思考力とは?考えるとは?「自分の頭で考えよう!」と言われて困っている人へ

「思考(=考える)」とは何なのか?
昔からたくさんの人が考えてきた永遠のテーマ。
僕なりの表現をすると、思考=「いろんな位置を試すこと」だ!(キリッ)
思考=「いろんな位置を試す」
たとえば、何か現象を目にしたときにそれを一方向からだけ捉えて「そういうものだな」と終わらせるのは思考停止。
そうではなく、その現象をいろんな位置に置いてみることが思考。
高くしたり低くしたりしてみる
具体と抽象を探す
- 〜という現象の具体例はあるだろうか?
- 〜という現象を抽象化できるだろうか?
左に行ったり右に行ったりしてみる
類似や対比を探す
- 〜という現象に似た例はあるだろうか?
- 〜という現象と他の現象の関係性は?
グループ化してみる
- 〜という現象はどんなグループに属する?
前に行ったり後ろに戻ったりしてみる
原因と結果を探す
- 〜という現象が原因となって起こることは何だろうか?
- 〜という現象はなぜ起きたのだろうか?
目的と手段を探す
- 〜という現象が目的だとしたら、どんな手段が必要だろうか?
- 〜という現象が手段だとしたら、どんな目的を達成するためだろうか?
オープンワールドゲームの操作に似ている
いろんな位置を試す。現象・物事をいろんな位置に置いてみることで、対象の特徴や関係性が鮮明になっていく。これが思考というものの正体なんじゃなかろうかと。
オープンワールドゲームっぽいなと思う。
プレイヤーはマップを理解するために、
- 前に進んだり後ろに戻ったり
- 左右に移動したり
- 高い場所に登ったり地下に潜ったり
- 一人称視点から三人称視点へ切り替えたり
といった操作をする。カーソルをぐりぐりして様々な場所に移動することで(=「いろんな位置を試す」ことで)、「あの街とこの街は近いな」「この道はあの場所につながっている」のように、地図の全体像が見えてくる。
立ち止まってうーんと考えるだけでは、マップの全体像はつかめない。動いて、視点を変えて、いろんな位置を試すことで、全体像が明らかになる。
「思考本」に書かれていることはほぼ同じ
世に出ている「思考」に関する本は、表現は違えど、言っていることはほぼ同じだと思う。
思考法に関する名著『知的複眼思考法』では、「常識や紋切り型にとらわれない視点の切り替え」を説いている。「位置を変える」ってことだよね!
他の名著『思考の整理学』も、言っていることは「位置」の話に近い。自分なりの気づき(=素材)を全く別のものと関連づけることで思考が生まれる(「発酵」)とか、先人たちがすでに行った思考のなかに自分の思考を位置付けて調和させる(「カクテル」)とか。くわしくは本を読んでくれ。まじでいい本なので。
あと社会派ブロガーちきりん氏の『自分の頭で考えよう』では、「知識を関係性(=位置情報)とともに整理する」こと(=思考の棚)が重要だと書かれている。これも位置をいじることに近い感じがする。
最後に、灘高から東京大学理科三類に合格したYouTuberのベテランち氏。彼は思考を「広さ・深さ・速さ・高さ」の4つに整理している。わかりやすい整理で、この人本当に頭いいんだなって思う。
昔からたくさんの人が「考える」とは何なのか?について考え、いろんな表現の仕方をしてきたが、僕が終止符を打とうと思う。
思考=「いろんな位置を試すこと」だ!(キリッッッ)
最後までお付き合いくださりありがとうございました
参考文献
ちきりん(2011). 『自分の頭で考えよう』. ダイヤモンド社.
ベテランち(2021). 『真・勉強のコツ その① 広さ・深さ・速さ・高さ』. YouTube.













