大人の心得

思春期とは?

望岡 慶(もちお)
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そもそも思春期とは何なのでしょうか?

思春期の定義には様々な考え方があって、ティーンエイジャー(teenager)の時期と同じと考える人もいれば、世界保健機関(WHO)のように「人生の第2の10年間(10〜19歳)」と定義する場合もあります。

思春期にはさまざまな定義があるのです。

しかし現在、多くの研究者は思春期を「第二次性徴による生物学的変化の始まりから、個人が安定した独立した社会的役割を確立するまでの期間」と考えています。

スタートはわかりやすいですね。

思春期に起こる性ホルモンの分泌によって体や心に質的な変化が訪れるタイミングが思春期のスタートです。個人差はかなりありますが、一般的には10~13歳くらいでしょうか。

第二次性徴が始まった瞬間をドンピシャで捉えるのは難しいですが、外見の変化に現れるのでわかりやすいです

一方でわかりにくいのが思春期が終わるタイミング。

「個人が安定した独立した社会的役割を確立するまでの期間」とは一体…。ざっくり言うと「ちゃんと大人になった瞬間」ってことだと思いますが・・・。

モチオカ
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この定義でいくと、もしかしたら僕はまだ思春期のままかも……

先進国では20代以降も親と同居したり大学に通ったりするのが珍しくありません。

一方で、文化や国によっては、例えば15歳になったらすぐに大人としての役割を期待されることがあります。そのような文化の地域では、そもそも思春期という概念自体がなかったりする場合があるようです。

まあ思春期が終わるタイミングについて厳密に議論することに、そんなに意味はないでしょう。

重要なのは、第二次性徴を迎える10代ならではの行動パターンがあるということです。(※この傾向は20代に入ると落ち着いていきます。)

思春期への理解を深めて必要以上に振り回されないことが保護者に求められます。

参考文献

Blakemore, Sarah-Jayne. Inventing Ourselves: The Secret Life of the Teenage Brain

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モチオカ
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社会科ブロガー
千葉の公立中・公立高から、1年間の浪人を経て東大へ(文3→教育学部→大学院教育学研究科)。公立中学校の教員になった後、数年で退職。現在はブロガーとして生計を立てて8年目。★目標は、誰もが「勉強ができる」ようになること。「もともとできる人だけが伸びている」という現実を変えたい。「塾に入れたのに成績が伸びない」という家庭を減らしたい。そのために、「自分で学ぶ」ための教材・勉強法・指導法を紹介するブログを運営中。誰でも自転車に乗れるように、誰でも自学自習ができるようになるはず。★学ぶって、こんなに楽しかったのか。そう思う人(仲間)を一人でも増やしたい。
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