくれるサービス

進研ゼミ(ベネッセ)

進研ゼミを提供しているベネッセは、出版・流通会社(福武書店)が発祥ということもあって、「いろんな種類の、いい教材・サービスを用意して、それらを利用者のニーズに応じて届ける」ことに力を入れている印象。

サービス・機能を絞って「こうやって勉強してください」って指定するのではなく、いろんなサービスを提供し、勉強のやり方の選択肢を複数用意している。子供が自分なりの勉強法を試行錯誤できる環境を提供してくれる。

完全に子供の判断を奪ってしまうと、自習する力が育たない。進研ゼミは「成績も大事だけど、自分で学ぶ力の方が大事だよね、将来的に」って考えていて、「自由」と「管理」の適度なバランスを狙おうとしている、というのが僕の予想。

自分に合う教材を見つけたい人や、「自分なりの勉強スタイル」がまだ見つかっていない人、学習習慣を確立したい人に向いていると思う。

進研ゼミが向いている人
  • 幅広い学力層(勉強が苦手な人も得意な人も)
  • 学習習慣がまだ確立していない
  • いろいろな教材を試したい、自分に合う学習スタイルを見つけたい

公式ページはこちら

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【進研ゼミ中学】「自分で学ぶ」練習ができるサービス。もっと評価されるべき
【進研ゼミ中学】「自分で学ぶ」練習ができるサービス。もっと評価されるべき

スマイルゼミ(ジャストシステム)

スマイルゼミを提供しているジャストシステムは、ワープロソフト『一太郎』を開発した会社。ソフトウェア会社らしく、仕組み作りによる自動化やデータの活用を得意とし、「効率的な学習システムを提供する」ことに力を入れている印象。

紙の教材を使った勉強には、「ノートを開く」「教材を選ぶ」「丸付けをする」「間違い直しをする」「進捗を管理する」といった周辺作業がつきまとう。スマイルゼミは、デジタルの力(=タブレット)でこれらをすべて自動化する

紙の教材も使える進研ゼミや、iPadも使えるZ会とは異なり、スマイルゼミは専用タブレットでの学習に一本化されている。選択肢が限定されていて、極めてシンプルなサービスになっている。「こうやって勉強するといいと思うよ」って提案してくれている、って感じ。

紙の教材管理が苦手な人や、教材を郵送で届けてほしくない人、学習体験をシンプルにしたい人に向いていると思う。

スマイルゼミが向いている人
  • 幅広い学力層(勉強が苦手な人も得意な人も)
  • 紙の教材管理が苦手
  • タブレット一台で完結したい

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【スマイルゼミ中学】勉強をシンプルにしてくれる。紙の教材管理が苦手な人に刺さる
【スマイルゼミ中学】勉強をシンプルにしてくれる。紙の教材管理が苦手な人に刺さる

Z会

Z会を提供している増進会は、郵便サービスを使った難関校受験向けの添削指導の会社が発祥ということもあって、「思考力が問われる良問を作る」ことに力を入れている印象。

単なる暗記を確認する問題ではなく、本質的な思考を促す問題を提供し、それを人の手で添削する。Z会は一から学力を身につける場所というよりも、勉強の成果を試す場所。もちろん一から学力を身につけるためのサービスもあるけれど、重心は「演習問題」にあると思う。

難関校向けの受験対策をしてくれる塾・予備校は大都市圏に偏っていて、地方圏の人は利用しにくい。Z会は「受験指導の地域格差を解消したい」って本気で考えている、というのが僕の予想。

難関校を目指している人や、「もっと力を伸ばしたい」人、自分の勉強の成果を試す実践の場が欲しい人に向いていると思う。

Z会が向いている人
  • 基礎学力の習得に困っているわけではない
  • 難関校を目指している
  • 深く考える問題に挑戦したい、さらに演習を積みたい

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中学生向け通信教育

進研ゼミ

進研ゼミ中学講座は「勉強だけ頑張るわけではない普通の中学生が、自分に合う教材・やり方を見つけられるサービス」、というのが僕の考え。

進研ゼミの最大の特徴は、あえて間口を広くとっているということ。進研ゼミは対象としてる学力層・利用者層が幅広い。

公式ページを見ると「テスト」「部活と両立」という言葉がよく出てくる。「難関校を目指す受験ガチ勢」ではなく、多数派である「勉強に苦手意識がある中学生」「普通の生活を大事にする中学生」に寄り添おうという強い意思が感じられる。

進研ゼミ中学講座は、難易度を自分で選ぶことができる

タブレットを使う他の通信教育(例えばZ会やスマイルゼミ)では、機械によって自動で難易度が調整されてしまう。良くも悪くも。また、塾では入塾テストや実力テストの結果でクラスを強制的に決められてしまう。良くも悪くも。

一方、進研ゼミでは自分で難易度を選ぶことができる。難易度が合わなかったとしても、途中で変更することができる。

「自分の行動を自分で決める」はモチベーションアップの上でも重要(←研究からわかっている)。

Q
難易度選択についてくわしく

中1・中2は「スタンダード」「ハイレベル」の2つの難易度。

スタンダードハイレベル
定期テストでの好成績を目指し、入試に直結する内申点の積み上げを重視するコース定期テスト対策に加え、難関校の合格に向け、応用力・記述力を強化できるコース

中3は「受験総合」「難関挑戦」「最難関挑戦」の3つの難易度。

受験総合コース難関挑戦コース最難関挑戦コース
一般的な公立高校または私立高校合格に向けて、基本問題を確実に解ける力を身につける公立難関高校または同等の私立高校合格に向けて、難問まで解ける力を身につける最難関校合格に向けて難問も解ききる思考力・解答スピード・正確性を身につける

進研ゼミ中学講座では、2つの学習スタイルが用意されている。

ハイブリッドスタイルオリジナルスタイル
主に専用タブレットで学ぶスタイル主に紙のテキストで学ぶスタイル

学習スタイルが2つ用意されていて、かつ途中変更可能なので、「自分に合うやり方は何だろう?」と試行錯誤することができる

学習スタイルが複数用意されている通信教育は非常に珍しい。

スマイルゼミはタブレットのみ、Z会も2025年度からタブレットのみになった。紙テキストを各家庭に届けるのは輸送コストや人件費がかかるけど、進研ゼミは紙を残してくれている。「学び方に選択肢を残したい」というベネッセの姿勢が感じられる。

さらに、タブレットスタイルを選んでも「定期テスト 暗記BOOK」などの紙教材がいくつか届く。タブレットで目が疲れたら紙に切り替えたり、学校に持っていってテスト前の自習時間で使ったりできる。

「自分に合う教材や学習スタイルを自分で選ぶ余地」を残してくれている。

かといって中学生に「自分で勉強しろ!」と丸投げするわけではなく、様々なサービスを通じて中学生の勉強をサポートしてくれる。

個別プラン教科書・理解度に応じてAIがおすすめ学習内容を提案(タブレット使用時)
テスト対策プランテストの日程・目標点に応じて学習計画を自動作成(タブレット使用時)
解き直し機能できるようになるまでやり直し(タブレット使用時)
質問サービス生成AIを使った「スピード疑問解消チャット」でいつでも質問可能
オンラインライブ授業テスト前のわからない部分を専任スタッフに質問できる
赤ペン先生の添削個別に添削してくれる
わかりやすい教材イラストやアニメーションの講義

このように、進研ゼミはさまざまな選択肢を用意している。サービス・機能を絞って「こうやって勉強してください」って指定するのではなく、「いろんな教材・サービスがあるから、自分に合うものを見つけてね」って拡散する方向。

単に「成績さえ伸びればなんでもいい!」ではなく、「成績も大事だけど、自分で学ぶ力の方が大事だよね、将来的に」って落ち着いてどっしりと構える親御さんに、特に利用してほしいサービスだなって思う。

9教科セットで、月額約8,000円

公式ページはこちら

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【進研ゼミ中学】「自分で学ぶ」練習ができるサービス。もっと評価されるべき
【進研ゼミ中学】「自分で学ぶ」練習ができるサービス。もっと評価されるべき

スマイルゼミ

スマイルゼミ中学生コースは「紙の教材管理が苦手」「勉強の準備で疲れる」という悩みを解消するためのサービス、というのが僕の考え。

スマイルゼミは「幅広い学力層」をターゲットにしており、その点では進研ゼミと変わらない。

公式ページを見ると「テスト」という言葉がよく出てくる。「難関校を目指す受験ガチ勢」ではなく、多数派である「勉強に苦手意識がある中学生」「普通の生活を大事にする中学生」に寄り添おうという強い意思が感じられる。

ただし、スマイルゼミは「あらゆる人に対応するサービス」ではない。「勉強をシンプルにしたい」「特に紙教材の管理をしたくない」という人たちに特化したサービス。

スマイルゼミは、専用タブレットのみで学習するサービス。配信された授業動画、問題、解説アニメーションをすべてタブレット上で利用する。

紙テキストが届かないため、紙の教材管理が苦手な子供でも使いやすい。親の立場からも、家に物が増えて散らかる心配がなく、その点は助かるはず。

スマイルゼミは、他の通信教育でよく提供されているサービスを思い切ってカットしている。

  • 「実際の人間が見てくれる」添削指導は提供しない
  • オンラインライブ授業は提供しない

進研ゼミは「いろんな選択肢を用意して、自分に合うものを見つけてもらう」というコンセプトのサービス。Z会は「自分の力を試せる良問をたくさん開発し、難関校を目指す人に実践の場を提供する」というコンセプトのサービス。この両者が埋められていない穴を攻めたのがスマイルゼミ。

余計なサービスは一切つけず、タブレット1台とタッチペンがあれば勉強できる。紙の教材管理に悩まされることもなく、親も子も楽になる。

こうした価値観に合致する人にとって、スマイルゼミは最良の選択肢だと思う。「たくさん選択肢があると迷ってしまう」「シンプルな方がいい」。おそらくこうした考えに基づいて、スマイルゼミは選択肢をしぼっているのだと思う。

9教科セットで、月額約10,000〜12,000円

公式ページはこちら

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資料請求は無料!

【スマイルゼミ中学】勉強をシンプルにしてくれる。紙の教材管理が苦手な人に刺さる
【スマイルゼミ中学】勉強をシンプルにしてくれる。紙の教材管理が苦手な人に刺さる

Z会

Z会は「自分の学力がどこまで通用するかを試せる、AIには作れない良問・実践の場を提供するサービス」というのが僕の考え。

Z会は比較的ハイレベルな人をターゲットにしている通信教育。

進研ゼミは公式ページに「テスト」「部活と両立」という言葉がよく出てくる。スマイルゼミも同様。進研ゼミもスマイルゼミも「普通の中学生」を想定している。

一方、Z会の中学生向けコースは「高校受験コース」という名称で、最初から高校受験を見据えている。公式ページには「テスト高得点は通過点」「その先を見据えた、学習水準」といった表現が見られ、ターゲットやコンセプトが明確に異なる。

なので、勉強に苦手意識がある人、勉強の習慣がついていない人は、利用する際にそれなりの覚悟が必要だと思った方がいい。Z会は一から学力を身につける場所というよりも、勉強の成果を試す場所力をもっと伸ばすための場所

もちろんZ会にも基礎を学ぶためのコンテンツは用意されているから、別に勉強が苦手な人、学習習慣がついていない人は一切お断りっていうわけではない。でも、Z会の最大の売りは「良問を使った演習問題」にある。この価値を最大限に引き出すためには、「今から一から勉強します」っていう段階だとちょっときついとは思う。

Z会はタブレットのみで学習するサービス。タブレットでZ会のアプリ(学習サイト)を開き、映像授業や確認問題、添削指導などを使って勉強する。

紙テキストが届かないため、紙の教材管理が苦手な子供でも使いやすい。親の立場からも、家に物が増えて散らかる心配がなく、その点は助かるはず。

注記

2024年度で中学生テキストコースは終了し、2025年度からはタブレットコースのみになった。ということで、Z会で紙テキストを使って勉強することはできなくなった。

紙とペンで勉強したい人は、進研ゼミの「紙テキスト中心コース」を検討するべし。

Z会は専用タブレットとiPadの両方に対応していて、「iPadを使いたい」というニーズにも応えている。これは進研ゼミスマイルゼミにはない利点。進研ゼミとスマイルゼミは専用タブレットしか使えない。

Z会の最大の売りは、良問を使った添削指導。単に正解かどうかだけでなく、「どのように解答に至ったのか」を読み取り、本番で減点されない答案の作り方を指導してくれる。

タブレット上に直接書き込んでそのまま提出する形式。国語・数学・英語だけでなく理科・社会でも添削指導が用意されている。進研ゼミよりも充実。

すでに学習習慣と学力がかなり身についていて、「とにかく良問をたくさん解いて、自分の力を試したい」「難関校の受験対策をしたい」という人にとって、Z会は最良の選択肢だと思う。

5教科セットで、月額約12,000〜16,000円

公式ページはこちら

スタディサプリ

スタディサプリ

自由に勉強したい人、自分で勉強できる人向けの通信教育。

運営会社はリクルート。効率的に利益を上げることを目指しているリクルートらしく、人件費のかかる余計な(≒手厚い)サービスは基本的につけず授業動画をインターネットを使って送り届けることに特化しています。

「紙の教材は必要ないでしょ」「デジタルでいいでしょ」「勉強は自分一人でするものだ」「講義の動画があれば十分」っていう合理的な考えを持つ人をターゲットにしている感じがします。

※中学生講座については、だいぶ親切な設計ではあります

公式ページはこちら

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14日間無料体験できる!

【スタディサプリ中学】使いこなすのは難しい。強い意志で主体的に勉強できる人向け。
【スタディサプリ中学】使いこなすのは難しい。強い意志で主体的に勉強できる人向け。

すらら

すらら

勉強が苦手な人向けの通信教育。

「不登校の生徒や発達障害などを抱えている生徒など、勉強に不安がある人をサポートするんだ!」っていう意思が感じられます。

他の通信教育に比べて値段は高いけど、担当コーチがアドバイスしてくれたりと、保護者に寄り添っている印象です。

公式ページはこちら

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「すらら」って本当にいいの?メリットとデメリットは?
「すらら」って本当にいいの?メリットとデメリットは?

東進オンライン学校

東進オンライン学校は、東進ハイスクールの運営企業である株式会社ナガセが2020年から新たにスタートした、小学生・中学生向けオンライン学習教材です。

自分のPC・タブレットで映像授業を見るタイプ。正直よくあるタイプの通信教育で、パッと見ただけではどこに独自性・強みがあるのかがわかりにくいですが、

東進オンライン学校は「受験指導に定評のある講師の映像授業を使って勉強したい。誰だかよくわからない人の映像授業じゃなくて・・・」というニーズに応えてくれる通信教育です。

東進オンライン学校は中学部は、大学受験業界で非常に高い実績を叩き出している予備校である東進ハイスクールの講師が授業を担当しています。

こちらをクリック

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さらに比較したい人へ

進研ゼミ vs スマイルゼミ

進研ゼミ vs Z会

進研ゼミ vs Z会 vs スマイルゼミ

Z会 vs スタディサプリ

スマイルゼミ vs Z会

進研ゼミ vs スマイルゼミ vs スタディサプリ

参考資料

振り向けばリクルート ベネッセ、学校用電子教材も防戦(日本経済新聞)

教材開発 – Z会の新卒採用

東大生の4割学ぶ「Z会」 難問生み出す指導部155人(日本経済新聞)

ジャストシステムの教育への取り組み

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ABOUT ME
望岡 慶(モチオカ)
望岡 慶(モチオカ)
学習ブロガー
関東で生まれる → 公立中学校 → 公立高校 → 1年間浪人 → 東大(教育学部) → 東大院(教育学研究科) → 修士課程修了(教育学) → 公立中学校の教員に → 退職 → ブログをがんばる
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