参考書・問題集

【詳説日本史研究レビュー】一番わかりやすい日本史の参考書。補助として使うべき

望岡 慶(もちお)
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日本史の参考書として最高峰と言える『詳説日本史研究』

本記事では『詳説日本史研究』のレビューをします!

モチオカ
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『詳説日本史研究』とは

値段約2,700円
著者佐藤信、五味文彦、高埜利彦、鳥海靖ほか
出版社山川出版社
出版年2017年
もちおのおすすめ度★★★☆☆

※2008年に出版されたものもあります。あまり内容は変わっていなくて、「違いがない」と噂されていますが、今から買うなら2017年に出版された「改訂版」を買っておいた方が安心です。最新なので。

  • 「一番わかりやすい日本史の参考書」
  • 教科書をもっと分かりやすく丁寧に説明をしてくれている
  • 「長い文章をひたすら読むのは無理!」という人には向かない
  • 大学受験に使うなら、あくまで補助として

「一番わかりやすい日本史の参考書」

ほぼ間違いなく「一番わかりやすい日本史の参考書」です。

こんなに分厚い。これだけ分厚いと「ムダに細かく書かれているのかな?」って思うかもしれませんが、実はそんなことありません。

あくまでベースは、高校日本史の教科書として使われている『詳説日本史B』。この記述をベースに、もっと分かりやすく丁寧に説明をしてくれているのが『詳説日本史研究』です。

何かについてわかりやすく丁寧に説明をしようと思ったら、言葉が多くなることってあるじゃないですか。『詳説日本史研究』はそんな感じです。

教科書には載っていない具体例が追加で書かれていることもあります。でも、だから分厚くなっている…というわけではありません。ムダに細かく書かれているわけではなく、日本史をわかりやすく丁寧に解説してくれた結果、記述が膨大になった・・・って感じ。

例えば、江戸時代末期に開港した影響について書かれている部分。金銀の交換比率が海外と日本とでちがったことから、日本の金が海外流出した話が書かれているのですが、

↑教科書では、注に書かれていることも、

↑『詳説日本史研究』では、このようにかなり丁寧に書かれています。

また、明治憲法(大日本帝国憲法)の話では、その特色がかなりわかりやすく丁寧に書かれています。

東大・京大・一橋・早稲田・慶應レベル?

『詳説日本史研究』は「がっつりとした文章を読める人向け」です。

教科書と同じノリで、文章がひたすらズラーーーっと並んでいるタイプの参考書なので、「長い文章をひたすら読むのは無理!」という人には正直いって向かないです。

※東大・京大・一橋・早稲田・慶應を受けるのであれば、長い文章をしっかりと読めなきゃいけないので、「文章が多すぎて無理」っていう理由はどうかなあ…って思います。

※が、かといって、東大・京大・一橋・早稲田・慶應を受験する人にとって「必携の参考書」かと言えば、そうでもないかなあ…という感じ。教科書の『詳説日本史B』で、基本的には十分だと思います。

でも、「教科書よりももっと分かりやすく丁寧に解説してほしい!」って思っている人は、『詳説日本史研究』を持っておいても損はしないかなと思います。

社会人の学び直しにはtoo much

社会人の方が日本史の学び直しに使うには、ちょっとヘビーかなって感じます。記述量が多すぎなので。

『読んで深める日本史実力強化書』の画像

同じくらいわかりやすく丁寧に説明しつつも整理してまとめてくれている参考書に『読んで深める日本史実力強化書』があります。

『読んで深める 日本史実力強化書』を東大卒元教師がレビューする

『詳説日本史研究』とタイプは似ているけど、「政治」「国際関係」など、分野ごとに分けていろんな角度から説明してくれます。僕的にはこっちの方がおすすめ。

【読んで深める日本史実力強化書レビュー】教科書の行間をしっかり解説してくれる本
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おすすめの使い方

  1. 基本は教科書で勉強
  2. →つまずいた部分は『詳説日本史研究』を辞書のように使って勉強する

という使い方がいいかな、と思います。

大学受験ということを考えると、日本史に時間をかけまくるよりも国語や英語に時間をかけた方が良かったりします。

最初からガッツリ『詳説日本史研究』を通読するのはあまりおすすめできません。あくまで、補助として使うべし!

日本史のおすすめ参考書・問題集を東大卒元教員が紹介【大学受験】
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望岡 慶(モチオカ)
望岡 慶(モチオカ)
学習ブロガー
関東で生まれる → 公立中学校 → 公立高校 → 1年間浪人 → 東大(教育学部) → 東大院(教育学研究科) → 修士課程修了(教育学) → 公立中学校の教員に → 退職 → ブログをがんばる
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