
「進研ゼミとZ会ってどっちがいいの?」
って気になったので、違いを比較してみました。
本記事の内容
進研ゼミとZ会の共通点と相違点
この記事の信頼性
僕(もちお)は元社会科教員
ざっくりと学校の勉強の経歴(?)を書くと、こんな感じ。
- 小学生の時は偏差値40台だったけど、「学年で10位以内に入ったら携帯電話を買ってあげる」という親の甘い言葉で火がつき、猛勉強。その結果、
- 中学生では、塾に行かずに学年1位
- 高校では、学年で1ケタの順位をキープ
- 東大文科三類不合格
- 浪人(Oh…)
- 東大模試で文科三類1位
- 東大に合格
目次
【中学生】進研ゼミとZ会はそれぞれ2コースある
【進研ゼミ】ハイブリットスタイル | ![]() 紙テキスト+タブレットで学習 |
---|---|
【進研ゼミ】オリジナルスタイル | ![]() 紙テキストで学習 |
【Z会】タブレットコース | ![]() タブレットで学習 |
【Z会】テキストコース | ![]() 紙テキストで学習 |
コースはそれぞれ2つずつあります。
ここからは、タブレットを使うコースとタブレットを使わないコースに分けて比較をします!
【中学生】進研ゼミとZ会を比較(タブレットあり)
学習方法
【進研ゼミ】ハイブリットスタイル | 毎月配信される教材を使って学習する |
---|---|
【Z会】タブレットコース | 3年分の単元がすべて公開されていて、自由にアクセスできる |
どちらも、文章・イラスト・映像授業を見たり、付属ペンで問題を解いたりしながら勉強するスタイル。
どちらも、自分に合った学習内容を提案してくれる機能つき。
タブレット
【進研ゼミ】ハイブリットスタイル | ![]() 専用タブレット(通常のタブレットPCとして利用することはできない) |
---|---|
【Z会】タブレットコース | ![]() 専用タブレット(Z会を退会後も普通のタブレット端末として活用できる) or iPad |
どちらも、退会後にタブレットを返却する必要はありません。
ちなみに、Z会は専用タブレットの代わりにiPadを使うことができます。
レベル
【進研ゼミ】ハイブリットスタイル | レベル選択あり
【中1】 【中2・中3】 |
---|---|
【Z会】タブレットコース | レベル選択なし |
進研ゼミはレベルの選択をする必要があります。(たぶん紙テキストも使うから)
選択できるレベルは中1で2つ、中2・3で3つです。(途中で変更可能)
中1スタンダード | 定期テストでの好成績を目指し、入試に直結する内申点の積み上げを重視するコース |
---|---|
中1ハイレベル | 定期テスト対策に加え、難関校の合格に向け、応用力を強化できるコース |
中2・3受験総合 | 一般的な公立高校または私立高校合格に向けて、基本問題を確実に解ける力を身につけるコース |
---|---|
中2・3難関挑戦 | 公立難関高校または同等の私立高校合格に向けて、難問まで解ける力を身につけるコース |
中2・3最難関挑戦 | 最難関校合格に向けて難問も解ききる思考力・解答スピード・正確性を身につけるコース |
一方、Z会はレベルの選択をする必要はありません。(一人ひとりの習熟度に応じて、AIがレベルを判断して取り組むべき問題を出題してくれるから)
教科
【進研ゼミ】ハイブリットスタイル | 9教科セットで受講 |
---|---|
【Z会】タブレットコース | 5教科セットで受講 or 1教科ずつの受講 |
進研ゼミは副教科(実技教科)のコンテンツも配信してくれますが、9教科セットでの受講しかできません。
一方、Z会は副教科(実技教科)のコンテンツの配信はありませんが、1教科ずつの受講が可能です。
添削問題
【進研ゼミ】ハイブリットスタイル | あり(添削問題の冊子に書き込んで郵送or写真をネットで提出) |
---|---|
【Z会】タブレットコース | あり(タブレットに直接書き込んでそのまま提出) |
進研ゼミは添削問題が紙の冊子で届きます。
進度の調整
【進研ゼミ】ハイブリットスタイル | 可能(申請が必要) |
---|---|
【Z会】タブレットコース | 可能 |
どちらも、学校の授業進度に合わせて学習内容を調整することができます。
進研ゼミの場合は申請が必要ですが、
Z会の場合はもともと3年分の単元がすべて公開されているので自分で調整すればOK。
金額
【進研ゼミ】ハイブリットスタイル | 9教科セット 月額約7,000円(中1) 月額約7,000円(中2) 月額約8,000円(中3)※12ヶ月一括払いだと値引き |
---|---|
【Z会】タブレットコース | 5教科セット 月額約10,000円(中1) 月額約11,000円(中2) 月額約14,000円(中3)1教科 月額約2,500円(中1) 月額約2,500円(中2) 月額約3,000円(中3)※12ヶ月一括払いだと値引き |
複数の教科をセットで受講する場合は、進研ゼミの方がお得感あり。
どっちがいい?

「全教科まとめて1つの通信教育教材で勉強したい!」「満遍なく成績を良くしたい!」のであれば、進研ゼミの方が良いと思います。
というのも、全教科まとめて受講をする場合、進研ゼミの方が圧倒的に割安だから。
また、進研ゼミは主要5教科だけでなく副教科(実技教科)の教材も用意しているので、学校の定期テスト対策の時に便利。
一方、「この教科を特にレベルアップさせたい!」などのように、ピンポイントの狙いがあるのであれば、Z会の方が良いと思います。
というのも、Z会は1教科ずつの受講も可能だから。
また、Z会は3年分の単元がすべて公開されているので、「どんどん勉強を進めたい!」「苦手なところまでさかのぼって勉強したい!」っていう時に便利。
ただ。
ぶっちゃけ、成績が伸びるかどうか?飽きずに続けるかどうか?は、本人のやる気次第だと思います。
進研ゼミもZ会も改善に改善を重ねて教材を作っているはずなので、教え方とかテキストの質とかは大差がないはず。(「Z会の方が難しい」と言われているけど、本当なのかはわからん)
結局、どっちが向いているか?は本人が実際に体験してみないとわかりづらいと思うので、子供自身のフィーリングと「親がどういうスタイルで勉強させたいか?」っていう視点で決めると良いと思います。
【中学生】進研ゼミとZ会を比較(紙テキスト)
学習方法
【進研ゼミ】オリジナルスタイル | 紙テキストで学習 |
---|---|
【Z会】テキストコース | 紙テキストで学習
映像授業を見ることも可能 |
どちらも、毎月届く紙テキストを使って勉強するスタイル。
ただ、Z会の場合は紙テキストしか利用できないってわけではなく、Z会が提供している映像授業を自分のスマホやタブレットやPCで見ることはできるとのこと。
タブレット
どちらも必要なし。
レベル
【進研ゼミ】オリジナルスタイル | レベル選択あり
【中1】 【中2・中3】 |
---|---|
【Z会】テキストコース | レベル選択あり
【中1・中2・中3】 |
進研ゼミもZ会もレベルの選択をする必要があります。
進研ゼミはレベルの選択をする必要があります。(たぶん紙テキストも使うから)
選択できるレベルは中1で2つ、中2・3で3つです。(途中で変更可能)
中1スタンダード | 定期テストでの好成績を目指し、入試に直結する内申点の積み上げを重視するコース |
---|---|
中1ハイレベル | 定期テスト対策に加え、難関校の合格に向け、応用力を強化できるコース |
中2・3受験総合 | 一般的な公立高校または私立高校合格に向けて、基本問題を確実に解ける力を身につけるコース |
---|---|
中2・3難関挑戦 | 公立難関高校または同等の私立高校合格に向けて、難問まで解ける力を身につけるコース |
中2・3最難関挑戦 | 最難関校合格に向けて難問も解ききる思考力・解答スピード・正確性を身につけるコース |
Z会で選択できるレベルは中1〜3で2つです。(途中で変更可能)
中1・2・3進学クラス | 国立・私立上位校、公立上位校を目指す人向け |
---|---|
中1・2・3特進クラス | 最難関国立・私立、最難関公立高校を目指す人向け |
進研ゼミの方がレベルが幅広いです。「定期テスト対策をしたい!」「上位校を受験するわけじゃない!」って人は進研ゼミの方が良さそうです。
教科
【進研ゼミ】ハイブリットスタイル | 9教科セットで受講 |
---|---|
【Z会】タブレットコース | 5教科セットで受講 or 1教科ずつの受講 |
進研ゼミは副教科(実技教科)のテキストも送ってくれますが、9教科セットでの受講しかできません。
一方、Z会は副教科(実技教科)のテキストはありませんが、1教科ずつの受講が可能です。
添削問題
【進研ゼミ】オリジナルスタイル | あり(添削問題の冊子に書き込んで郵送or写真をネットで提出) |
---|---|
【Z会】テキストコース | あり(紙の添削問題に直接書き込んで、郵送) |
進研ゼミは「赤ペン 提出カメラ」アプリを使って答案の写真をネットで提出することができます。
進度の調整
【進研ゼミ】オリジナルスタイル | 可能(申請が必要) |
---|---|
【Z会】テキストコース | 可能(申請が必要) |
どちらも、学校の授業進度に合わせて学習内容を調整することができます。
金額
【進研ゼミ】ハイブリットスタイル | 9教科セット 月額約7,000円(中1) 月額約7,000円(中2) 月額約8,000円(中3)※12ヶ月一括払いだと値引き |
---|---|
【Z会】タブレットコース | 5教科セット 月額約13,000円(中1) 月額約13,000円(中2) 月額約18,000円(中3進学) 月額約21,000円(中3特進)1教科 月額約3,000円(中1) 月額約3,000円(中2) 月額約4,000円(中3進学) 月額約4,500円(中3特進)※12ヶ月一括払いだと値引き |
複数の教科をセットで受講する場合は、進研ゼミの方がお得感あり。
どっちがいい?

「全教科まとめて1つの通信教育教材で勉強したい!」「満遍なく成績を良くしたい!」のであれば、進研ゼミの方が良いと思います。
というのも、全教科まとめて受講をする場合、進研ゼミの方が圧倒的に割安だから。
また、進研ゼミは主要5教科だけでなく副教科(実技教科)の教材も用意しているので、学校の定期テスト対策の時に便利。
「上位校を受験するわけじゃないんだよなあ」っていう人に対応したコースがあるのも進研ゼミの方(「中1スタンダード」、「中2・3受験総合」)。
一方、「この教科を特にレベルアップさせたい!」などのように、ピンポイントの狙いがあるのであれば、Z会の方が良いと思います。
というのも、Z会は1教科ずつの受講も可能だから。
ただ。
ぶっちゃけ、成績が伸びるかどうか?飽きずに続けるかどうか?は、本人のやる気次第だと思います。
進研ゼミもZ会も改善に改善を重ねて教材を作っているはずなので、教え方とかテキストの質とかは大差がないはず。(「Z会の方が難しい」と言われているけど、本当なのかはわからん)
結局、どっちが向いているか?は本人が実際に体験してみないとわかりづらいと思うので、子供自身のフィーリングと「親がどういうスタイルで勉強させたいか?」っていう視点で決めると良いと思います。
進研ゼミの資料請求・申し込みはこちら
※お申込みの際には、最新情報を公式ホームページから確認ください。
Z会の資料請求・申し込みはこちら
※お申込みの際には、最新情報を公式ホームページから確認ください。
中学生におすすめの通信教育

進研ゼミ
引用:進研ゼミ
学習スタイルは? | (1)紙+タブレットでの学習(ハイブリッドスタイル) (2)紙テキストでの学習(オリジナルスタイル) |
---|---|
教科は? | 9教科 |
タブレットは? | 専用タブレット(ペン付き) |
一人一人に合った学習は?(カスタマイズ機能) | ○(タブレットの場合) |
添削指導は? | ○(画像送信 or 紙で郵送) |
保護者が学習状況をチェックできる? | ○ |
料金は? | 月額約7,000円(中1・2) 月額約8,000円(中3) ※12ヶ月分一括払いだと月額約1,000円引きになる |
コースが2つあります。
(1)紙+タブレットでの学習(ハイブリッドスタイル)

※小学講座は「チャレンジタッチ」って言うらしい。
- 専用のタブレットで動画やアニメーションなどの解説を見ながら勉強。(タブレット専用ペン付き)
- で、紙テキストの問題を解いたり、添削問題を解いたりする。(赤ペン先生の添削)
- タブレットが自分に合った学習内容を提案。(カスタマイズ機能)
- 保護者が子供の学習状況をチェックできる機能あり。
- 1教科ずつの受講はできない。
※専用タブレットの代金は、6ヶ月以上継続受講した場合は0円。
(6ヵ月未満の場合、タブレット代は約10,000円かかる)
※専用タブレットを通常のタブレットPCとして利用することはできない

Z会
引用:Z会
学習スタイルは? | (1)専用タブレット(or iPad)での学習(タブレットコース) (2)紙テキストでの学習(テキストコース) |
---|---|
教科は? | 5教科(1教科ずつでもOK) |
タブレットは? | 専用タブレット or iPad |
一人一人に合った学習は?(カスタマイズ機能) | ○(タブレットコースのみ) |
添削指導は? | ○(画像送信 or 紙で郵送) |
保護者が学習状況をチェックできる? | ○ |
料金は? | 5教科セット 月額約10,000円(中1) 月額約11,000円(中2) 月額約14,000円(中3) ※12ヶ月分一括払いだと月額約2,000円引きになる1教科 月額約2,500円(中1・2) 月額約3,000円(中3) ※12ヶ月分一括払いだと月額約500円引きになる |
コースが2つあります。
(1)専用タブレット(or iPad)での学習(タブレットコース)
引用:Z会
- タブレットでZ会のアプリにアクセスして、文章・イラスト・映像授業を見たり、付属ペンで問題を解いたりしながら勉強。
- タブレットは2021年度から新登場のZ会専用タブレット。
- 3年分の単元がすべて公開されていて、自由にアクセスできるので、自分のペースで勉強できる。
- AIがその人の理解状況やミスの傾向を判断して、その人に合った学習内容を提案してくれたりもする。
- 添削問題は付属ペンでタブレットに直接書き込んでそのまま提出。
- 1教科ずつの受講も可能。
※2021年4月14日(水)までの期間限定でタブレット代が無料とのこと。太っ腹ですね。ただし、5講座セット受講で12カ月一括払いの方限定 & 12カ月の継続受講が前提なので要注意。
(2)紙テキストでの学習(テキストコース)
引用:Z会
- 毎月の学習内容がまとまったテキストを使って勉強。
- 紙テキストしか利用できないってわけではなく、Z会が提供している映像授業を自分のスマホやタブレットやPCで見ることはできる。
- レベルは高め。テキストコースは2つのクラスからしか選択できない。
進学クラス 国立・私立上位校、公立上位校を目指す人向け 特進クラス 最難関国立・私立、最難関公立高校を目指す人向け - 紙の添削問題に直接書き込んで、郵送する
- 1教科ずつの受講も可能。


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